その時、朝比奈みくるは困っていた。  
「えっ・・・・長門さん・・・?」  
長門有希はスカートの前側をたくし上げ、朝比奈さんを見ていた。彼女の股間は隆起して  
いる。  
そう、長門の股間には本来女性にはついてないものがついていた。男性器である。  
「はわわっ・・・・」  
朝比奈さんの頬は熟れたリンゴのように紅潮している。無理もないだろう。気絶しなかっ  
ただけマシかもしれない。  
「ななななんで長門さんにそんなものがぁ・・・・」  
「あなたを構成する情報の一部が損傷している、修正するようにとの指示がたった今ださ  
れた」  
長門は答えた。ちょっと答えとは違う気がする。  
「ひえっ?」  
朝比奈さんはびっくりしている。無理もないだろう。  
「このままだとあたしはどうなるんですか?」  
「未来に帰れなくなる」  
「えーっ!?」  
朝比奈さんは今にも泣きそうな顔をして、  
「あ、あたしはどうしたら」  
「そのためにはあなたと性交渉を行うことが最良の手段だと情報統合思念体は言ってい  
る」  
「せせ性交渉ぅ!?」  
「そう」  
「そ、それって・・・・・」  
朝比奈さんは今にも消えそうな声で、  
「わ、わたしと・・・・せ、せっくすするってことですかぁ・・・?」  
「そう」  
長門には朝比奈さんの恥ずかしさなんか関係ないようだ。だが顔は多少紅くなっているよ  
うにも見える。  
朝比奈さんは困った表情で、  
「わかりましたぁ・・・」  
将来、朝比奈さん(大)が長門さんを苦手とするのはこのせいかもしれない。  
しばしの沈黙のが続いた。耐えきれなくなったか朝比奈さんが口を開き、  
「ま、まずはなにをすればいいんですか?」  
「私に快楽を与えてくれ」  
「へっ?」  
朝比奈さんの頭には?マークが浮かんでいる。  
「私の男性器を舐めてくれ」  
朝比奈さんは目を白黒させながら、  
「ええっー!?」  
「そ、それって損傷とは関係ないんじゃ・・・・」  
「私の気分が高まるほど修復が成功する確率は上がる」  
朝比奈さんは首をかしげて迷いながら、  
「わかりました・・・・舐めればいいんですね・・・・」  
そうすると長門はつなぎのホックを外しはじめt・・・・いや、下着姿になった。つなぎ  
なんか着てはいない。  
こうやってみると朝比奈さんと長門では体付きが全く違う。朝比奈さんは体は小さいのに  
胸は突き出ていて俺の趣味にぴったり・・・・・いや、私情を出すのはやめておこう。  
長門はというとこれまたちっこいが全く未発達の胸である。これも情報統合思念体の思慮  
なんだろうか。  
 
「それじゃあ、いきますね・・・・」  
朝比奈さんは長門の男性器を舐め始めた。  
「はむっ・・・はふはふっ・・・・ちゅぱ・・・・」  
朝比奈さんなりに頑張っているのだろう。  
「・・・・・・」  
長門は沈黙している。それが朝比奈さんには不安だったようで、  
「あ、あのぅ・・・・気持ちいい、ですか?」  
「いい」  
「そ、そうですか・・・・・」  
ちょっと不安そうだが、長門の言葉で自信がついたのだろう、  
「なにか注文があれば言ってくださいね」  
「分かった」  
などというやりとりがあった。  
15分ほどたっただろうか、ふいに長門が、  
「限界点が近い。射精する」  
「えっ?」  
「うわっ!?」  
長門の配慮もあったようだ、口の外に長門は射精した。  
「ひえっ」  
朝比奈さんはいきなりで状況が掴めていないみたいだ。  
それでも長門は気にせず  
「次の過程に進む」  
 
