合成木材のベッドが軋む。  
 子供用だけど2人乗って大丈夫だろうか、などと考えている余裕は、  
 もはや無い。  
 
 たった2行のセリフで、自分が作った「妹ワールド」をブチ壊し、  
 長門以上のガチ反則設定でまな板に飛び乗って来た鯉こと妹ハルヒさん。  
 俺はその残虐超人(8歳)をお姫様だっこ。  
 そして肉付きの薄い、ほそっちい身体をベッドに静かに寝かせる。  
 
「 キョン にぃ… 」  
 
 見上げるハルヒはヒロインモード。  
 
 
 
 
 
 
− 3rdストライク ラウンド2 −  
『 妹ハルヒ(8歳)の場合 』  
 
 
 
 
 
 ……。  
 ハルヒよ、スマンが手足を真っ直ぐ伸ばしたまま、大人しく目を閉じて  
 待ったりしないでもらえるだろうか。  
 なんか調子が狂うと言うか。しおらしいお前は、らしくない。  
 キャラ違うし。  
 
「だ、だって! いつもみたいにしたら、またやさしくしてもらえないもん!」  
 
 う。  
 あー… えと、本当に悪かった。  
 そんなに気にしてたんだな。 すまなかった、いいこいいこ。  
 でもな、お兄ちゃんを見くびるなよ? これでも正お兄ちゃん暦6年だ。  
 いつも通りにしてても大丈夫だぞ。  
 
 しかし普段(元)のハルヒに1/10000でもこのいじらしさがあればなあ…  
 とか余計な事を考えながら、安っぽい綿で出来た青白ストライプの  
 タンクトップに、お腹側から両手をゆっくり滑り込ませる。  
 
 …他人の体温って不思議だよな。  
 同じ人間なのに、こう「他の生命に直接触れている感」がひしひしと…。  
 ん、ちょっと震えてるのか、ハルヒ。  
 
「キョンにぃの手、あったかい…」  
 そうか? ハルヒのおなかのほうがあったかいぞ。  
 
 急ぎ過ぎないようにゆっくり、わき腹、肋骨を撫で上げるように  
 服を上にずらしていく。  
 うーん、すべすべともつるつるとも言えない、  
 しいて言うなら「サラサラ」という小さい子供特有の荒削りながらも  
 繊細な肌触り。そして不思議な柔らかさ。  
 本当に筋肉入ってんのかね、この胴には。  
 
 両手の中指が、肌とはほんの少しだけ弾力の違う部分に左右同時に到達。  
 突起、とはまだ言えない『隆起』。  
 軽い円運動で成熟前の乳首を刺激してみる  
「…?」  
 が、ノーリアクション。  
 まあそうだよな、この年齢じゃ。  
 自分で触ったりするような年齢ってわけでもないしな。  
「さわってたほうがいいの?」  
 いや、そういうわけじゃなくてだな。  
「おっぱい大きくなるかな…」  
 それは大丈夫だ、高校生になればしっかりと存在感のある果物に成長する。  
 保証する。  
「…そっか」  
 ほら、上脱がすぞ〜? ばんざーい。  
「ん…」  
 
 うーーーむ。 フラット。 パーフェクトフラット。  
 でこぼこといえば肋骨の部分くらいだな。  
 
 両手の指を使って鎖骨から乳首、道を逸れてわきの下からわき腹、  
 そしておへそを、肌に触るか触らないかの微妙な距離を保って  
 ゆるゆるするすると触れていく。  
   
「ひゃはふっ! くっ、くすぐったい!」  
 
 まあ、くすぐってるわけなんだが。 リラックスできたかな?  
 間髪入れず、右手の平でハルヒの左胸をすっぽりと覆う。  
 そして左の胸に軽くキス。  
 いきなり乳首ではなく、鎖骨と乳首の間あたりに唇を落としていく。  
 
「…はっ… ぁぅっ… キョンにぃ… くすぐったい… よ…」  
 
 ゆっくりゆっくり時間をかけながら、キスを胸の先端に近づけて行く。  
 
「…んっ… …んっっ…」  
 
 唇が完熟していない乳首に到達した時、ハルヒの反応が微妙に変化を始めた。  
 自分でもあまり触れない部分にキス、という通常では考えられない状態に、  
 ようやく意識が『羞恥』と『快楽』への連鎖を見出したようだ。  
 
 だが、ここではまだ成果を焦らない。右手をゆるゆると円運動に。  
 そしてただ触れるだけにキスに、舐める、吸う、甘噛む、舌で押し込む、  
 舌でこねまわすを追加して、先端を丁寧にほぐしていく。  
 数分舐ったら、左右を入れ替えて同じように。  
 
「 …はぁっ… くっ …キョン …にぃ …くはっ!」  
 
 ハルヒの呼吸が荒くなってきたので、俺のほうで一旦ブレーキ。  
 くすぐったいのと気持ち良いのが半分くらいずつっていう感じかな。  
 
 
 
