よし、まずは落ち着こう。孔明の罠かもしれないから  
 
 俺は目を閉じて大きく息を吸い込み、そしてゆっくりと吐き出した。  
 いわゆる深呼吸というものだ、これを行うことで人間は新鮮な空気を肺に送り込み  
 新鮮な空気は肺より血液に染み込み、そして脳や心臓に浸透する。  
 簡単にいうとリフレッシュすることができる。  
 物事を考える前にするととても効果的だ。  
   
 よし、落ち着いた。  
 頭の中で深呼吸の解説を3時間ぐらいできそうなぐらい落ち着いた  
 
 俺はゆっくりと眼を開き、  
 
「どうかしたのキョンおじちゃん?」  
 
 どう見ても小学校低学年の容姿をした長門を見て  
 
 少し、泣いた。  
 
 
 
 
 
       長門ユキの牢獄4  
 
 
 
 
 
 俺はねぇねぇとすがりつく長門を無視して、とりあえず今日一日のことを思い出し始めた。  
 
 一日の始まりはこのごろでは珍しく、自分の家から  
 この間の夏祭り以来、ハルヒの監視が厳しい  
 いつもの視線がギンッって感じとすると、このごろの視線はズキャァァンって感じだ  
 俺は長門と話し込むたびに銃殺される気分だった。  
 
 ともかく、俺の朝は妹のシャイニングウィザードもどきにより始まった。  
 
 朝食は痛むあごをさすりながら妹と一緒に食べた。  
 
 ふと時計を見ると本日のパトロールの集合時間が迫っていた。  
 
 逝ってきます、と告げる俺に妹がじゃれついてきた  
 聞けば今日のパトロールに参加したいのだと言う  
 俺は数秒考えたが、この狂った夏に必要なのはハルヒの体験した事が無い未知のもの  
 むしろイレギュラーは望むべきものだった  
 というわけで俺は妹の参加を快諾したのだった  
 
 集合時間の5分前には駅に到着したが、そこはSOS団  
 他のメンバーはとっくに集合していた  
 この時の長門の様子はいつも通りだったと思う。  
 
 奢る、奢らないかでひと悶着あったのだがそこは割愛  
 とりあえず妹の参加を伝えると、ハルヒはテンションを三倍増させたのだった。  
 
 いつものグループ編成、このごろは長門のイカサマをしていたが今回はズルは無しだ。  
 久しぶりの運試しに不覚にも少し、ワクワクしてしまったのを覚えている。  
 
 結果は俺、古泉、妹という考えうる最低メンバー  
 久しぶりの古泉スマイルに不覚にも少し、ビクビクしてしまったのを覚えている。  
 
(だ、だいじょうだよな)  
 
 忌まわしき黒歴史は再起動を果たした長門によって封じられたはずである  
 
 閑話休題  
 
 
 
 そのあとは照りつける太陽を避けて、適当に建物に入り時間をつぶした。  
 妹がこれ買って、あれ買ってと五月蝿かったが俺はうまくかわして、すべて古泉に押し付けた。  
 おかげで古泉の野郎、今日だけで5千円近く使ったのではなかろうか?  
 いい気味だ、待ち合わせのたびに奢らされる俺のつらさが少しはわかっただろう  
 
 待ち合わせの場所に到着  
 集合場所では既に到着していたSOS団女性陣の冷たい視線が俺を迎えてくれた  
 そのあまりの冷たさに、今が夏であることを忘れそうになる  
 
 まず朝比奈さん、視線を俺から妹へ、妹から俺へと忙しく動かしている。  
 その表情は厳しく、まるで朝比奈さんに似合ってない。  
 
 それからハルヒ、なんかやっぱりね、って感じで納得していやがる。  
 その勝ち誇った表情は非常にムカつくが、ハルヒらしいといえばらしい。  
 
 最後に長門、視線を一転に固定して微動だにしない  
 その刺すような視線を追うと、そこには妹の手にある買い物袋(古泉に買ってもらった服などが詰っているはず)があった。  
 
