「涼宮ハルヒの第三種接近遭遇」
ある日の北高。校門の前で一人の少年が校内を覗き込んでいる。それを発見する
ハルヒ。
ハ「ちょっとアンタ、ここで何してんのよ。」
少「ひっ・・・、えっと、あっ、涼宮ハルヒだ!」
ハ「えっ?何であたしの名前知ってんのよ。」
少「いやあの、本で読んで・・・。」
ハ「本?なんのこと?アンタなんか怪しいわねえ。どこから来たのよ。」
少「え・・・、え?ほ、本の外の世界から。」
ハ「何わけのわかんないこと言ってるのよ。頭にプロペラつけて、変な靴
はいて、でかいメガネつけて。・・・ひょっとしてアンタ宇宙人?未
来人?それとも異世界人?」
少「ええっ?ま・・・まあ確かにこれは未来の道具・・・」
ハ「なんですって!?よし決めたわ、アンタいまから部室に来なさい!
いろいろ尋問してやるわ。」
少「えっ、いやあの・・・、さ、さよならっ!」
ハ「ちょっと待ちなさい!って空飛んでる!どういうこと?コラー、
降りてきなさーい!!」
少「ふう、あぶなかった。本で読んだ通りのコだったなあ。一旦
帰ろうっと。」
ハ「き、消えた?!なんなの?・・・、そうか間違いないわ!今の少年は
異世界人か未来人よ!きっとSOS団を調査しにきたのね!そうわいか
ないわよ!パトロールでこっちから見つけ出してやるんだから!」
帰宅した少年
「のび太くん、どこいってたの?」
少「ドラえもん、この『絵本入りこみぐつ』って小説にも入れるんだね。」
ド「絵がついてれば、絵本だからね。」
少「どうしてそんなに都合よくなるの」
ド「詳しく話せば長くなる」
終わり