今日も今日とて俺の放課後はSOS団の活動に縛られる。
……と思いきや、今日は意外な展開が待っていた。
「……何?この集まりの悪さ……」
「…知らねーよ、んなこと…みんなだって用事くらいあるだろ…」
何故か俺とハルヒの二人きり。
時間が経つにつれて、我らが団長様のフラストレイションは溜まっていくばかり。
これはマズい。
世界的にもマズい。
仕方ない、ここは強行手段だ。
「あー…もう今日はお開きにしようぜ…俺、帰るわ」
そう言って自分のカバンを取り上げるとそそくさと席を立つ。
「むぅー…」
ハルヒはまだ何か納得いかない様子で座ったまま。
しかし、さすがにこのまま待ってるのも時間の無駄だろう。
かと言って、二人だけで活動するのもなぁ…
「…ふぅ…わかったわ…これ貼っといて」
諦めたような溜息一つつくと、ハルヒは手元にあった紙にサインペンでサラサラと書き留めた。
『SOS団 本日休日 ハルヒ』
「わかった…じゃぁ、これ貼ってそのまま帰るからな」
「どうぞご勝手に」
俺はハルヒの書いた紙を取り上げると何も言わずに扉へと向かう。
そして、扉の外側に書付を貼り付けると、逃げるように部室を後にした。
くわばらくわばら(これって死語か?)
機嫌の悪いハルヒからは逃げるに限る。
ところが、俺はとんでもない過ちを犯していた。
慌てて出てきたため、自分の携帯を部室に忘れてきたのだ。
いや、待てよ、過ちってほどじゃないか。
何故なら、さすがにハルヒも帰ったであろうことが予測される。
何だ、だったら無人の部室に行くだけじゃないか。
いや、もしかしたら、後から来た朝比奈さんが居て、思いがけないく二人きりになれたりして。
なーんてな。
ともかくも俺は部室へと引き返した。
部室が近づくにつれ、俺の心に安心感が芽生えてきた。
部室の灯りが消えている。
とりあえず、機嫌の悪いハルヒと再邂逅することは回避されたか…
今日、結局朝比奈さんに会えなかったのは残念だけど。
まぁ、そううまくいくわけないさ。
さっさと携帯取って帰ろう。
しかし、無人と決め付けて部室の扉を開けた俺の目に、とても意外な光景が飛び込んできた。
ハルヒが捲りあげた自分のスカートの端を口に咥えながら、股間を手で弄っていました。ビックリです。
モニターには、何やら写真のようなものが写っていましたが、ハルヒの(やや湿った)手によって閉じられました。
へんなとこだけ冷静ですね。でも、そのマウスは毎日俺が使っているものですね。
ハルヒと目が合いました。まずパンツを穿いてください。見つかりませんか。
脚に引っ掛けたままなのを忘れるほど動揺しているんですね。
手から滑り落ちて床に投げ出されたマウスが、行き場をなくした赤いレーザーを放ち続けています。
笑ってごまかしたってダメです。
とりあえず、このティッシュを使いなさい。
俺は手近にあったボックスティッシュを手に取ると、ハルヒの側に投げてやった。
そして、何事も無かったように自分がさっき座っていた位置に置いたままになっていた自分の携帯を取り上げると、
そのまま何事も無かったように部室を出て行った。
やれやれだぜ…まぁ、ハルヒも健康な若い女であって、身体をもてあましたりもするか…
「ちょっと待ったぁああぁあああああぁああ!!!」
そのまま立ち去ろうとする俺の後ろ襟を、ハルヒの手が掴む(こいつちゃんと拭いたのか?)。
そして、そのまま力任せに俺を部室へと引き戻すのであった。
まぁ、ある程度予測はできたけどね。
「…………」
「…………」
いつになく気まずい空気だ……
「……キョン…」
「…何だ?」
「…さっき見たことは忘れなさい…」
「無理!……って言ったら?」
「無理でも忘れて!!」
おいおい…いつもながら無茶苦茶だな…
「…別に誰にも言わねーよ…」
…とでも言っときゃいいか?
「……ダメよ…そんなの…」
何でだ?
「…だって!あんたが忘れないと!…あたしはずっとあんたの慰み物にされちゃうじゃない…毎晩」
は?
「それに、この先あたしと顔を会わせるたびにさっき見たことを思い出して…それで、いやらしい気分になるのよ」
何だそりゃ?
「…そしたら、今後の活動に支障が出るじゃない…」
おいおい…
そりゃまぁ、その、さっきの光景は…アレだったけどさ…
何ていうか、
何でこいつの考え方はこうも普通と違うかね?