「まずは服を脱いでいただきたい」  
「あ、は、はいっ!」  
そうすると朝比奈さんは御用達のメイド服を脱ぎ始めた。  
どうやら朝比奈さんは着やせするタイプのようだ、その豊満な胸は更に大きく見えた。体  
型は、まあよくいわれるぼんきゅっぼんってやつだ。文句のつけようがない。  
「こ、これでいいですか?」  
長門は首肯した。  
「それでは第二過程を開始する」  
「は、はい」  
長門は朝比奈さんの胸を舐め始めた。  
「ぁっ、ひゃぁっ・・・・・!これと損傷に何の関係がぁっ・・・・ひゃぅっ!?」  
「あなたの気分が高まっても修復が成功する確率は上がる」「ゎ、わかりましたぁ・・・  
・ぃひぃっ!」  
「ゃぁぁっ・・・・ぁん・・・・」  
朝比奈さんは気持ちよさに声を我慢できずにいるようだ。てか可愛すぎです。犯罪です。  
長門は手を使い始め、朝比奈さんを攻める。  
「ひゃっ!ち、ちくびぃ!乳首はきもちよすぎるのぉ・・・・・!」  
「乳首こりこりぃ・・・・きもちいいよぉ・・・・・」  
「あひっ!乳首噛まないでぇ・・・・」  
長門は朝比奈さんの弱点を知り尽くしたかのように(いや実際知っていそうだが)至る所を  
舐めまわす。喘ぎ声が可愛すぎます。  
そして長門の舌は朝比奈さんの股間に近付いていった、が、なかなか本題を舐めようとせ  
ずに周りばかりを攻めている。  
「あぁっ・・・・ひゃぅぅ・・・」  
朝比奈さんも焦れったかったのだろう、ついに、  
「な、長門さんっ・・・・私の・・その・・お、おしっこの出るところを舐めて下さ  
いっ!」  
長門は眉をちょっとひくつかせて、  
「了解した」  
と一言。  
 
朝比奈さんも吹っ切れたみたいか、  
「あぁぁっ!らめぇ!おまたきもちよすぎぃ!」  
「いひぃっ!ちくびぃ!ちくびとおまたいっしょにいじらないでぇ!あたまおかしくなっ  
ちゃうぅ!」  
どうやら焦らされてその反動が一気に来たようだ。  
間もなく朝比奈さんは絶頂を迎えようとして、  
「あぁっ!いくっ!あたひきもひよすぎれすごいとこいっひゃうよぉ!」  
その言葉が発せられた直後、長門の動きが止まった。  
「はひゃぁ・・・・な、長門さぁん・・・・おまたいじりやめないれぇ・・・」  
「私の任務はあなたと性交渉すること」  
「もう十分あなたの気分は高まった」  
「へっ・・・?」  
「あなたの陰部に男性器を挿入する」  
「ええっ!?ちょ、ちょっと待ってくだs、ひぎぃぃぃっ!」  
「ひぎぃ!ち、ちょっ、長門さん、痛いですっ」  
「安心して」  
「快楽倍増ナノマシンを注入してある」いつの間に、と思ったが乳首を噛んだときだろう  
か、そういえばそこから朝比奈さんも吹っ切れたみたいだし。  
「そんなこと言われても、痛いものはいたいでs」  
「あれ?」  
「なんでぇ?はひぃっ!あれあれ?あたしのおまたすごくきもちいいぃ!?」  
「はぅぁ!こんなのぉ!あたしすぐいっちゃうよぅ!」  
「あぁん!いくぅぅ!いっちゃぅぅぅぅぅ!」  
そういうと朝比奈さんは早くも一回目の絶頂を迎えた。が、  
「はぁぁ!いやっ!いますごいいったばっかりなのにぃ!そんなに突っつかないでぇ!」  
長門は容赦なく射精しようと腰を動かしている。  
「ひぎぃっ!うひゃぁ!あぁっ!きもちよすぎぃ!」  
「またいっひゃうぅ、みくるいっひゃうよぉ!」  
「私も直に限界点を突破する。これから陰部にナノマシンを注入する」  
「はやくぅ!はやくなのまひんおまはにおちゅうひゃひへぇ!」  
びくんびくん、と長門が動いた。  
「あぁっ・・・・だされへるぅ・・・なのまひんおなかにだされへるぅ・・・・!」  
 
・・・・・・・  
 
「任務完了」  
 
えぴろーぐ  
 
その後、朝比奈さんは順調に未来と連絡を取れているようである。  
でもやはり気まずいのだろうか、長門とはしゃべっている姿を見かけない。まあもともと  
長門は無口だし、周りからみたらほとんど変わっていないように見えるかもしれないが。  
 
ところで、ここからは俺の考えなんだが、俺はあの長門が失敗ということをするとは思わ  
ないんだ。つまりこの行為の前戯などは・・・・いや、やめておこう。情報統合思念体に  
消されたくないからな。  
 

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