爽やかな風が文芸部室を通り抜けていく。  
・・・暇だ・・・  
俺は何度目かのあくびを噛み締めていた。  
まだ、ハルヒも朝比奈さんも古泉も来ておらず、長門が一人淡々とページを捲っていた。  
・・・  
ふいにお茶が飲みたくなり、おもむろに席を立つ。  
長門、お前もお茶飲むか?  
「・・・飲む。」  
湯飲みにお茶を注ぎ、長門の席に持っていってやる。  
ほらよ  
「・・・ありがとう」  
コト・・・机の上においてやる。  
ん、なんだ・・・  
長門が無垢な瞳で見つめてくる。  
「・・・あなたの耳の中に異常物質がある。」  
そういいネクタイをつかむと耳の中を覗き込んできた。  
「取り除く?」  
長門の無表情の目が爛々と輝いているのを俺は見逃さなかったね。  
長門はおもむろに立ち上がりパイプ椅子を横に並べた。  
「・・・来て・・・」  
長門はそう呟いた。  
せっかくだからやってもらうか。  
俺はパイプ椅子に横たわった。  
・・・  
長門の冷たい膝が気持ちいい。俺は束の間の至福を味わう。  
・・・  
一通り耳掃除が終わると、長門はちらっとこちらを見つめまたすぐに目を伏せた。  
なんだ、お前もやって欲しいのか?  
「・・・そう・・・」  
そうつぶやくと何も変わらないはずの長門の顔が赤くなるのを感じた。  
長門を横たわらせ耳を覗き込む。だが、耳はほとんど綺麗だった。  
だが、せっかく長門が甘えてきているんだし無下にしても酷だろう。  
そう思い、梵天で軽く撫でてやることにした。  
・・・  
「・・・くすぐったい・・・」  
長門がひざの上で顔をゆすぶらせる。  
おいおい、長門あんまり顔を動かすなって。  
膝の上で揺れる長門の顔が微笑ましい。  
っておいおい、長門、ナニをする。  
 
長門はおもむろにズボンのチャックに手を掛け、おろし始める。  
「人間の男性は性器を舐められると快感を得ると聞く。これはお礼。」  
そう、つぶやくと瞬時に俺のモノをとりだし、まるでアイスキャンディーを舐めるかのように  
チロチロと下を這わせ始めた。  
・・・長門、やめろ・・・  
「気持ち・・・よくない?」  
少し長門の表情が翳る。  
それは怯えるネコのようで・・・情熱、持て余す。  
・・・そうだよな、こいつも善意でやってくれているんだよな。  
 
気持ちいい。続けてくれ。  
俺は後先考えず、そう長門にむかって呟いていた。  
 
「ぺちゃ、くちゅ、はむはむ」  
長門の舌先は、初めてとは言えないような、滑らかな舌づかいである。  
俺がはじめてじゃないのか  
「・・・あなたのために、バナナで練習した」  
そう呟いたときの長門の顔で察した。照れているんだ。  
長門はそれから本格的に、行為に集中しはじめた。  
チロチロと舐められているかと思いきや、いきなり吸い取られるような感覚が断続に続く  
この時はまさに永遠のように長く感ぜられた。  
「ぺちゃ、ぺちゃ。はむぅ、くちゅ、くちゃっ・・」  
逝きたいのに逝けないそんな快楽の狭間に苛まされる。  
長門・・・そろそろ・・・  
「わかった」  
長門は一言ですべてを察してくれたようだった。  
喉元までくわえ込むと、一気に絞りとるかのように吸い付いた。  
うぁ・・・  
どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ  
長門の喉奥に、かつてないほどの精液がそそがれる。  
「こく、こく、・・く、けふけふ」  
最初は飲んでくれていた長門だったが、あまりの量に飲みきれず・・・  
俺は長門の顔にぶちまけていた。  
・・・  
長門の顔は俺の精液でベタベタだ。なんか征服感。  
それをティッシュでぬぐってやる。  
一方、長門はおいしそうに俺のモノを綺麗にしてくれる。  
それをみるともう一度、硬くなってきてしまい。  
「もう、一回する?」  
長門に見つめられ、どうしてNOといえようか  
・・・  
が、そのとき  
ガラっ・・・  
「おくれてごめんね〜」  
今日もハルヒが奇声をあげてはいってきた。  
その声を聞き、長門は素早くチャックを引き上げる。  
「ちょっと、キョン・有希、何やってるのよ」  
ハルヒは目敏く長門の頭が俺の膝の上に乗っているのをみつけ、ズンズンこちらへ歩いてきた。  
みみかきだ、みみかき。  
「耳掻きですって〜?・・・」  
ハルヒは長門の顔と机上のティッシュを峻別する。、  
「団長命令よ。私にもやらせなさい!!」  
そう命令したハルヒの横顔は満面の笑みを浮かべていた。  
 

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