ある晴れた日のこと俺は教室で考え事にふけていた。  
3時間目は政治・経済かったるい授業だった。教師の言葉など頭の中には入ってこなかった。  
俺はどうやってハルヒを犯そうか考えている。後ろの席にいる涼宮ハルヒは股を開きながら寝ている。  
俺は鏡を利用してどうにか除こうとする。  
「クソッ、あと少しで見えるんだが、なかなかむずかしいじゃねーか。」  
すると、ハルヒが起き始めた。  
「ちっ、起きてしまったか。」  
俺はさわやかにハルヒに話しかけた。  
「なぁ、ハルヒ今度からもう少し短いスカートにしてくれないか?」  
「はぁ?あんた何言ってんのよ!頭おかしいんじゃない!!!」  
「短いほうがカワイイんだけどなぁ…」  
「わ、分かったわよ。別にあんたの好みに合わせるわけじゃなんだからね。」  
「分かってるよ、カワイイなハルヒは。」  
「ば、馬鹿じゃないの」  
 
次の日  
 
俺は顔がにやけそうになりながら登校していた。  
教室に入ると、そこにはパンツが見えそうなきわどいところまで短いスカートをはいたハルヒがいた。  
教室にいる男子生徒達はかなり盛り上がっている。  
「おいっ、きょうの涼宮かなりエロくねぇ。」  
国木田が中心となって話している。  
「ああ、階段の下から覗いたけどよ、Tバックだったぜ。」  
名もない生徒がせんずりこきながら騒いでいる。  
「マジかよ!よーし、昼休みは階段の奪い合いだな」  
国木田がうれしそうにはしゃぐ。  
まったく俺のおかげなんだから感謝してほしいぜ。  
 
授業が始まった。  
 
「ハルヒ。ちゃんとはいてきたみたいだな。」  
「今日は、暑いからね。」  
しらじらしいヤツだな。  
「ところで今日はTバックっていうのは本当か?」  
「な、なんでアンタがそのこと知ってんのよ!」  
「風のうわさで聞いてな。」  
「そ、そうよ!悪い」  
「いや、別に悪くはないよ。(なんとしてもこの目で見てやるぜ)」  
「そう、じゃあ、あたしは寝るから。」  
「そうか、分かった」  
10分ぐらいしてから俺は実行に移った。  
なんせ後ろの席だからな、少し立ってもきずかれないだろう。  
俺は消しゴムをハルヒの椅子の下にわざと落とした。  
拾うフリをして、まずはスカートの中を覗きこむ。  
「おお、マジできわどいパンツだ。」  
国木田がこっちに気づいたみたいだ。  
「おいっ、キョン何してんだよ!」と小声で聞いてきた。  
俺は当然のように言った。  
「消しゴムを落としたから拾っているだけだが…」  
「何言ってんだよ!どう見たって涼宮の股の方に目が向いていたぞ。」  
「健全な男子なんだから少しぐらい目がいったって自然だろう」  
「そ、そうか。お前ってそんなキャラだったか?」  
「後でお前に相談があるんだ。協力してくれ。」  
「わ、わかった。」  
 
こうして昼休みまで時間は過ぎていく  
 
昼休み  
 
俺は国木田と昼食をとっている。  
 
「んで、キョン。話しってのはなんだ?」  
「な〜に、ちょいと手伝ってほしいんだ。ハルヒを犯すために」  
「ぶっ、す、涼宮を犯すだって〜」  
弁当を噴きながら大声を出す。  
「馬鹿、そんな大声でしゃべるな」  
幸い教室には男子しかいないため助かった。  
「す、すまん。まさかお前の口からそんな言葉が出るとは思わなかったからよ。」  
「気にするな」  
「しかし、中学と違ってお前変わったなぁ」  
「んっ、ハルヒを意識するようになってから俺の中の何かが変わってな。」  
「まあいい、で、どうするんだ」  
「ああっ、昨日科学室からコレを盗ってきた」  
「そ、それは、まさか…」  
「そう、クロロホルムだ。コレを嗅がわせれば誰だってバタンQよ。」  
「やるじゃねーか、キョン!なんか成功率が高いみたいだから喜んで協力するぜ」  
「そういってもらえると、嬉しいぜ。この話は俺とお前だけだからな」  
「分かっているぜ。こんないい話、誰にも言わねーよ。」  
「よしっ、今日の放課後に実行に移る。」  
「わ、わかった」  
 
こうして俺は国木田をうまく利用することに成功した。  
次はハルヒをあらかじめ呼んでおかないとな。  
 
「お〜い、ハルヒ。」  
「んっ、何?」  
「実は、放課後話したいことがあるんだ」  
「別に今でもいいじゃない。」  
「いや、だめなんだ。大事な話しなんだ。放課後、旧校舎のほうに一人できてくれ。」  
「わ、わかったわよ。(大事な話しって何かしら。ドキドキ)」  
 
ふふっ、これですべてはそろった。  
 
放課後 旧校舎  
 
ちっ、何してやがる。国木田のやろう。早く来ないと作戦がパアになっちまうじゃないか。  
「お〜い、キョン」  
やっと来たかと思えば、なんで谷口もいるんだ!?  
「水臭いじゃねーか、キョン。俺も誘えよ。」  
「ご、ごめんキョン。谷口にきずかれちゃった。」  
「まあ、いいだろう。昔から俺達3人抜け駆けはなしだからな。」  
「そういうことだ。で、何をすればいいんだ」  
「簡単なことだ。実はハルヒはもう呼び出してある。後は俺が話している内にお前達が  
 アレの臭いをハルヒに嗅がわせるだけだ。」  
「なるほど、さすがキョン」と国木田。  
「コイツは昔から悪ジエが働くからよ」と谷口。  
「ふふ、まあな。よし作戦にうつるぞ。」  
 
「遅いわね、キョン。」  
「やあ、ハルヒ」  
「キョンっ!遅いわよ」  
「悪かったな。で、話しは変わるがハルヒお前は処女か?」  
「な、何を言い出すのよ急に」  
顔を真っ赤にしながらつっかかってくる。  
「重要なことなんだ。ハルヒお前は純粋だよな。」  
「あ、あたりまえじゃない。経験なんてないわよ。」  
「そうか、ソレを聞いて安心したぜ。」  
俺の指パッチンの合図と共に谷口と国木田が現れハルヒにアレの臭いを嗅がす。  
バタンとその場に倒れたハルヒを旧校舎の保健室へつれていく。  
「やったなキョン!!!」と谷口  
「で、でも、大丈夫かな」と国木田  
「何、今さらびびってんだよ。ここまで来たんだ最後までやろうぜ。」と谷口。  
「よしっ、服を脱がせろ」  
「わ、分かった。ゴクリッ」  
バチバチっと  
「うぐっ、キョ、キョン、テメエまさか最初から俺達を…」  
「し、しびれる」  
「そうさ、ハルヒは俺のものだ。俺だけが触れる権利があるのさ!」  
「キョ、キョン、ゆるさねーぞ。」  
「ふふっ、そんなフラフラな状態でなにができる。」  
「くっ、スタンガンか」  
「そのとおり、お前らは最初から捨て駒扱いなのさ。」  
「くっ、そういや、お前は昔から腹黒かったから…な。」  
ドサッ  
谷口は終わった。次は貴様だ国木田。  
「待ってくれ、キョン。誰にも他言しないから」  
「黙れ。」  
「ぐわぁぁぁー」  
ドサッ  
「これで、邪魔者はいなくなった。」  
 
 

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