「……や〜い……サスケや〜い……!! ふぅ……」  
 
 「どこいっちゃったのさっ……サスケ〜サスケや〜い………いないにょろ〜……」  
 
 
 
 キョンの体内時計が午前7:00をお知らせします...ピッ、ピッ、ピッ...ピー  
 
 ――バッ、バッ  
 
 煩わしい掛布団には目もくれず両足でベッド下に蹴り飛ばす。凡そ八時間は光を見なかった目を気合いで見開くとそこには……  
 毎朝お馴染みの大の字フライング妹ボムがあった。俺は心眼で妹の背中の位置を測ると即座に妹の胸と背中を掴み中空にぶら下げた。  
 「キョンくんおっぱい触ってる〜! えっち〜!」  
 フン……真正におっぱいと呼べるほどのモノを持ってから言うんだな。俺はまな板を触っただけだ。  
 ポイと妹を投げ捨てて、日々難易度を高める朝の軽い運動を終えてキッチンへ向かった。  
 
 
   
 ――ガツガツ  
 
 「ごはんは逃げないから落ち着いて食べなさい」  
 確かにごはんは逃げないが時間は逃げるものなんだ。  
 とりわけ胃の強い方ではないが学校のある日の朝は別だ。朝の五分は命より貴重とはよく言ったもんだ。  
 早メシ早グソ芸のうちってな。落ち着いて食べる時間がある時はそうするさ、しかし今はそうではないんだ。  
 
 「いってきます」  
 「いってきなさい」  
 むう、ついに命令形か。なるほど、俺の知らないところで妹が母に何か告げ口してるんだな。  
 例えば今日のまな板みたいな些細なこととか、な。  
 
 
 学校に向かう途中にススキの穂の波を見つけた。  
 いくら近代化を受けて情報社会が栄える関東地方と言えども、季節の風物を残すだけの場所はまだまだ残っている。  
 ちょっとした日常の変化が何となく新鮮で、また今日も新しい気持ちで登校するのさ。それが日常だ。  
 俺の所属するSOS団(一応部活だ)は、宇宙人の長門有希、未来人の朝比奈みくるさん、超能力者の古泉一樹、そして神のハルヒだ。  
 こんな部にいたら平和な日常という宝物が、風に揺られる灯火のように脆いものになるだなんてことわかりきっている。  
 だからちょっとくらい、通学の間だけでも日常のリアリティを感じて一般人の感覚を養うくらい、悪いことじゃない、普通だろ?  
 
 
 
 「ねえ、キョン。もうススキの季節ね」  
 例によって例の如く、性懲りもなくハルヒが後ろからつついてくる。  
 「ああ、そうだな。やっと長かった夏も終わった、ってところだな」  
 「キョンの夏が運命の出会い無く終わっても、まだまだSOS団は終わらないわ」  
 ヤクのバイヤー(麻薬の商人)のようにニヤニヤしながら言うハルヒ。  
 まあ、俺の夏がこれで終わろうと、今年は春から色々な出会いがあったんだからそれはそれでいいさ。  
 それにしてもSOS団がまだまだ終わらないというのはどういった考え方だ?  
 ちょっとした衝撃で爆発するニトログリセリンのような危険物を団長に今まで存命出来ただけでも大したもんだが。  
 「そりゃ確かに今年の夏も色々あったわ、でも夏最大のイベントをまだやってないじゃない!」  
 返事のしない俺が、自分の思い通りの返事をしたと思い込み話を続けるハルヒ。  
 「祭か?」  
 「……違うわ、けどそれもいいわね」  
 げ、油を注ぐような事は言うもんじゃないな。それでなくても常にオイル満タンのようなやつだってのに。  
 「星空の下での初体験か?」  
 「全然違うわよ、けどそれもいいわね……星空の下なんてロマンがあるじゃない……!」  
 それもありなのか。言ってみるもんだ。まあ相手は間違い無く俺じゃなさそうだがな。  
 「……もうっ、バカキョン。肝試しよ! 心霊探索っ!!」  
 顔が近いぞ、いい匂いだぞ、ハルヒ。  
 それにしても……肝試しオンリーなんて聞いたことないぞ。大体肝試しは夏の夜とかの、例えば祭りの後にやるような思い付き行事だろ?  
 「細かいことはいいのよっ! やるといったらやるんだから、キョンは良さげな穴場探しときなさいよ!」  
 ビシッと音がしそうなくらいいい指のつき付け方をしてハルヒが言った。  
 へいへい、そうきましたか。また俺ですか。わかりましたよ。しかしハルヒ、因みにな、穴場探しなら古泉の方が全然得意だぞ。  
 「どうして? 古泉くんって心霊系なの?」  
 いいや、穴系だ。  
 