「それが人に物を頼む態度か…」
言ってやった!
ついに言ってやったぞ!!
いやー、正に千載一遇のチャンスだった。
今回ばかりはさすがの涼宮ハルヒも言い返せまい。
全くと言っていいほど主導権は俺にある!
お!
何だ?
ハルヒの顔がだんだん赤くなっていくぞ…
怒るのか?ブチキレちゃうのか?
俺は一向に構いませんが。
「……せてよ…」
は?何?聞こえんなぁ〜…
「あんたのオナニーも見せなさいって言ってんのよバカァアアッ!!」
………………なんで?
「それでオアイコってことにしてあげる!!」
………何か、オラだんだん腹が立ってきたぞ…
目に一杯涙溜めてるくせに(すげー珍しい光景)何言ってんだこいつ?
よーし…いいだろう
「いいぜ、見せてやるよ…」
「そ、そう!?」
ふん、さすがにこういう答えは予想してなかったろう。
「ただし、オナニーするにはやっぱりオカズがいるよなぁ…」
うわ、俺すごいこと言ってる。
「……どうすればいいの?」
お、まさか通じたのか…
「ハルヒ…とりあえずスカート取れよ…」
俺が言った瞬間、ハルヒから恐ろしいまでの睨み付ける視線が帰ってきた。
しかし、今日の俺はまったく怯まない。
初めてじゃないか?こんな有利な状況。
ハルヒは顔を真っ赤にしながら、なにやら考えを巡らせていた。
しかし、しばらくして意を決したように椅子から立ち上がると。
スカートのホックに手を掛けた。
ストン!
軽い音とともにハルヒのスカートが足元に落ちる。
…って、こいつまだパンツ穿いてなかったのか!
健康的な肌色でグラマラスなハルヒの肢体が俺の目の前に露わになる。
意地張っちゃって、ハルヒは前を隠そうともしない。
おかげで、わりと薄い恥毛も、柔らかな縦スジも俺の眼前に曝される結果となっている。
うーん、最初に見たときから思ってたけど、ハルヒってホントいい身体してるよ。
それに、上はセーラー服で下は丸裸っていうのは、何と言うかマニアックでとてもいやらしい。
「で?どうするのよ?」
ハルヒもだんだん肝が座ってきたか。
まぁ、こいつの態度はいつどんなときでもこんな感じか…
「そこの机に座って、足開け。俺からよく見えないとオカズにならないからな」
ハルヒは憮然とした態度ながらも、俺の言うとおりに机に腰掛ける。
しまった、そこは朝比奈さんがいつも居る机だ。
もう遅いか…
それから、ハルヒは奇跡的としか言いようが無い素直さで(単なる開き直りか?)、
俺に向かって足を開いて見せるのだった。
ゴク…
ヤバい。思わず生唾飲んでしまった。
ハルヒが足を開いたその先に見えるもの。
紛れも無いハルヒの女性器。
保健で習ったところによると、とりあえず今見えてるのは大陰唇か。
柔らかそうにやや膨らんで見える恥肉。
さっきまで弄っていたせいか、やや赤みを帯びている。
「はやくして……」
え?なにを?
「はやくオナニーして見せてよ…バカ…」
あぁ、そうか。そういう趣旨だったな。
思わず忘れてしまっていた。
だって、俺だって女の子のこんな部分生で見たこと無いんだ。
仕方ないだろう。
いや、待てよ。
このまま俺も見せてしまっていいのだろうか?
いやいや、せっかくかつて無いほど有利な状況にいるんだ。もっと楽しまないと。
うわぁ、俺ってサディスト。
「う〜ん、自分で言っておいてなんだけど、これじゃ良く見えないな…」
何か口調までSっぽくなってるか?
「な、何よ…どうでもいいから早くしてよ、あんたもチンチン出しなさいよ!」
プッ、『チンチン』だって、それで精一杯かよ。
『チンチン』なんて久しぶりに聞いたな。小学校以来?
