性欲を大いに持て余す涼宮ハルヒの団。略してSOS団。  
この団の目的はズバリ、宇宙人、未来人、超能力者と性交することであるそうな。  
もちろん、こんなことをおおっぴらに言えるわけもなく、建前上は  
「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」ということになっている。  
 
「なのにっ、どーして宇宙人も未来人も超能力者も、私の前に現れないのよ!   
せっかく萌えマスコットたち及び美少年約一名を集めたのに!」  
 まさか、朝比奈さんを部員にしたのはそのためなのか? そんなことは俺が断じて認めん。  
 とはいえ、宇宙人や未来人なんてものが身近にそうそういるわけもない、はずなのだが。  
「あのな、超能力者とセックスしたいんなら適任が一人いるぞ」  
「まさか、自分が超能力者だー、なんて言うつもりじゃないでしょうね?」  
「んなこというか。古泉だよ、古泉」  
「ふざけんなっ!」  
 俺の言ってることは嘘でも冗談でもないのだが、ハルヒはちっとも信じようとしない。  
己の貞操がかかっているから、というよりはそもそも超能力者が  
そんなに身近にいるわけがないというのがその理由だ。  
 
「あのなあ、だいたい宇宙人とセックスしてどうする気なんだよ。そもそも異種交配なんて  
できっこないだろ」  
「わかんないわよ。絶滅の危機に瀕した宇宙人や未来人なら、種の存続のために  
とんでもない技術を隠し持ってるかもしれないじゃない。あたしは宇宙人の母になるのよ!」  
「いや、長門は女だから」  
 さぞかし長門も朝比奈も呆れているだろうと思って、チラリと視線を送ってみると  
二人ともなにやら深刻な表情をしている。  
「困った事態になりました。時空の歪みが発生しています」  
 何を言い出すのかと思いきや、古泉が険しい声で呟いた。  
この野郎、適当なこと言ってるんじゃないだろうな?  
 けれど実際、ハルヒのイライラが堪ると、世界は大変なことになってしまうのだ。  
 早いとこ宇宙人なり異世界人なりを連れてきて、ハルヒとセックスさせてやらないと  
大変なことになる。とはいえ、普通に人間同士だって親密な関係を築くにはそれなりの  
プロセスを辿るものだ。今すぐどうこうできるわけがない。  
 
 
「どうにかしろ、古泉!」  
「残念ながら、対象との性的交渉は禁止されてるんです」  
 何が残念ながらだ。  
「この事態を打開する方法が一つだけあります」  
「なら、さっさとやれっての」  
「それじゃ、コレを持って下さい」  
 古泉が差し出したのは一本の金属バットだった。俺は反射的にそれを受け取ってしまう。  
途端、何の変哲もないバットがぐにゃりと折れ曲がった。それだけじゃない、  
曲がったままのバットが突然俺の手を離れ、部室内をぐるぐる回転して飛び出したのだ。  
「な!?」  
 俺も驚いたがハルヒはもっと驚いたようだった。目が点になっている。  
「キョン、アンタ…」  
「まさか、君が超能力者だったなんて」  
得意の超能力を絶賛公開中であるはずの古泉が大げさに驚きやがる。  
それに続いて、全くの棒読み口調で長門が言った。  
「うわぁ、本物の超能力者だー」この二人、口裏あわせやがった。  
 
 貞操の危機を感じた俺は咄嗟に逃げ出そうと出口へ向かったが、その行く手に巨乳が  
立ち塞がった。思わず足を止めてしまう。   
「ごめんなさいっ」  
 朝比奈みくるが正面から俺を抱きしめる。大きくて柔らかい感触が気持ちいいが、  
今はそんなことを考えている場合ではない。  
「ちょ、朝比奈さん!」  
「さあ、キョン。観念なさい」  
 首を捻って振り向くと、ハルヒが唇を舌で湿らせて、にじり寄ってくるのが見える。  
 そのまま、信じられんような腕力で俺は床に押し倒され、ズボンを脱がされてしまった。  
 んでもって今はいわゆるチングリ返しという、尻を天井に向けた最悪に屈辱的な姿勢を  
とらされている。  
 
「やめろ、ハルヒ! 俺は至って普通の人間だっ」  
「ただの人間がバットを一瞬で曲げられる? ふふん、ようやく念願の超能力者に  
出会えたのよ。あたしの子宮にたっぷり精液を注入してもらうからね。  
超能力を持った子供を産んで、幸せな家庭を築くのよ」  
「メチャクチャだ!」  
 万が一、ハルヒが妊娠なんてことになったら俺ともども学校を退学させられてしまう。  
しかもハルヒは膣出しする気満々なようだ。  
「洒落んなってねぇ」  
 
