キョン「長門、何だ相談って」(珍しいな…長門が相談とは…長門ができないことは俺もできないということなんだが…)
長門「私は有機生命体のように、稼動に必要な栄養を摂取する必要性がある。しかし、最近、味覚パラメータにエラーが発生した。可能性として、普段摂取している物が原因と思われるが詳細は不明であるが…」
キョン「(遮るように)わかった。もういい。」
長門「…」
キョン「要するにカレーに飽きたんだな…」
長門「…代換物を提案して欲しい。」
キョン「代換物って…」
長門「まずはあなたの嗜好を参考にしようと思う。」
キョン「俺の好物のことか…」
長門「…そう」
キョン「それは…」
長門「…」
キョン「カレーだ。すまん。参考にならなくて…」
長門「………」
キョン「…」
長門「(呪文を唱える)」
キョン「うお!」(あたりを見渡す)
長門「味覚パラメータの累積値を初期化した。問題は解決した。」
キョン「そうか…良かったな…長門…」
長門「良かった…」(と、去っていく)
キョン(自分で解決できるならなぜ俺に相談したんだろう…)