 
 そう、今思い出せばこの時からだった長門の様子が変になったのは  
 
 
 その後、妹の活躍によりなんとか和んだ空気の元、定例の報告会  
 もちろん、新しい宇宙人も超能力者も未来人も見つからなかったわけで即時解散ということになった。  
 
 妹との帰り道  
 先程の女性陣の様子が変だったのはなんだったんだろう、と思っていた所に着メロが響いた  
 誰からだろうと画面を見てみる、そこに映し出されていたのは見慣れた長門の家の番号だった。  
 
 妹から少し離れ電話を取る  
 
「どうかしたか?」  
 
 この頃はハルヒの監視の目が厳しいので当分は会わないことにしている  
 ならば、別のところで問題でも起こったのか?と心配になって聞いてみる。  
 
「……来て」  
 
 俺の質問には一切答えず、長門は用件だけ言うとあっさりと電話を切った。  
 
「?」  
 
 わけがわからない。  
 無口キャラを地でいく長門も電話だったらそれなりにしゃべる。  
 それが人と視線を合わせて喋るのが苦手なのか、仕草で伝えることが出来ないからなのかは知らないが。  
 
 …そんな長門が、ただ一言  
 
 もしかしたら俺の想像も出来ない何かが起こっているのかもしれない。  
 そう、考えた俺ははやる気持ちを抑えて、妹に「国木田の家に泊まる」と告げて別れた。  
 俺は妹の姿が見えなくなってすぐに走り出した、目指すは長門の住む分譲マンション  
 
 待ってろよ長門  
 
 
 
 
 
 
―――――と、長門の家に着いたのが十分ほど前だ  
 
 そこで俺を迎え入れてくれたのがこのチビ長門というわけだ  
 チビ長門、便宜上この名前で呼ぶことにする。  
 身長は俺のへその高さくらい、体重は40キロあるかも怪しいだろう  
 見た目で言えば小学3年生ぐらいだろうか?  
 ようやく俺の論理回路が動き出したようなのでチビ長門に質問してみる。  
 
「君の名前は?」  
 
「長門ユキ!」  
 
 元気いっぱいに答えてくれましたよ。  
 
「うん、俺の知り合いにも同じ名前の人がいるんだけど、その人から何か聞いていない?」  
 
 俺はなるべく刺激しないように、ゆっくりと丁寧に聞いた。  
 
 チビ長門は最初は頭の上に?マークを出して考えていたが何かを思いついたのか、頭に豆電球をつけて居間に走った。  
 テコテコと戻るチビ長門の手の中には一通の手紙があった  
 
 俺はチビ長門から手紙を受け取ると少し手荒に封を開けた。  
 中に入っていたのは長門らしい明朝体の文章が少し長めで記されていた。  
 
――本日、定例のパトロールの中で一つの議案を涼宮ハルヒが発表した。  
 
 いきなり本題に入る所なんか長門らしいな、と思いながら続きを読んだ。  
 
――即ち「キョンは重度のシスコン」疑惑である  
 
 俺はずっこけそうになる体を強引に支えた、支えなければチビ長門がぺしゃんこに潰れていただろう  
 ハルヒ、あの女に一回ぐらい俺の剛直をぶち込まなければならない気がしてきた  
 
――語られる証言は、証拠ととるにはあまりにも不十分だった  
 
 当たり前だ、むしろ邪険に扱っている時のほうが多かった気がする  
 
――が、その後にこのような事を涼宮ハルヒは語った  
 
 
「いい?もし今日あの娘が買い物袋を持って、うれしそうにしていたら危険信号よ  
 いやらしいキョンのことだから、物品と交換で破廉恥なことをあの娘に要求するに違いないわ。  
 いえ、もしかしたらもうその毒牙に…」  
 
 毒牙に…。じゃねぇ!  
 どんな電波受信すればそんなこと思いつくんだ?  
 お前の頭の中には何が詰ってるんだ!?  
 俺は打ちひしがれて四肢を床についた_| ̄|○  
 
 そんな俺の頭をいいコ、いいコと撫でるチビ長門  
 そうだ、まだチビ長門のことには触れられていない続きを読まなくては  
 
――結果は涼宮ハルヒの予想通り、物を買い与えていた。  
 
 誤解だ、買い与えたのは古泉で、妹が嬉しそうなのはいつでもだろう  
 
――危機感を持った私はあなたに試験を課すことを決めた。  
 
 試験?それがこのチビ長門とどんな関係が?  
 