 「ハッ!! 誰かが僕を呼んでいる……!? アーッ!」  
 
 
 ハルヒが何かに気を取られる時には必ず何かが起こる。こればかりは規定事項になっているから対処できん。  
 ハルヒが望めばそれだけそれに関係することが起きる。ハルヒはそういう力を持っているからだ。理解出来ないならしなくていいぞ。  
 しかしこれは……流石に関係なさそうな話だ……  
 「キョンくん……ねえキョンくんっ!! 聞いてるのかいっ!?」  
 「え……? ああ、すいませんちょっと考え事してて」  
 「も〜っ! 困ってる乙女の相談はちゃんと聞くにょろよっ!?」  
 ちょっと出てるオデコと独特な口調が可愛いこの人は鶴屋さんだ。SOS団の……まあ、パトロンみたいなもんだ。  
 ふむ、ちょっと怒った鶴屋さんもまたオツだな。  
 日本にもし一夫多妻制度があったなら朝比奈さんの次の結婚相手として迎える準備を今のうちからするというのに。  
 「それで、なんでしたっけか?」  
 「……また最初から話すにょろ〜? まあいいっさ、頼んでるのはあたしのほうだからねっ!」  
 元気リンリンの鶴屋さんも見過ごせないな。今が放課後の教室じゃなければあんなことやこんなこと……  
 「それでねっ、昨日っからウチの茶髪の弟が帰ってこないっさ……」  
 弟? 初耳ですね。 その弟もやっぱりオデコが……  
 
 ――バシ、バシ  
 
 「これでも結構気にしてるんだから言っちゃダメっさ!!」  
 いててて、やめてください……!  
 
 「キョンさっさと部室いく……なにしてるの? あっ鶴屋さん!」  
 いいタイミングだハルヒ、半永久的ビンタに終わりの鐘を鳴らしてくれたな。  
 「あっ、ハルにゃん……! あのなんでも……」  
 「いや、鶴屋さんのオデコがおおk」  
 「にょろ〜〜〜!!」  
 
 ――バシバシバシバシ  
 
 「な……なんなの……?」  
 
 
 というわけでここはSOS団の本拠地だ。  
 なにがというわけでなのかもわからんし、SOS団に支部などありゃしないが気にするな。  
 「え〜っと……というわけであたしの茶髪の弟がいなくなっちゃったっさ……」  
 結局話がまとまらずに部室に連れてこられた可哀想な鶴屋さんの第一声がそれだった。  
 「ふんふん、それをSOS団で探して欲しいってわけね……わっかりました! 任せて! いいわね、みんな!?」  
 こいつはまた……見つかるかどうかわかりゃしないのに人を励ますようなことを……  
 
 「ちょうどよく明日は休みですしね、僕は全然構いません」  
 「私も大丈夫ですけど……茶髪の……ってたし」  
 「大丈夫」  
 鶴屋さんの独演とハルヒの独裁がかかってみんなは洗脳されたように賛成し、俺は独立した。  
 朝比奈さんが何かをいいかけたような気もするが長門が対抗呪文のように言葉を遮ったな。  
 
