一年近くをSOS団で過ごすと、並大抵のことでは驚かなくなり、  
去年長門、朝比奈さん、古泉から衝撃的な告白を受け、目を回していたころの俺が懐かしくも思える。  
 
今でもハルヒには振り回されてばっかだが、それもこの頃はなんか物足りない。  
 
 
 
こんなことを考えていても古泉相手のオセロはいまだ俺が優勢のままだ。  
負けてばっかで楽しいか?  
 
「えぇ、とても楽しいですよ。  
ぼくは『勝敗』よりも『勝負』という行為に価値を見出しているんです」  
 
なんか負けの言い訳にしか聞こえんな。まあ、それならそれでいいさ。  
 
最後に残った角マスを俺の白で埋めてやったところで俺は席を立った。  
 
「おや、どこへ行くつもりですか」  
 
……トイレだ、トイレ。ついてくんなよ、俺は連れションなんてまっぴらだからな。  
お前も行きたかったら、俺が帰ってきてからにしろ。  
 
ドアを閉める瞬間、さっきから団長席で突っ伏していたハルヒが跳ね起きた気配を感じた。  
 
 
 
「……ふぅ」  
 
この瞬間は男にとって至福の瞬間だ。  
張り詰めていた緊張が解き放たれる。だが同時にこの瞬間は、気が抜けて無防備になる瞬間でもある。  
 
ふと誰かの気配を感じ、目を入口に向ける。  
頬を朱に染め、若干俯き加減のハルヒがひっそり佇んでいる姿が目に入る。  
 
「おう、ハルヒか! ……って、おい! お前こんなとこで何してんだ! 女子トイレは隣だ! まさかお前男か!」  
 
俺の間抜けな対応を無視し、  
つかつかと早足で歩み寄ってきたハルヒは、俺のベルトに手をかけ個室に引きずり込んだ。  
 
やばかった……。あと少し遅かったら俺は床を盛大に汚すところだった。  
……!? って、こんなこと考えている場合じゃねぇ!   
今ならまだ逃げられる。ドアは俺の後ろだ、まだ開いている。  
逃げろ、逃げるんだ、俺! ……だが意識に反して体が動かない。  
 
俺の足は鉄棒の如く硬直し、重かった。  
 
もたもたしている間、ハルヒは俺と体を入れかえ後ろ手に鍵をかけた。  
ガチャッという無機質な音がトイレ中に響き渡る。今は俺とハルヒの息遣いしか聞こえない。  
 
こいつは何がしたいんだ? 顔色を伺おうにも、さっきから俯いたままだ。形のいいつむじしか見えない。  
 
「おい、ハル・・・ヒっ!?」  
 
いきなり抱きついてきた勢いに押され、俺はしたたかに背中を壁にぶつけた。  
ハルヒの鼓動が伝わってくる。  
トットットット……。控えめだが早く脈打つハルヒの心臓は俺の鼓動をも早くする。  
 
「あんたが悪いんだから……」  
 
そう呟き顔を上げたハルヒの瞳は、潤み、熱を帯び、俺を見つめて放さない。  
俺もハルヒの瞳から目を離すことができず、ひたすら見つめ返す事ぐらいしかできない。  
 
ふと下半身から伝わる、温かく滑らかなそして包み込まれるような感触が、俺を我に返した。  
 
何だこの状況は? 何で俺はここにいる? お前は誰だ?   
本当にハルヒなのか? 俺は夢でもみてるのか?   
様々な疑問が口をついて出る。  
 
「少し黙ってなさい……」  
 
それだけ言ったハルヒに圧倒され俺は口をつぐんだ。  
ハルヒは、背に回した左手を俺の下腹部へ移し、今は俺のモノをやさしくつつみこんでいる。  
 
ハルヒの手は微妙な力加減で、俺のモノを確かめるように握ったり開いたりを繰り返していたが、  
それが次第に上下運動へと変わっていく。  
 
その間もハルヒは俺を見つめ続け、  
俺はその濡れた瞳と首筋にかかる熱っぽい吐息のせいで、自分の理性が徐々に麻痺していくのが分かる。  
いまはそれがとても心地いい。  
 
最初は場の雰囲気に圧され、萎縮していた俺のモノは、  
今やハルヒの手に収まらぬほどに膨張し、更なる快感を待ちわびている。  
 
それを見て取ったハルヒは跪き、俺の股間に吐息を吐きかける。  
その感触がこそばゆく、じれったい。  
 
「これがキョンの……」  
 
続く言葉は聞こえず、だが上目遣いで俺を見るハルヒがたまらずに愛おしい。  
 
啄ばむように俺のモノへ口づけていたハルヒは、意を決したのか舌先で俺のモノを舐め始めた。  
 
「ふふっ、これがキョンの味ね?」  
 
俺の先端に残っていた滴を舐め取ったハルヒがそんなことを言ってくる。  
……どんな味だ?   
 
