「明日からコスプレ月間よっ!」
なんてハルヒが宣言した昨日だが、何故か今日に限って部室には俺とハルヒしかいない。
「有希は?」
大食い大会の収録だそうだ。
「みくるちゃんは?」
お茶の勉強会があるらしい。
「古泉君は?」
バイトだそうだ。
バニー姿のハルヒが、俺に尻を向ける様に机にうなだれる。
ん?ハルヒ、網タイツはどうした?
「忘れたのよ」
不機嫌そうにハルヒは答えた。
どうでもいいが男子高校生に、ハルヒの形のいい尻と、白い素足は毒だ。
理性を抑えるのが大変だ。
寧ろ抑えきれなかった。
俺はハルヒの肩を机に押さえ付けた。
「えっ、ちょっ、何!?ちょっと!キョン!変なのが当たってる!離しなさい!」
暴れるハルヒを無視して、解き放たれた息子を股間と腿の隙間に差し込む。
「ちょっと本気で怒るわよ!やめなさい!」
未だに暴れるハルヒの耳元で本心を打ち明ける。
「ハルヒ、こんな時に言うのもなんだが、好きだ。」
「…本気?」
本気だ。
「…じゃ、じゃあ素股だけなら、やってもいい、わよ…」
恥ずかしそうに言うハルヒの上体を起こし胸を露出させる。
まぁその後は胸を揉みながら腰を振って終わりだ。
「…なぁハルヒ、本番は駄目なのか?」
「無理に決まってるでしょっ!そんな格好で初めてなんて死んでもお断りよ!!」
ハルヒの言葉で俺は自分の服を確認し、死にたくなった。