* もしもハルヒとキョンがバカップルだったら三人組は泣いちゃうぐらい不幸になるのかもと思いますた小ネタ。
「ねえ…キョン。愛してる」
「俺もだハルヒ…愛してる」
こんにちわ。みくるちゃんです。
ただいまわたしは文芸部室ことSOS団の部室にいます。
「本当に?じゃあ…もう一回言って?」
「ああ、何度だって言ってやる…愛してる。大好きだ」
昨日、キョンくんと涼宮さんが晴れて恋人同士になりました。おめでとうございます♪
おかげで部室はものすごいピンク色。そんじょそこらの新婚さんよりも濃密な淡紅色に塗り潰されています。
「…にしてもハルヒ、反則だぞ。お前のその格好」
「だってキョンが喜ぶと思って…」
涼宮さんはポニーテールのメイドさん姿。実はメイド萌えなんだって、告白のときに言われたんだそうです。
あ、ちなみに今のわたしはいつもの制服姿ですよ。まだ死にたくありませんから。
「可愛い。すっごい似合ってるぞ…ハルヒ」
「わあ…嬉しい。嬉しいよお…、キョン」
二人は団長机の上でイチャイチャしています。教室でもイチャイチャしてたらしいです。良いご身分ですね。
桂三枝師匠と山瀬まみさんは毎週こんな人達とお話しているんでしょうか。尊敬しちゃいます。
「ねえキョン?見て…キョンに見られてると思ったら…こんなに…」
「俺も、ハルヒにこんな傍にいられたら…」
わたしが座ってる位置からはよく分からないけど、お互いの股間を弄り合ってハアハアしているみたい。
たった一夜でディープキスのできる関係になるなんて凄いと思います。盛りって怖いですね。
「ふぅ…ん…ちゅぷ…ぷは…っあ、ひぅっ!…はあ、もう我慢できなひ、よお…キョン…ふぁ」
「ああ…俺もだ、ハルヒ。お前のなかに挿れたくてたまらん」
部室には唾液を交換し合うお二人の他にも、わたしと長門さんと古泉くんがいます。
でもそんなことはまったく気にならないみたい。わたし達も気にしません。気にしたら負けかなって気がするので。
「でもハルヒ…その前に、これなんかどうだ?」
「ん、ふえ…なに、それ?…え、バイブ?」
改めて言いますけど、二人のお付き合いが始まったのは昨日からです。正確には18時間前です。
たった一日で玩具を使い出すだなんて昨晩は何回したんでしょうね。二桁だとは聞いていますけど。
「あ、ああん!んあ、や、すごいっ、なかで、うぅ、ブルブルしてるぅ…あ、ひゃっあ、あっあっ、んん!」
「どうだ?こんなに俺以外のモノでこんなにぐちゃぐちゃになって…気持ち良いんだろ?」
念の為言いますけど、昨日まではずっと涼宮さんがお二人の主導権を握っていたんです。
今はすっかり逆転してキョンくんが涼宮さんを苛めちゃってますけど。よっぽど床上手だったんでしょうね。
「俺以外のモノ加えて、こんなによがって…淫乱だなあ、ハルヒは」
「いや、いやぁ…ひゃあっ、んんん!そんなこと、ああっ、ひう!…無い…のお…ああん!」
他の部員もいる場所でそんなことをしているお二人は立派なけだものちゃんです。
まあ、二人がお幸せになるのは全く構わないんですよ。他のお二人もきっとそう思っています。よね。
「ねえ…キョン?こんなので、キョンじゃないので、んっ、イキたくないよお…キョンのが…欲しいよお…」
「キョンのおっきいチンチン、はやく…あたしのオマンコにちょうだぁい…」
それにしても、ここまで来るのは本当に大変だったんですよ。一年余りの大苦労です。
お二人には禁則事項だけど、何回わたしが一人でタイムスリップしてお二人の恋のきっかけ作りに走り回ったことでしょう。
「ああ、キョンのが、キョンのが入ってくるぅ…熱い…おっきいよお…」
長門さんも、お二人の失敗の後片付けや妨害の対処にどれほど奔走していたか。そりゃあエラーだって溜まりますよね。
「ひっ、ん、あんっ、ああっ!キョン!すごい、すごいのお!なかで、あん、いっぱいぃ、動いて、ひあっ、ん、あん!」
古泉くんも、昨日のなかなか告白しないキョンくんのせいで大量発生した閉鎖空間の破壊、疲れ様でした。今も顔が凄いやつれてますよ。
「あ、ひあ、もう、もうらめぇっ!あん、ひゃめなの、いっちゃう、いっちゃうのお!」
本当に、皆さんお疲れさまでした。
「キョン、なかに、なかにいっぱい、あん!ん、ああ!あ、あっん、イク、イクううう!!!」
大きな嬌声とともに涼宮さんとキョンくんの行為が終わりました。ビクビクと涼宮さんが痙攣して幸せそうな顔をしています。
色々とありましたけれど、こうやってキョンくんと涼宮さんがめでたく結ばれたんですからね。嬉しいです。本当に。
ええ、それ以外の報酬は何も無いんですけれどね。嬉しいです。本当に。ええ。本当に。
「ん、はあ…はあ…はあ…キョンがいっぱい…入ってくる………ねえ、キョン…アタシ…幸せ…」
「俺もだ…ハルヒ…愛してる…」
わたし達の一年余りの大苦労の結果、涼宮さんとキョンくんは幸せになりました。おめでとうございます♪
別に憎たらしくなんて思ってませんよ?せめてお二人がラブラブしてくれてなくちゃ、いったい今まで何をしてきたんだかわかりませんもんね♪
長門さんも古泉くんもそう思ってますよね?だからついついバットを握り締めちゃうくらい、お二人も許してくれますよね♪♪♪
* そのまま二回戦を始めるバカップル。三人組にとってはバッドエンド?