 「しかし鶴屋さん、俺も探すのはいいんですが、なんか特徴がないと……」  
 自分で言って全くだ、と思うのに団員は何もいわんのか。全く人事だと思って……人事か。  
 「そうにょろね……名前はサスケっさ、歳は確か……10歳にもなるかなっ……?」  
 サスケッサ……ですか? 随分またひねくれた名前を……  
 「うう〜っ、キョンくん絶対わかってていってるっさね!? あたしのこと嫌いにょろ〜……?」  
 これは失言、過剰なイジリは嫌われる元だな。  
 「キョンうるさいっ! 続けてもらえますか? 名前はサスケくん……ね……有希メモ」  
 「私がメモするの? それともメモ帳を貸せばいいの?」  
 おお、生きる置物もいたんだな。しかし何言葉か喋らないと解らんから最初に言うがここにはSOS団は全員いるぞ。  
 「どっちでもいいわよ」  
 ぶっきらぼうに言ってハルヒはアゴで鶴屋さんに続きを促す。  
 
 「うん、それでね……茶髪で、すっごいやんちゃくんかなっ? あと木登りが得意だけどよく降りれなくなるっさ」  
 ふんふん……最近のガキは茶髪なのか……  
 「……メモメモ」  
 「あ、あと体が柔らかくて、まるっこいにょろ! サスケって呼ぶとこっちよってくるにょろっ!」  
 ふんふん……誘拐しやすそうだ……  
 「……メモメモ」  
 「あとは……たまにヘビとかとってくるにょろ。木の下とかでよく食べてるにょろ!」  
 
 ふんふん……ふん……?  
 へ……へビ捕まえてよく食う……?  
 「…………」  
 「…………」  
 「……メモメモ」  
 最後のはいいとして……なんだこの空気は……? 俺は文芸部室と間違えて真冬の昭和基地にでも来てたのか……?  
 おいハルヒ……ぼーっと口あけてないで防寒対策をしろ、死ぬぞ。  
 古泉……もしかして鶴屋さんの弟もヒューマノイドインターなんとかなのか……?  
 長門、お前はどうでもいい。一人だけハワイにいるようなツラすんな、怖がれ不思議がれ。  
 朝比奈さん……あなただけは俺が守って……ってなんであなたがハワイにいるような顔してんですか……?  
 朝比奈さんちはヘビが主食ですか?  
 鶴屋さん……弟さん一回悪魔祓いしてくれませんか? だめですか。そうですか。  
 
 
 人が十秒で凍死する沈黙の嵐は九秒コンマ九あたりのギリギリのところで少しだけ収まった。  
 古泉がハルヒに何かを話し始めたからだ。  
 「……涼宮さん……涼宮さん、ちょっと耳を貸してください……」  
 「あ……あ……なに……?」  
 さしものハルヒも永久凍土の地には勝てず沈黙していたのが、少しずつ春の蕾が目を覚ましたかのように口を動かし始めた。  
 「……もしかしたら鶴屋さんの家では厳しい戒律があってヘビをとって食べることがあるのでは……?  
 ……それが躾、言伝、果ては虐待なのかはわかりませんが、ここは話を合わせた方が被害が少ないかと……」  
 まさか自分の家柄の事まで疑われてるとは知らずに鶴屋さんは“どうしたのさっ?”的なスマイルを携えている。  
 もしかしたらヘビを食べたから鶴屋さんは“にょろにょろ〜”なんて語尾を強制される呪いに……?  
 「そ……そうね……! 多分それが一番だわ……!」  
 それだけ言ったハルヒは今から水中に潜るといった風に空気を大きく吸い込んだ。  
 
 ――バンッ!!  
 