「いやいや、出せないね…そんな程度じゃ勃つものも勃たないってんだよ…」
ごめんなさい。ホントはちょっと反応してます。
でも、敢えて言わない。
お、ハルヒの身体が震えてる。
悔しいのか?悔しかろう。
「……どうしろって言うのよ…」
ハルヒの絞り出すような声。相当悔しいらしい。
そうだな、普段のお前の性格からしてこんなの耐えられないよな。
でも、俺ももうちょっと頑張る。
「…そうだな…ちょっと机に手を掛けて後ろ向いてみようか?」
「なっ…」
「そうすれば、俺からよく見えるだろ?」
「くっ!……うぅぅぅうぅぅ…」
唇を噛み締めるハルヒ。
うーむ、何て言うか、もう後には戻れない気がしてきたぞ。
「覚えてなさいよ!」
ハルヒはそれだけ言うと、今座っていた机からヒョイと飛び降り、
そのままクルリと180度回転し、こちら側にケツを向ける。
そうして、ガシッ!と音が聞こえんばかりの勢いで机に手を突いた。
もうすっかり開き直ってやがる。
おぉ、ハルヒの丸く形の良い尻が丸出しに。
しかも、ご丁寧に足まで開いてくれてるもんだから、尻の穴まで丸見えだ。
うーん、すごいな、こいつ。
何て言うか、健康的なエロさ?
とにかく肢体の形が良いんだよ。程好い丸み。それでいて腰はキュッとしまってるからね。
さすがに勃った。
ん?
ここに来て、俺は気づいた。
気になったので近づいてみる。
「ちょっと…何近寄ってきてんのよ…バカ…それ以上近づいたらブッ飛ばすわよ!!」
ハルヒが何か言っている。
でも、そんな格好で凄まれても全然怖くねぇ。
それよりも、何か、ハルヒの内腿に光るもの。
スッと指で拭ってみる。
「ひゃうっ!ちょっ…触んないでよぉ…」
ハルヒの内腿から、俺の指に付着したもの。
無色透明だが、ヌルヌルとした感触で微妙に糸を引く液体。
これってひょっとしなくてもひょっとするな…
だって、出処を辿っていくと、ハルヒの内腿の付け根だし。
「お前、まさか俺に見られながら濡れてるのか?」
言われたハルヒの背中がビクッと震える。
図星か。こういうところは、わかり易いヤツだ。
「ち、違うわよ!!」
ほう?どう違うんだ?
「こ…これは、その……おしっこ…」
「…………」
「…………」
「……すると何か?お前は学校の部室でションベン漏らしたと言うんだな?」
「うぐ……」
「だいたい、女のションベンって、こんなところから出るんだったか?」
言いながら俺は自分の中指をハルヒの性器に侵入させる。
「やっ!…ウソ!ちょっとキョン!何挿れてんのよ!」
うわ、何だこいつの中、ヌルヌルじゃないか。
それに、何だか指に吸い付いてくるみたいだ。
「や…いやぁ…ちょっとやめてよぉ…」
上の口ではなんと言おうとも下の口は正直(ry
なーんつって。
でも、マジで正直者な身体だな、性格とは裏腹に。
だって、指一本挿れただけでもう尻がプルプル震えてるんだぜ。
あ、そうか、こいつさっきまで一人でシテたから…
っていうか、さっき俺が部屋に入って来たときが実はイク寸前だったとか?
「ハルヒ……もしかしてイキそうなのか?」
「………違うわよ…」
ちくしょう!何てわかり易いヤツだ。
お前の性格からしてそれじゃぁ「そうです」と言ってるようなもんだろーが。
面白くなってきた。
俺はハルヒの中に挿れる指を2本に増やし、何度も何度も内と外を往復させた。
「ひゃっ!…うっ!はぁっ!…ちょっと待っ…うぅぅ…」
ハルヒは、俺が抽送を始めた当初は声を上げたが、
「…んうっ…くっ…んっ…うぅぅ…ん…」
だんだんと押し殺したような呻きっぽくなっていく。
こいつひょっとして我慢してるのか。
「…んっ!…ふぅぅ…」
うーん、俺が指を挿れる度にこいつの尻の穴がキュゥーッと絞まっていくのは、
下半身に力入れて我慢してるからなんじゃねーの?
などと、考えながらハルヒの身体を観察しつつ手を前後に動かし続けていると、
「フッ…バカね。そんな指を出し入れしてるだけじゃ、女はイキはしないのよ…」
とか言い出した。
こんなに溢れてきてるのにか?
まったく下の口は正直(ry
っていうか、お前のフトモモがビチョビチョになってきてるぞ。
というか、お前の中ってあったかいな…
「うっ…うるさいっ!」
おーおー、耳まで赤くしちゃって。
うーん、でも、確かに何か足りないのか、なかなかイかないなこいつ…
トドメが必要なのか?
もしかしたら、さっきから俺の目の前でさかんに収縮を繰り返してるココか?
「うひゃぁっ!!バカ!変態!変態ぃぃ!!」
うーむ、中指と人差し指は前の穴に挿れてるので、空いてる親指をハルヒの尻の穴に突っ込んでみたが…
違ったか?