 
 エ ロ ゲ で 学 ん だ テ ク も 大 し た 物 だ  
 
 
 
 
 まあそれは置いといて。  
 ハルヒの「味」が、だんだんと汗味に寄って行く。  
 
「 はー…っ    はー…っ 」  
 
 間隔はゆっくりだが確実に荒くなっているハルヒの呼吸。  
 その呼吸に合わせるように、段階を追って2cmずつ舌を腹部の方向へ。  
 ハルヒの肋骨の形を舌で確かめた奴なんて世界で俺だけだろうな。  
 
「ひっ!? あひゃはははははははは! キョンにっ!ひゃはははは!」  
   
 ほーう、ハルヒは「へそ舐め」に弱かったのか。  
 ベッドの上でヘビのおもちゃのようにのた打ち回るハルヒ。  
 だが悪いが逃がさない。腰をガッシリ抑えこんだまま、たっぷり1分は  
 ヘソを舐めまわす。  
 
 まあ殴られて止めるわけだが。  
 
「キョンにぃ、ほんとバカっ!」  
 いや、お前緊張しすぎだからさ、適度にリラックスさせてやんないとさ。  
「……ばか」  
 俺も緊張しちゃってたし、ワンクッション欲しかったんだよ。  
 童貞のお兄ちゃんを許してやってくれ。  
 なにしろここからが山場だからさ。  
 
 俺の視線と指先が起伏のあまり無い下腹部へ到達。  
 
「あ……」  
 スパッツ、脱がすからな。  
「……うん」  
 ってお前、もしかしてパンツはいてないのか。  
「………」  
 わざとだな?  
「…………ん」  
 
 う。  
 寝転んで、自分の人差し指をしゃぶったまま、赤くなった頬&潤んだ瞳で  
 こっちを見下ろすハルヒ。  
 そんなとびきりえっちな視線は誰に習ったんだよ。  
 
 それに、その…なんだ。  
 
 
  ぐっちょりだぞ。  
 
 
 今度は位置的に蹴りが飛んでくるわけだが。  
「はずかしーんだから! い、いわなくていーの!」  
 俺のふとももをペタペタはたくだけの、全然力が入ってない蹴りなので  
 無視することにする。  
 
 そして無視できないのは黒スパッツのぐっちょり部分だ。  
 水分を吸って他の乾いている部分よりさらに黒く変色している。  
 その黒いシミの中央を人差し指でゆーーっくり押す。  
 
 じゅわぁ……。  
 
 おわ、やわらけ。  
 それにやたら熱い。  
 見た目以上に濡れてるな。  
 こんなに出るものなのか、体液って。  
 恥丘っていうか、恥肉…いや柔肉?  
 つまり今でてるのは肉汁ってわけだな。  
 童貞の俺には衝撃の連続だ。  
 
「……キョンにぃ……」  
 
 あ、ああ、すまん。大丈夫だぞ。ちょっとパニクっただけだ。  
 もう大丈夫だ。  
 
 シミ部分のちょっぴり粘質の液を確かめるように、恥肉をかるく押し込み  
 ながら円運動で刺激してやる。ぷにょりぷにょりと不思議な弾力。  
 
「ふぁ… ぁ… ぁぁッ… ぁー…ッ」  
 
 か細い声で鳴くハルヒ。  
 やっぱりこんな年齢でもここは気持ちいいんだな。  
 さっき風呂場で本家妹の痴態を目の当たりにした時は朦朧としてたんで  
 よくわからなかったが、こうはっきり意識があると素直に驚く。  
 こんな年齢で女の子はもう男を受け入れる準備ができるのか。  
 
「あっ! キョんにっっ! そっこっ! はぁっっっっ!!!」  
 
 シミの中央上部。  
 恥丘のふくらみの上のほうに、少しだけ他の部分と弾力の違う部分を  
 人差し指が発見する。  
 弾力だけじゃないな。体温もここだけ尋常じゃないほど高い。脈打ってる。  
 うむ、在るな。 アレが。  
 
 こりこりと人差し指の圧力から逃げ回る恥芽。  
 俺は何故か魅入られたようにスパッツの上から、その逃げまわるしこりを  
 丹念丹念に人差し指で追いまわしていた。  
 右へ  左へ  上へ  下へ  左へ 上へ  右へ  下へ。  
 真っ芯を捉えたらぐっと押し込んだり、くるくる回したり、摘み上げたり。  
 そしてまた圧力で弾き出すように、恥芽を逃がす。  
 
「んんんんンンンンンンっっっっっっッッッッ!!!!!!!!」  
 
 気付くとハルヒが電気仕掛けのおもちゃのように、ビックンビックンと  
 痙攣していt  
 
 ししししまった! スマンやりすぎた!! 大丈夫か!?  
 ハルヒ! おい!  
 
「 かはぁ…っ ハァッ… …はぁっ  はぁーっ はっ はーっ… 」  
 
 うっわぁ…、半開きの口から涎が…、瞳も光が消えてる!!   
 

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