「人間はさあ、よく『ヤらなくて後悔するよりも、ヤって後悔した方がいい』
って言うよね。これ、どう思う?」
「言葉通りの意味だろうよ。何か違和感があるが」
「そう。それで私も、いつまでたっても変化の無い観察対象には飽き飽きしてるの。
だから……あなたを犯して、涼宮ハルヒの反応を見る」
は?
…これはどこから突っ込めばいいんだ?
でもまあいいか。よく考えたら、これはかなり美味しい状況だ。
こんな美少女に筆下ろししてもらえるなら、男冥利に尽きるってもんだぜ。
「……ふつつかものですが」
「素直でよろしい」
「……ところで、そのあなたの周りに浮いてる太い棒は何ですか?」
「あれ、言わなかった?今のこの教室は、私の意のままに動くって」
いや、俺の聞きたい事はそこじゃなくて、…え、俺は棒を使うほうじゃなくて使われるほうですか?
あの、俺はまだ、あんまりそういう、アブノーマルな、プレイは、・・・・・・・・・・・・
きゃあーーーやめてーーーーーーー
「忘れ物取りに来たんだがなあ……」