ソレは突然起こり突然終わった
情報統合思念体内で急進派が主権を握り
ハルヒを拉致・解剖しようと乗り込んできたのだ
小泉・朝比奈 両名はその場で殺され
ハルヒはどこぞに連れて行かれた
そして俺と力を封印された長門は
不滅のゾンビ女・朝倉涼子の手により
囚われの身となってしまった
長門が別の場所に連れて行かれる
長門と目が合った あんな怯えた目の長門は始めてみた
キョン「・・・・・なんで俺達を殺さない」
元1年5組の委員長に聞いてみる
朝倉「だってずっと消えてたんだもん♪ 私も少しは遊びたいわ・・・・・」
この時俺は
もう長門と会えないんだろな
と悟った・・・・・
長門は床のの上に転がされていた
長門が動くような気配は無い、気絶しているのだろう
その姿はあまりに無残であった
朝倉から”遊び”という拷問を受けたからである
長門の全身はいたるところ傷だらけで血がにじみ、皮膚は赤く腫れ上がっていた
鞭で打たれ衣服はぼろぼろになっていた
コツ、コツ、コツ、
足音が近づいてくる
この足音は朝倉だ
また”遊び”をはじめようというのだろうか
長門の捕らえられている部屋に電灯は無い
扉についている鉄格子の隙間からもれる光が唯一の光だ
鉄格子からもれる光に人影が映る、朝倉が扉の前に立っているのだろう
ガチャリとカギが開く音が聞こえ、扉が開く
朝倉「おはよう!! 長門さん、ご機嫌いかが?」
扉が開き廊下の電灯の光が暗い牢屋に入った
牢の中はすこし明るくなり、長門の姿が見えるようになる
長門を拘束するものは何も無かった
手錠も、足かせも何も身につけていない
衣服すら纏っていない
もはや彼女を拘束する必要は無いのだ
手も足も思うように動かせないのだから
両足の腱は切断されていた
両手の指はありえない方向に曲がっている
全身の傷は紫色に変色していた
長門「・・・・・・・・・彼はどこ?」
まだ潰されていない
まだ腐っていない
綺麗な目で睨む
朝倉「まだキョン君のこと考えてるの?」
やれやれと手でジェスチャーして
朝倉「しょうがないわね、また遊んであげるわ」
長門は牢屋から引っ張り出され、”遊び”を受ける
長門の入れられている牢獄には何も無い
床に排泄物用の穴があいているだけで、それ以外は突起物すらない
今の長門は自分で体を動かすことすら難しい
それゆえに排泄があっても垂れ流しであり、長門の全身は傷と汚物にまみれている
長門の汚れは基本的にはそのままだ
長門の汚れは”遊び”の時にだけおとされる
それは長門が犯されるときだけであった
大きさ2m程の二足歩行をする犬達それが長門の遊び相手だ
朝倉「人間が相手じゃつまらないでしょ?わざわざ作ったのよw」
笑いながら言っていたのを思い出した
犬達が長門を犯すときはまず牢獄から水のあるところに連れて行き
ホースで長門に水を浴びせかけ、デッキブラシで長門の汚れを落とす
針の先のようなデッキブラシは、傷だらけの長門の全身に苦痛を与える
長門はその苦痛で顔をゆがめるが、犬達は容赦なく長門の全身をデッキブラシで洗っていく
そして一通り長門の全身の汚れが落ちたら、犬達は長門を陵辱するである
はじめは抵抗もした、しかし犬達に押さえつけられすぐに動けなくされた
そして抵抗すればすれほど、犬達はさらに非道な行為を長門に加えるのである
それを理解してから長門は抵抗しなくなった
陵辱が終われば再び汚れを落とされ牢に戻される
いつのころからだろうか長門に生理がこなくなった
ストレスと栄養不足によるなのか妊娠したためかは今となってはもうわからな
ザッ、ザッ、ザッ
誰かの足音が近づいてくる
この足音は犬だと長門は感じた
犬が来る場合はほとんどが食事か陵辱だ
食事の方がいい
長門はそんなことを思っていた
扉が開くとそこには犬が立っていた
犬「・・・クエ」
そう言っては右手に持った大き目のお椀をひっくり返す
中身が床に落ち、つぶれた泥団子のようなものが床にできあがる
これが長門の食事であった
床に落ちたものはもう食べ物というようなものではなくもはや汚物であった
長門は芋虫のように這いながら食べ物のところまで行き、それを食べる
ぴちゃ・・ぴちゃ・・
長門は舌を出してそれを口の中にわずかづつ入れる
皮肉ながらほとんどの歯を抜かれてしまった長門にとって
この汚物のような食事しか食べることができなかった
硬いものなどもう摂取することはできなくなっていた
どれだけ時間がたっただろう・・・・
朝倉「ねぇw すこしは身だしなみに気を使ったらどうw?」
ひさしぶりに長門と遊ぼうとした朝倉であったが、朝倉はは長門の姿を見て大笑いした
そして朝倉は犬達に命じ長門を牢から連れ出す
犬達に抱えられ、長門はいつもとは違う部屋に連れて行かれた
そこは20畳ほどの広さの部屋、部屋の中には何も無い
いや、ひとつだけ壁に大きな鏡がかかっていた
朝倉「今の自分の姿を見てみなさいw」
鏡には長門らしいものが映っていた
髪の毛は白髪となり
左眼は潰れて 腐り落ちている
骨と皮でガリガリになりアバラがうきでている
全身はドス黒く変色し、どこに傷があるのかさえわからない
長門「う・・ぁ・・・あ・・」
長門は泣いた、しかしもう涙はもうでてこなかった
このころになると犬達はもう長門を陵辱するどころか触れることさえ嫌がっていた
長門は床にはいつくばり食事をした
汚物のような物を何とか食べ終えると長門はそのまま眠りに落ちた
長門「・・・・・ん!・・さん!長門さん!」
それは朝倉の声であった
わずかに右目を開き、長門は朝倉を確認する
朝倉「長門さん、まだキョン君の事が気になるの・・・?」
長門はかすれた声で答えた
長門「・・・彼・・・を・・・・解放・・・・・し・て・・」
朝倉「長門さん、そこまでキョン君のことを・・・」
長門「・お・・ねがい・・」
朝倉「・・・わかったわ」
長門「・・・・・・・・・・あ・・」
朝倉「もうこんなことやめる!あなたの思いはわかったわ!」
長門「あ・・・あ・・」
朝倉「キョン君も全部なくなっちゃったしねww」
長門「あ・・う・・ぇ?」
朝倉「もうキョン君はないの」
残念そうな顔をする元委員長
朝倉「あんなにいっぱいあったのに・・」
長門「ど・・う・・い・・う・・」
朝倉「あれ、気がつかなかったのw?あなたいつもキョン君を食べてたじゃないw、残さずに」
長門「・・・・!!!!」
朝倉「キョン君はおいしかった?」
朝倉のその言葉を聞いたとたん、長門は痙攣し始めた
長門の口から何かが吐き出される
それは先ほど食べた”食事”であった
朝倉「あらあら、残しちゃだめでしょう!どこの部分かわからないけど”キョン君”なんだから!」
朝倉はそういうと靴の先で”キョン君”をつつき長門の口のそばまで持っていった
朝倉「ほら、いつもみたいにw♪ 残さず食べてw♪」
長門「ぇあ・・う・ぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
絶望 まさにそうとしか呼べない顔をした物がそこにはあった
もう彼女は何も感じない
そして何も考えない
長門の心は崩壊した
<<完>>