 ハルヒが口腔いっぱいに唾液を溜めて、俺の股間に顔を近づける。  
俺のジュニアはもうはちきれんばかりに堅くなっている。ハルヒが充血する亀頭に  
たっぷり唾を垂らし、舌で根元からしゃぶりはじめた。  
「キョンのここ、すっごい熱くなってる。へぇ、これが超能力者のペニスなのね。  
こんなに太いなんて、全部入りきらないかも」  
 いや、それは普通サイズだから。  
というか、ハルヒは一般の男のものを見たことがないに違いない。  
超ビッグサイズのハンバーガーを前にしたアメリカ人みたいに目をまん丸くして、  
俺の股間の逸物を食い入るように見つめていやがる。  
「まずは精液の味から確かめさせてもらうわね」  
 
 ハルヒが肉棒に唇を押し付けたまま、そう宣言する。くすぐるような唇の動き、  
熱っぽい湿った吐息、まんまるに広がった瞳孔が潤み、ハルヒが正真正銘、  
発情中であることを示している。肉棒の先っぽが吸盤のようにきつく吸われ、  
舌を鈴口にねじ込まれる。  
痛いくらいにぐいぐいと舌の先端を鈴口に突っ込まれて、その間にハルヒの手は  
俺の玉袋をやんわりと揉みしだいていた。  
精液を搾り取ろうとするその動きに逆らって、俺は必死に射精をこらえた。  
 
 見られてる、俺のチンポしゃぶられてる姿、朝比奈さんも長門もじっと見ている。  
 幸い、ハルヒのフェラチオはぎこちながったが、俺がなかなか射精しないことに  
苛立ったハルヒが怒った眼できつく俺を睨みつける。  
まずい、またストレスが溜まり出したのか。  
 すると、今まで黙って見ているだけだった長門が、俺の背後に膝をついて、  
俺の尻に顔を近づけた。俺の肛門に鼻を押し当てて、くんくん臭いを嗅いでる。  
「うわ、よせって長門…」  
「問題ない。これも任務のため」  
 実にクールに、長門は嫌がる表情すら見せず俺の肛門をじっくりと舌で舐め始めた。  
 
 うげ、超気持ちいい。俺ってもしかして、こっち向けの性癖を隠し持ってたんか。  
 おまけに俺の顔面を太腿で挟むように屈みこんでいるハルヒのスカートの奥からは、  
甘酸っぱい、本能的にクラッとくる匂いが漂ってくる。  
「出していーわよ、あたしンなかに好きなだけ射精しなさい」  
 んなことできるか。ああ、朝比奈さんにだけはこんな姿を見られたくなかった。  
彼女は妖精みたいに愛らしい顔立ちを苺のように赤らめて、恥ずかしげに俯いている。  
 
「ハァッ…ハァッ…、くっ」  
「んふ、イキそうね、キョン。竿がビクビクしてるわよ。  
鼻息荒いし、太腿がくすぐったいわ」  
 ハルヒが俺への愛撫をフェラチオから手コキに変えて、さらに言葉責めを交える。  
その間も長門の機械的な口唇奉仕が続いているのだから、俺としては堪らない。  
 射精寸前で俺の息子がビクンと跳ね上がった瞬間、ハルヒは再び俺の勃起したペニスを  
咥え、ジュパジュパと激しい淫音で唇を鳴らした。  
 
ドピュッ、ドピュと粘っこいザーメンが狭い尿道を通ってハルヒの口に流れ込む。  
ハルヒは俺の肉棒を根元から扱いて、最後の一滴まで啜りとった。  
 リスのように頬を膨らませ、口腔いっぱいに溜めた精液をクチャクチャ噛みながら、  
じっくり堪能すると、実に満足そうな表情でゴクリと飲み込んだ。  
「さっすが超能力者の精液は濃厚ね。ドロッとしてこの世のモノとは思えない変な味が  
したわ。喉に絡み付いて、生臭い匂いがプンプン口の中に漂っているわ」  
 いや、だからそれはこの世のものだし、至って健康な証拠なのだが、  
男性経験皆無のハルヒは勝手に納得して頷いてしまっている。  
 
「さあて、次はいよいよ本番よ!」  
 ハルヒは俺を仰向けにすると、長門に俺の上半身を組み伏せさせ、俺の逸物を再び  
舌を這わせた。俺は心底嫌がっているのに、愛に飢えた孤独なチェリーウルフはたちまち  
そそり立ってビンビンに堅くなりやがった。  
「それにしてもキョンのオチンチン、先っぽが真っ赤ね。節くれだってグロテスクだし、  
いかにも宇宙生物って感じね」  
 
