中学時代  
 
2年  
7月某日  
相手・涼宮ハルヒ  
 
電話にて  
涼宮「はい。涼宮です」  
谷口「谷口と申しますが、ハルヒさんは…」  
涼宮「私よ。…何の用?」  
谷口「(深呼吸)…おい、涼宮、オレと付き合ってくれ」  
涼宮「別にいいわよ。で、何するの?」  
谷口「セッ…っと、映画でも見に行かないか?今流行りの超能力ものやってるじゃんか」  
涼宮「で、いつ?」  
谷口「明後日。日曜だし、どうだ?」  
涼宮「いいわよ、別に。ところで、超能力者っていると思う?」  
谷口「あ?そんなのいるわけねーじゃん。テレビのは全部トリックさ。んなの信じてるバカがいたら見てみたいね」  
ガチャン(電話を切られる)  
谷口「…あれ?もしもーし?…切られた?」  
谷口リダイヤル。  
涼宮「…はい。涼宮です」  
谷口「谷口だ。おい!?いきなり切んなよ!」  
涼宮「ねえ、谷口。超能力者はいないのよね」  
谷口「ったりめーだろ。あんなのがその辺にいる世界なんてオレはごめんだね」  
涼宮「付き合うのはなしよ」  
谷口「…あ?いきなり何なんだそれは?わけわからん」  
涼宮「私、普通の人間に興味はないの。ましてや心から否定する人なんて願い下げよ」  
谷口「…ハァ?…なんだそりゃ?…ギャグか?」  
涼宮「普通の人間の相手をしてる暇はないの!」  
ガチャン(また電話を切られる)  
谷口「…わけわからん…」  
 
備考:涼宮ハルヒに振られた最短記録1分5秒を更新。  
   後にこのことを知られた級友たちにはメンツを維持するために1時間とうそぶく。  
   だがバレる。5分に訂正。  
 
2年  
12月某日  
相手・涼宮ハルヒ  
 
電話にて  
涼宮「はい。涼宮です」  
谷口「…涼宮か?谷口だ」  
涼宮「…何の用?」  
谷口「付き合ってくれ」  
涼宮「………いいわよ。で、何するの?」  
谷口「セックス!(やべ、本音が)」  
涼宮「…あんたたち、あたしをどういう目で見ているわけ?(どいつもこいつも人を売春婦みたいに!!)」  
谷口「え?頭のおかしい尻軽ヤリマン女(ピュアな心を持ったとっても可愛い純真無垢な女の子。あ、間違った)」  
ガチャン  
 
備考:振られ最短記録15秒。自分で更新する。だが、これを公表することはなかった。幻の記録である。  
 
3年時  
 
相手・各学年の可愛いと評判の女子(涼宮ハルヒ以外)  
特筆すべき事項もなく、全て玉砕。  
 
高校時代  
1年  
 
4月某日  
相手・長門有希  
 
放課後の文芸部室  
谷口「初めて見たときから気になっていた。好きだ、長門さん。オレt」  
長門「嫌」  
谷口「付き合っt」  
長門「嫌(……当該情報の情報連結の解除を申請する)」  
谷口「…………うわぁぁぁぁん!」  
長門「(……当該情報の逃亡を確認。申請中止)」  
 
5月某日  
相手・朝倉涼子  
 
放課後の1年5組教室  
谷口「あ、朝倉さん!好きだ!オレと付き合っ」  
朝倉「ごめん、それ無理」  
谷口「…ぐ、キミのためなら死ねる!それほど好きなんだ!」  
朝倉「じゃあ死んで」  
谷口「ストレート!うわぁぁぁぁん!」  
 
6月某日  
相手・新任の若い英語教師  
 
放課後の校舎裏  
谷口「先生! I love you!」  
先生「Go to the hell. 」  
谷口「…?なんて意味ですか?」  
先生「ごめんなさいって言ったの」  
谷口「岡部よりカッコイイのにー!うわぁぁぁぁん!」  
岡部「谷口、ちょっと職員室に来なさい」  
谷口「げ……」  
 
7月某日(夢の中)  
相手・ショートカットの背中美人  
 
二人だけの廊下  
谷口「そこのショートカットのキミィ!オレと夏休みに甘いアバンチュールをどうだい!?」  
古泉「(振り向く)…ひょっとして僕に言ってますか?」  
谷口「…………(硬直中)」  
古泉「いいですよ。なんでしたら今すぐにでもそちらの保健室で……フフフ」  
谷口「ギャァァァァーーーー!!」  
 
8月某日  
相手・ショートカットの童顔の愛らしい娘  
 
街角でナンパ  
谷口 「ねーねー、か〜のじょ〜。オレと一緒に…」  
国木田「…谷口、それは何の冗談かな?本気でやめて欲しいな」  
谷口 「………(硬直中)」  
国木田「それにそんなやり方じゃ女の子はついてこないよ?」  
谷口 「………(硬直中)」  
国木田「それじゃ、がんばってね」  
国木田の去っていく方向に可愛い女の子。二人合流して楽しそうに歩いていく。  
谷口 「裏切り者ー!うわぁぁぁぁん!」  
 