 ハルヒが机を強く叩いた。固まってしまった氷が溶けたように部室に色が戻ってきた。  
 
 「みみ……みんななに固まってんのよ!? へ……ヘビなんてよく食べるじゃない……? ねえキョン!?」  
 唇が震えて脂汗タラタラなのはまだいいが俺に振るな!!  
 「い……いやその……あのだな……」  
 俺が返事に困っているとコイツはまた大変な事を言い出しやがった。  
 「な、なによバカキョン!! わわわ私なんて昨日……た……食べたわよ!!  
 お、おいしかったわ……あ〜そりゃもうおいしかったわ!! アハハハ!!」  
 や、やめろハルヒ!! お前の精神は崩壊寸前だ!! これ以上無理はするんじゃない!!  
 「ああ、あのぅ……」  
 「なによみくるちゃんアンタヘビ食べたことあんの!? おいしいっていってるじゃない食べなさい!!」  
 「ふえ!? ふえぇ……」  
   
 と、今まで石像の様に口をつぐんでいた当の本人が叫んだ。それは耳を疑うような言葉だった。  
 
 「ハ、ハルにゃんヘビ食べるんかいっ!? ごご、ごめっ……あ、あたし知らなかったっさ!! ハルにゃんそういう土地の生まれだなんて……!!」  
 
 …………。  
 
 「えええええええぇぇぇぇ!?」  
 「えええええええぇぇぇぇ!?」  
 ……えええええええぇぇぇぇ!?  
 
 “矛盾”という名の寒波が吹き荒び、“理解不能”という名の雨が降り頻る中、長門が口を開いた。  
 
 「……メモが完成した  
 名前.鶴屋サスケ  
 年齢.約10歳 特技.木登り  
 特徴.まるっこい 柔らかい  
    茶髪 やんちゃ  
    名前を呼ぶと来る  
 主食.ヘビを木の下で食う  
 …………おk?」  
 
 ……おk、って……お前……  
 
 
 
 例えばマンションの一室にいたとする。書斎の机の上には箸入れに入った箸があって、窓からは橋が見えたとする。  
 そこで急に電話が掛ってきて“いますぐにはしのまわりをみろ”と言われたならアンタは何を見る?  
 箸入れに入った箸の周りを見るか? 窓から見える橋の周りを見るか? それとも窓から見える橋の端を見るだろうか?  
 
 人は誰しも勘違いをするものだ。勘違いをしない人間なんて絶対にいない。  
 それは宇宙人でも多分同じだと思う。長門だってたまに言語の勘違いをする。  
 確かあれは……初めて長門が間近で犬を見た時だな。  
 「長門、これは“いぬ”だ」  
 「……いる」  
 「……は?」  
 「これは“居ぬ”……でもここに“居る”」  
 「……バカか」  
 
 「……作り話はやめて」  
 おっ、すまん長門。とっさに良さげな話を思いついたんでな。ネタにさせてもらった。  
 まあ、話を戻すと、人は勘違いをするってことだ。時に勘違いは命を落とすこともある。  
 まあ俺達は永久凍土の南極は昭和基地にワープさせられたんだがな。  
 
 
 
 「猫なら猫って言って下さいっ!! 私ヘビなんか食べないしおいしくもないっ!!」  
 区間内警笛鳴らせの標識を見て、警笛を鳴らし続けて走る車のように、絶え間なく我が団団長は力の限り怒鳴った。  
 哀れなその矛先は先程から肩をすくめて怒声に耐える長髪の女性、鶴屋さんだ。  
 「あ……あたしにとっては……茶髪の弟ってくらいかわいい存在……にょろよ……?」  
 「もういいですっ!! 次、みくるちゃん!! 知ってたんならなんでもっと早く言わないのよ!?」  
 「ええぇ……だ、だ、だって私言おうと」  
 「言い訳をしないっ!! いいわ、今度とってもおいしいヘビごはんをご馳走するから覚悟しなさいっ!!」  
 「ええぇ!? そ、そんな……!」  
 ハルクのような怒声を張り上げるハルヒの口から降り注ぐツバをうけて、悲しい顔をしているのは朝比奈さんだ。  
 いいんですよ、あなたはなにも間違ったことなんかしてやいませんよ。  
 ただちょっと気が小さかっただけですから。  
 