「待ってくれ、ハルヒ。俺は本当にただの人間なんだ。あのバットは古泉の奴が…」  
「私に犯されるのをそこまで嫌がってるってことは、相当すごい秘密を持っているって  
ことね。何発できるかたっぷり時間を使って確かめてあげる」  
 舌なめずりをする猫の如く、ハルヒは残酷に眼を光らせて俺の逸物に手を添えた。  
スカートを履いたまま、下着をずらして股間だけを露出させ、亀頭を陰唇にめり込ませる。  
願って止まなかった超能力者との接触に興奮しているのか、ハルヒの陰部は太腿を伝い、  
透明な糸を引いて雫を垂らすほどに濡れそぼっている。  
 
一度、絶頂に達し敏感になっているペニスはハルヒの腰が沈み込んだのと同時にあっけなく  
精液を噴火させてしまう。ハルヒが失笑を零した。  
「キョン、いいわ。好きなだけ出して。子宮いっぱいにドロドロのザーメン吐き出すのよ」  
「まて、ハルヒ。マジに妊娠したら退学だぞ。お前はそれでいいのか」  
「もちろんよ。超能力者と結ばれることと比べたら、退屈な学園生活なんて何の意味も  
持たないわ」  
 ハルヒは俺の萎えかけたペニスを復活させようと、朝比奈さんに命令する。  
「みくるちゃん。パンツ脱いでキョンの顔面に跨って」  
「えぇっ! ふえぇ」  
 
 この女、横暴を通り越して完全に暴走態勢だ。俺は嬉しいような悲しいような微妙な感情を  
抱えながら、おずおずと下着を脱ぐ朝比奈さんを見上げた。美しい脚線から純白の下着が  
引き抜かれる。朝比奈さんは胸も素晴らしいが、脚も良い。  
俺の逸物はその光景を見上げているだけで再び屹立し、熱く滑り強烈に締め付けるハルヒの  
膣内でムクムクと育っていった。  
 
朝比奈さんが俺の顔面に騎乗し、ほんのり汗臭い陰唇で俺の口を塞ぐ。  
ハルヒが華奢な腰を淫らにくねらせ、うねる膣襞で俺の肉棒を扱きたてる。そのあまりの  
快感にさっきまでの俺なら三秒ともたずに射精してしまっただろうが、三度目の今は  
ビクン、ビクンと跳ねるばかりで、まだ絶頂は訪れない。その代わり、感じすぎるほど  
敏感になってしまった逸物が痛いくらいに勃起している。  
 
「そろそろ射精しそう? 遠慮することないのよ。あんたは本能の赴くまま野獣のように  
馬鹿丸出しで早漏しまくってればいいのよ。ほらほら、あたしの子宮にぶちまけなさい、  
あんたの超精子をね!」  
 この女、頭わりぃ。文句の一つも言ってやりたいが朝比奈さんの股間に圧迫された俺の  
口は呻くばかりで何も発しない。ただ、興奮で荒くなった吐息だけが朝比奈さんのクリトリス  
をくすぐり、甘い喘ぎを上げさせている。  
 
「ああ、最高だわっ。超能力者の精液があたしの膣で泡立って、精子が泳ぎ狂ってる。  
あたしを精液便所にしてる気分はどう? もっともっと射精しなさい。あんたの矮小な  
キンタマ袋からありったけの精子を搾り出すのよ。妊娠するまで毎日でも続けるからね。  
あたしが生理中でも超能力でなんとかするのよ、キョン!」  
 ああ、また射精する。俺はぐったりと力尽き、抵抗する気力も果てた。  
 後はもうどうにでもなれだ。ハルヒの発情はいまだ止まることを知らない。  
「そうだわ、妊娠しても赤ん坊が超能力を遺伝するとは限らないわよね、こうなったら  
キョン、あたしと結婚しなさい。新婚生活でも毎日好きなだけ膣出しさせてあげるわ。  
学校を辞めて、24時間交尾しまくるのよ。素敵でしょ、いいわよね、キョン!」  
 
 
 かくして、涼宮ハルヒの常軌を逸した願望は誤解と陰謀、さらには俺の意見を無視した  
暴走によって叶えられたのだが、SOS団の活動にいまだ終わりはない。  
なぜなら、SOS団とは性欲を大いに持て余す涼宮ハルヒの団なのだから、  
この女が満足する限り俺は干乾びるまで精気を搾り取られるだろう。  
頼むから、もう勘弁してくれ。  
 
終わり  
 
    

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