「そっちは…もぉ…バカ…バカぁぁ…」
いやでも、これはこれで違った反応が…何かハルヒの膝が震えてきてるし。
グリグリ動かしてみるか?
「うっ!…くっ…はぁぁ…」
まだ我慢してるな…
どこか別の場所か?
胸とか…いや、違うか…
あぁそうか、思い出した、クリトリスってやつだ。
俺だってそれくらい知ってたさ。
前に谷口に借りたエロ本にも載ってた。
たしか、前の方にあるんだったよな…
あ、そうか、そういえばさっき部屋に入ってきたとき、ハルヒは前の方弄ってたな。
そうとわかれば、俺は空いている左手をハルヒの脚の間から侵入させ、前の方を探ってみる。
あ、何かコリコリした『しこり』みたいなものが指先に当たっ…
「ひゃわああああ!!」
当たりか…わかり易いな。
「うあぁあ!ダメ…待って…お願い…ダメぇ…」
『お願い』ときたか…らしくないじゃないか。
じゃあ、ココでいいんだな…
俺はそのハルヒの小さな『しこり』を左手で擦りながら、再度右手の指をできるだけ奥の方まで進入させる。
「はぁっ!…ダメなの…あぁあああぁぁ…」
すごい、もうグチャグチャだ、暖かい…
こんなところに俺のチンコ突っ込んだらどんな感じなんだろう…
などと考えていたらハルヒの中がすごいことになってきた
うわっ…すっごく狭くなって…締まってきてる?
「…くぅぅぅぅ…もぅ…ダメぇ……」
その瞬間。
ハルヒの身体はビクビクッ!と大きく震えたかと思うと、背中を反らせるようにしながら、小さく痙攣を始めた。
それと共に俺の右手が温かなものでグッチョリと濡れていく。
ハルヒの膝はもう身体を支えることができないようで、
ガクッと崩れ落ちるように、その場にへたり込んだ。
かろうじて、ハルヒの両手が机に端にしがみついている。
「はぁ…はぁ……うぅ…」
俺の前にしゃがみこんで動けないでいるハルヒ。
ダメだ!もう我慢できない!!
俺は自分のベルトを外し、チャックを下ろすと、もう完全に反応しまくって臨界状態になっている自分の肉棒を取り出した。
そして、へたりこんでいるハルヒの腰を掴んで、無理矢理立たせてやる。
「やっ!…なに?なにか…硬いものが当たって…」
バカ!当ててんだよ。
そしてな、こうするんだ。
「うぁぁ…中に…入ってくるぅぅ…」
やってやった。
俺はもう我慢できなかった。
ハルヒの中に、いきり勃った自分の肉棒を思いっきり挿入してやった。
ちょっと見てヨ! おもいっきり生挿入 だよ。
意味わからん。
「やだぁ…もぉ…バカ…バカキョン…バカぁぁ…」
うん、ゴメン、バカなんだ。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、見た感じお前も随分気持ちよさそうだったし、きっと言葉では言い表せない
「エクスタシー」みたいなものを感じてくれたと思う。
じゃあ、俺も気持ちよくしてもらおうか。
…っていうか、既に気持ちよ過ぎるんですが…
これが女の中か…
ヌルヌルで、グチョグチョで、吸い付いてきて。
俺の肉棒全体が柔らかく包まれて、それでいて、全体がゴムで巻かれてるみたいに程好い弾力で締められている。
うわぁ…ハルヒの中…すごくあったかい…
「ダメぇ…イッちゃった…あとは…敏感になっ…」
そうか、それはいいことを聞いた。
どうでもいいけど、さっきからこいつは自分から弱点を言ってるな。
じゃ、動くぞ。
「うぅんっ!…はっ!…あぁぁ…」
ちくしょう!何てかわいい声出すんだ!
「…もぉ…ダメって言ってるのに…」
あぁ、ダメだな…俺の肉棒にとってダメ過ぎる。
全体が扱かれるようで、気持ちよ過ぎる…
俺は調子に乗って、自分の思うがままに腰を動かした。
「はっ!…やっ!…あっ…うぅぅ…」
結局よくわからないから、前後に動かしてるだけの感じがする。
でも、これが一番感じるんだ。
挿れるときは、ハルヒの中全体が心地良く全体を締め上げてくれるし、
出したときは、ハルヒの入口が裏スジに擦れて気持ちいい。
特にカリ首の辺りが入口に引っかかるといちばんわかり易い感覚だ。
「はぁぁ…うっ!…はぁ…くぅっ!…」
俺が出し入れするのに合わせるように、リズミカルにハルヒの声が漏れる。
今まできたことの無い、高くて色っぽい声だ。
だんだんわかってきた。
やっぱり、中の方がいい気持ちがする。
このヌルヌル感が堪らない。
俺はハルヒのできるだけ奥深くまで自分の肉棒を突っ込んで、グリグリと押し付けてみる。
これだけでも、随分と、その、込み上げてくるものがある。
「やぁぁ…何でぇ?…中で大きくなってる…」
うん、ヤバい。
マジで本格的に込み上げてきた。
何がって?