 
 「作ってしまった探し人のポスターを動物用に修正した」  
 小鳥のさえずるように長門が言う。  
 そもそもあんな短時間でどんなのをプリントしたんだ? ちょっと見せてくれ。  
 「これ」  
 
 長門がごそごそと鞄から取り出したのは簡素な印刷用紙にゴシックの字体が記してあるだけのモノだった。  
 
 どれどれ……  
 
 探し人 鶴屋サスケくん(10)  
 
 茶髪で丸く、体が柔らかい  
 名前を呼ぶとこっちに来ます  
 ヘビが主食でやんちゃな男の子!  
 見かけたら下記まで御一報下さい  
 
 電話…………  
 Eメール…………  
 
 勘違いという普段小さな脅威がまさかこれほどのものだとは誰が思うだろうか?  
  ……ヘビが主食でやんちゃな男の子……これはこれは、俺にはもうなにも言えん……  
 
 「これが修正版」  
 
 そういってまた長門は似たような紙切れを取り出した。ぶっきらぼうにマジックで拙い訂正が施されていた。  
 
   猫  
 探し● 鶴屋サスケ●●(10)  
 
  色  
 茶●で丸く、体が柔らかい  
 名前を呼ぶとこっちに来ます  
 ヘビが主食でやんちゃな●●●●ねこ!  
 
 見かけたら下記まで御一報下さい  
 
 電話…………  
 Eメール…………  
 
 お前、万能宇宙人じゃなかったのか? “ねこ!”って……  
 
 
 「ちょっとキョン何勝手に話してんのよ!! 今から予定を言うから黙って聞きなさい!!」  
 俺には長門と話をする権利もないのかと自分の存在価値を確認する余裕も与えずにハルヒは言い放った。  
 
 「明日は九時からいつもの公園に一度集合! 詳しいことは現場を見ないと解らないから明日決めるわ! 以上、解散!」  
 
 
 
 ススキの野原は何度みても幼き日の郷愁を思い出させる。特に夕闇が迫る帰り道なんてのはな。  
 「ところで鶴屋さん、報酬は出るんですか?」  
 何の気も無く聞いた。何の気もなさそうな返事が帰ってきた。  
 「う〜ん……考えてなかったっさ!」  
 目は鷹から貰い、身体は幃駄天から貰い、耳は地獄から貰ったハルヒが隙をついてかます。  
 「なに厚かましいこと言ってんのよ、SOS団が人に報酬を求めちゃダメなのよキョン!」  
 なに厚かましいこと言ってんだ。好きで探索に行くのはお前一人だろうが。  
 なにか報酬が無くちゃ団員もレジスタンスを起こすぞ。 ……いつか、な。  
 
 「う〜ん……チュ〜してあげよっかなっ! ……あ、冗談っさ冗だ」  
 「何言って……そんな勝手に……! ダメよキョ……」  
 「何を言ってるんですか! 今時の高校生がキスくらいで働くと思ったら大間違いですよ!!」  
 
 鶴屋さんは突然の怒声にまた肩をすくめる。  
 
 「せめて星空の下での初体け」  
 ――ドカッ!!  
 
 「ハァハァ……ちょっとキョン!? それって私とじゃなかったの!?」  
 
 どうしたハルヒ、顔が真っ赤だぞ?  
 
 「え……? 違うんじゃないのか……?」  
 
 「ちょ……バババ、バカキョンッ!!」  
 
 「…………」  
 「…………」  
 「…………」  
 「……バイトが入りましたよ……逝ってきます」  
 ご苦労、そのバイトの原因は恐らく俺だ。  
 
 立ち並ぶススキの波と、呆然と立ち尽くす団員&パトロンを見て俺は思った。  
 とにかく明日だな。  
 
 《続く》  
 

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