「なんか、苦くてしょっぱい……。もっとしてあげる……。んっ……ぁむ……」  
 
突然の快感が俺の思考を一瞬停止させる。  
 
生温かい感覚が俺の下半身を支配する。  
 
「……はむっ、んっ、んんむっ……んっ、んちゅぅ……、れろっ……」  
 
先端を口に含んだハルヒは、一層激しく責め立て、俺は堪らず声を漏らす。  
俺が声をこらえている間も、ハルヒはジュルジュルッと淫らな水音を立て舌を這いずり回してくる。  
 
「んふぅ……、ちゅっ、ちゅぱっ……、ちゅぽっ……。どう……? 気持ちいい?」  
 
既に俺の理性は吹っ飛び、今はただハルヒのもたらす快感に身をまかせたかった。  
 
「いいから続けろ」  
「んぁあっ!? ……んふっ、んっ、んちゅっ……、ちゅぢゅっ、んんっ……!」  
 
俺はハルヒの後頭部を押さえつけ、口にモノをねじ込むと前後に揺さぶりつづけた。  
 
「ちゅぷっ、ぢゅちゅぅ……、んぐっ、ちゅぱっ……、んむぅっ、んくっ、おいひ……、んくっ、れるっ……、ちゅぱっ、ぢゅる!」  
 
俺が積極的になったことで、ハルヒの奉仕は濃厚なものになり、俺の弱点を見つけるや否やそこを重点的に責めてくる。  
 
そのたび俺のモノはビクンと脈打ち、ハルヒの喉を突き上げる。  
 
「んぐぅっ、けほっけほっ、……ぐすっ、……ぅんっ、んむっ、くちゅっ……」  
 
苦しそうにむせたハルヒの目には涙が浮かんでいたが、また恍惚とした表情で俺のモノを扱き始める。  
 
「出したかったら、出していいのよ……。飲んであげるから……、んっんむぅっ、んちゅっ……」  
「ホントに、出すぞ……!」  
 
上目遣いで妖艶に微笑むハルヒは別人のようだ。  
 
「んむっ、んちゅっ、んくっ……ちゅっ、ぢゅるっ」  
 
溢れる唾液は粘度を増して、リノリウムの床に滴り落ちていく。  
ハルヒの、細く綺麗な白い指が俺のモノを扱き、形のいい艶やかな唇が俺のモノを咥えて放さない。  
俺の股間は硬さを増して、ハルヒの口を蹂躙し続ける。  
 
「んんっ、んぢゅっ、ちゅうぅっ、んぢゅっ……、ぢゅぱっ」  
 
強く吸い、音を立てながら付け根まで頬張る。  
ディープスロートの度に舌を裏筋に這わせ、唇で引っ掛けてくる。  
それは異様なほど射精感を昂ぶらせる行為だった。  
 
俺の限界が近いと理解したハルヒは、とどめとばかりに責め立てきた。  
 
「んあぁむ、ふむぅ……、んむっ……、んちゅうぅぅっ!」  
「くっ……!」  
 
ハルヒの頭に手を置き、勢いよく引き寄せる。  
 
「んむむっ!! ……んふっ、んむっ、けほっ、ごほっ! んっ、んぢゅっ、ぢゅるるっ!!」  
「くっ、イくっ、イくぞ! 飲めよな……!!」  
 
俺はハルヒの頭を押さえ込み、喉の奥に向かって勢いよく発射した。  
 
熱い精液が塊と鳴ってハルヒの喉を汚していくのが分かる。  
 
ドピュッ、ビュクッ、ビュルルッ……!!  
 
「んんんっ! ……んむっ……、んくっ……っく、んっく、っく、んくっ」  
 
俺のモノと精液の塊を同時に喉奥に突き込まれながらハルヒはなおもしゃぶりついてくる。  
その感覚に後押しされて、止めど無く射精が続く。  
 
ビュクッ、ビュルルッ、ドプッ……!  
 
「ふごぃ……っ、んんんっ、んっ、んくっ……。ぁむっ、んっふぅっ、んくっ……ちゅっ、ちゅぱっ……。」  
 
ハルヒは、俺の痙攣が終わるまでずっと咥えている。  
 
……全てを飲み干した後、ハルヒはようやく口を離し、  
俺のモノに付いたネバつきを舌で丹念に舐め取った。  
 
その感触に、俺のモノはいつまでたっても治まらない。  
 
 

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