青春タンデム  ―古泉視点―  
 
さて、今日は涼宮ヘタレツンデレさんからプールへ行くとの指令を受けたわけですが。  
夏休み中はこういうイベントでもないと愛しの彼のお姿が見られないので、  
そういう意味では涼宮ヘタレツンデレさんに感謝していますが・・・  
 
・・・今のこの状況はどうにも納得できないですね。  
自転車に乗ってきたのが僕と彼の2人だけ、という時点で、  
彼との2ケツという天にも還らんというシチュエーションがなくなったのは  
まだ百万歩譲って我慢できましたが、  
どうして後ろに乗っているのがよりによって腹黒未来人なんでしょうか?  
しかも行きだけでなく帰りも、って涼宮へt(略)は僕に恨みでもあるんですかね?  
非常に残念なことながら、彼はどうも腹黒さんを半分神格化してるので、  
このままだと僕への風当たりがさらにキツくなるじゃないですか。  
ああ、そう言ってるそばから彼の視線が背中に突き刺さってきてます。  
でも正直、僕にとってはその視線の痛さすら快感なんですけどね。  
少なくともその時は僕だけを見つめてくれてるんですから。  
ああ、そう思うと自然に笑みがこぼれてしまいますね。  
 
しかし、後ろの腹黒さんから殺る気がひしひしと伝わってきてます。  
まあ、昨日愛しの彼を拉致しようとしてたのを機関の総力を挙げて妨害したので  
当然といえばそうなんですが、それにしても鬱陶しいですね。  
ちょっと自転車を揺さぶって振り落としてみましょうか。  
彼の注目が彼女に向けられるようになるのは業腹ですが、命にはかえられませんし。  
彼女ならドジっ娘という事ですべてが済むでしょう。  
ああ、もちろん彼には揺さぶっている事がバレないように・・・っと  
 
・・・  
 
ちっ、失敗しましたか、って何腰に手を回してるんですか、この腹黒さんは。  
素直に落ちればいいものを。無理して踏ん張ってどうするんですか。  
うーん、マズいですね、このままだと・・・  
・・・ああ、マイスウィートエンジェルからの視線がさらに痛くなってしまいました。  
ああ、でもさらに快感が増してきました。これが視姦プレイというものなんですね。  
今日は新たな自分を発見してしまったようです。  
後ろで薄汚いブツを押し付けてるヤツにナノマシン1個分だけ感謝しておきますか。  
 

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