9月某日  
相手・大人びた可愛い女の子  
 
放課後にナンパ  
谷口「ね…」  
吉村(ダッシュで逃げる)  
谷口「まだ、何もしてねーじゃんかー!」  
 
後日キョンの家  
 妹 「不審者が出たんだってー」  
キョン「…最近物騒だな…お前も注意するんだぞ。知らない人には絶対ついていっちゃダメだぞ」  
 妹 「知っている人は〜?」  
キョン「ハルヒたちなら別にいいが、谷口だけは絶対ダメだ。わかったな?」  
 妹 「あの変な顔の人〜?」  
キョン「そうだ。あのスケベ面の男だ。ああいうのには近づいちゃダメだぞ?」  
 妹 「は〜い」  
 
10月某日  
相手・軽音楽部3年生  
 
中庭  
谷口「文化祭のライブ最高でした!付き合ってください!(見てないけど)」  
榎本「…………(無視)」  
谷口「…え、と。あの曲よかったですね!…恋のミクル伝説!」  
榎本「……年下には興味ないの」  
谷口「うわぁぁぁぁん!」  
 
11月某日  
相手・清楚な2年生  
 
生徒会室  
谷口「その清楚なふいんきにメロメロです!好きです!付き合っt」  
喜緑「ごめんなさい」  
谷口「ふ、フワフワの髪が素敵ですね!」  
喜緑「…ごめんなさい」  
谷口「せ、生徒会長よりオレのほうがカッコイイでしょ!?」  
会長「生徒会室でナンパとはいい度胸だな、1年」  
谷口「し、失礼しましたー!」  
喜緑「(情報連結の解除を…逃げられました)」  
 
12月某日  
相手・学園のアイドル朝比奈みくる  
 
谷口 「ず、ずっと好きでした!オレと付き合ってください!」  
みくる「ご、ごめんなさい。私、誰とも付き合うわけにはいかないの…」  
谷口 「…そ、そうですか。…ハ…ハハハ」  
みくる「これからもキョンくんのお友達でいてあげて下さいね。えっと…国木田くん」  
谷口 「うわぁぁぁぁん!」  
 
1月某日  
相手・天才肌のお嬢様  
 
屋上  
谷口「鶴屋さん!好きです!!オレと付き合ってください!」  
鶴屋「なっはっは!おもしろい冗談だね〜。キョンくんの友達くん」  
谷口「いえ、あの、冗談ではなく…」  
鶴屋「みくるに先月告白したの知ってるだよ〜?その辺どうにょろ〜?」  
谷口「やっぱりオレとでは釣り合いませんね。ごめんなさい、さようなら!」  
鶴屋「…逃がすと思うかい…?」  
谷口「ド、ドアが……開かない!?なんで!?」  
鶴屋「さ〜て、みくるにおいたする悪い子におしおきの時間にょろ〜」  
谷口「ギャァァァァーーー!!折れる折れる折れます〜!!!」  
 
2月某日  
相手・かっこいいOL  
 
街角でナンパ  
谷口「そこのカッコイィおねぇさ〜ん。オレと一緒にぃ、あそばな〜い?」  
森 「いえ、結構です(尾行の邪魔ですね)」  
谷口「そんなこと言わずにさ〜、ちょっとだけ。お茶だけでいいから!ね?」  
森 「……新川。10分以内に」  
新川「は。承知しました」  
谷口「あれ?このゴツイおじ様はどこから?え?どこに行くの?」  
新川「…なかなかいい体をしてますな、少年」  
谷口「え?あれ?…なんで顔赤いんですか?あれ?そっちビルの陰で…ちょ、ま、まさか」  
新川「…すぐ済みます」  
谷口「7月の夢はこれの予知夢だったのかーー!助けムガーーー!!」  
森 「…対象の尾行を継続します」  
 
3月某日  
相手・クラスメイト  
 
放課後の教室  
谷口「…阪中、好きだ!この1年ずっと見てきた!もうこの気持ちを抑えられない!付き合ってくれ!!」  
阪中「え…?あ、あの…いきなりそんなこと言われても…」  
谷口「大丈夫だ!ずっと大事にする!オレは本気でお前が好きなんだ!」  
阪中「え?で、でも、お兄ちゃんとお父さんが…」  
涼宮「うりゃあっ!」  
谷口「げふをっ」  
涼宮「純情な阪中さんまで毒牙にかけようなんて、あんたとうとうそこまで落ちたの、谷口」  
阪中「す、涼宮さん…」  
涼宮「さ、行きましょ。こんなのと付き合ったら傷物のボロボロにされて捨てられるのがオチよ」  
阪中「う、うん。ごめんね、谷口くん」  
谷口「…………(気絶中)」  
 
2年へ続く。  
 

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