精子が。
だって、ハルヒの中って良過ぎるんだ…言いたかないけど相性バッチリって感じ。
「うぅ…ヤバい…出そうだ…」
俺も思わず声に出ちまった。
ハルヒの身体がまたビクッと震える。
「ダメ!…中は…ダメぇ…」
わかってるよ。
俺だって、この年齢で責任取れなんて嫌だからな。
うお、ヤバい。
何でこいつは『ダメ』と言いながら、更に締めてくるんだ…
やっぱり下の口は正じ(ry
とにかくマズい。
一気に込み上げてきた。
背スジがゾクッとしたもん、今。
そろそろ抜かせてもらいま…
ガチャッ!
「ごめんなさい!遅くなってしまいま…」
…しょうか?
「…した?…」
あ、朝比奈さんだ…
「…………」(俺)
「…………」(ハルヒ)
「…………」(朝比奈さん)
えーと、何て言うか…朝比奈さんから見て俺たち横向きだから……丸見え?
「ごっ……ごめんなさい…声がしたから…活動あるんだって思って…それで…」
ポリポリとほっぺたを掻く朝比奈さん。
だんだん顔が赤くなっていく。
「ご…ごめんなさい…」
いえ、多分あなたは悪くない…
「どうぞ…お続けになってください…」
キィ…バタン…
寂しそうに去る朝比奈さん。
終わった…いろいろと終わった…
「……てる…」
ん?ハルヒが何か言ってる…
ヤバいな…こいつもショックだったろうから…泣いちゃうかな?
「…中で出してるよ…キョン…」
…
………
…………ハッ!
ハルヒに言われて、俺はようやく気づいた。自分の下半身の状態に。
なんだかみょうにスッキリしている!
俺は慌ててハルヒの中から自分の肉棒を引き抜いた。
すると、俺の肉棒はだらしなく垂れ下がる。
俺はまだ信じられなくて…というより、信じたくなくて、
ハルヒの性器を指で拡げて確認した。
ダメだ!白くて粘っこいのがいっぱい詰まってるよ!入口で見えてるよ!
何故だ?そうだ!急に朝比奈さんが来たので…
…って
「…うわあぁあぁああああぁああぁああん!!!キョンに…キョンに穢されたぁぁあああ!!」
ちょ…おまっ…穢されたはねーだろー。
いあやまぁでも…ホントにどーしよ…
「責任とれ!責任とれ!!責任とれえぇっ!!!」
うわー、もう、マジ泣きだよ…
初めて見た……じゃなくて…
笑ってごまかしたってダメだよな。
とりあえず、このティッシュを使いなさい。拭きなさい。
俺の精液だけど…
「うわぁあぁああん…」
━━━━翌日から
ハルヒと俺。
二人は登校時からその場に居るヤツ全員の注目を浴びていた。
何故ならハルヒが俺の腕にしがみ付かんばかりに抱きついたままの状態で登校してきたからだ。
「みんな!おっはよーう!!」
しかも、会うヤツ会うヤツに満面の笑顔で挨拶。
それとな…挨拶しながら挙げてるハルヒの左手な、
その薬指んとこに嵌まってるんだよ、その…
指輪がな…
……高かった…
━━━━後日談
俺は立ち聞きしてしまった。
部室の外で。
「いやー、みくるちゃんのおかげよ。まったくナイスタイミングだったわ」
「そ、そんな…お邪魔してごめんなさい…」
「いいのよ。あのままだったら、ヘタレなあいつは多分外出ししてたから」
「す、涼宮さん、そんなこと大声で…」
「いやー、でも良かった、ちゃんと生理来たから…」
「…そうですね、これからはちゃんと避妊してくださいね」
「そうねー…やっぱり、もうちょっとアイツと二人で楽しみたいし…」
「…そんなに好きなら…そう言えば良かったんじゃないですか?」
「ダメよ!」
「はい?」
「それだと、あたしがキョンのものになっちゃうじゃない!
あくまで、キョンがあたしのものにならないとダメなの!!」
……なんだそりゃ…
(おしまい)