――あなたの眼前に涼宮ハルヒの言う妹属性を持った少女が現れた場合、あなたがどういった対応をするのか?  
 
――それが試験の内容。  
 
――追伸、明日の朝には元の姿に戻る。  
 
 手紙は以上だった。  
 むしろ、手紙は異常だった。  
 
 それでか、それでお前は自らの体を変化させ、性格や口調をハルヒの言う妹っぽく改造したわけか  
 これが超思考存在にも恐れられるハルヒ効果なのか?  
 あぁ、世界が電波に染まっていく  
 俺は久しぶりにちょっとだけ、本気で泣いた。  
 頭を撫で続けるチビ長門の存在を感じながら  
 
 
 
 
 
 
 よし、復活  
 この非常識な世界で生きていくには強くなるしかない。  
 開き直った俺は、とりあえず何をするべきかを考えた  
 
 
「…………………うん」  
 
 
 逃げよう  
 
 逃げてまた明日長門を訪ねて記憶を消してもらおう  
 目的を決めれば後は迅速、俺はチビ長門を優しく椅子に座らせると玄関に向かった。  
 
 そして絶望した。  
 
 見慣れたドアには張り紙が張られていた。  
 
 ――明日の朝まで脱出不可――  
 
 どうやら俺の行動は読まれていたらしい  
 というか、俺が見つけられなかっただけで最初っから貼られていたっぽい  
 さすがは長門と、言うべきなのか  
 
 と、玄関で固まる俺をチビ長門が居間から呼ぶ  
 
「キョンおじちゃん、ご飯つくってー」  
 
 すべてを諦めた俺は、  
 
 従者の如く、奴隷の如く、亡霊の如く働き始めた  
 
 
 
 現在の時刻22時丁度  
 
 語るも涙聞くも涙の苦難の道のりだった  
 
 何が辛かったって言うと―――――  
 
 
 19時10分  
 
「キョンおじちゃん?」  
 
 このテストがどういった基準で行われているのかは俺の理解の範疇に無い。  
 そんな中で迂闊な行動はとれない、とりあえず俺はデフォルトのままおじちゃんで逝くことにした。  
 
 
 19時30分  
 
「ミルクが飲みたいの」  
 
 料理に忙しかった俺が「冷蔵庫から勝手に取って飲みなさい」と言うと  
 チビ長門は首を振ってこういった。  
 
「おじちゃんのあったかいミルクが飲みたいの」  
 
 2、3回まな板に頭を打ちつけて心を静めた後、ホットミルクを作ってやった。  
 
 
 20時00分  
 
 食事中  
 
「おいしいか?」  
 
「うん、ユキおじちゃんの作ったものなら何でも大好き!」  
 
 それじゃあ、俺が自家生産したあったかいミルクはどうだい?とは言わなかった  
 
 
 20時30分  
 
「おなかいっぱい」  
 
 あぁ、わかったから服を捲り上げて腹を見せないでくれ、桜色のポッチが見えそうだ  
 
「じゃあ、お風呂だね」  
 
 それはもちろん「今からお風呂に入ります」という決意表明で、俺に同時入浴の荒業を成せと言ってるんじゃないよね?  
 
「ユキと一緒に入りたくないの?」  
 
 泣き落とされた  
 
 
 20時50分  
 
「これなーにー?」  
 
 あぁ、女を喜ばせるために神様から授かったものだよ。  
 
「ふーん」  
 
 今の俺にまともなこと受け答えを期待しないでくれ。  
 天井を見つめて「古泉イツキ最高」と唱えるのに忙しい  
 だから俺は幼い裸体ををチラチラと見ていないし、体全体でプニプニの肌とか感じてもいない  
 
「ねー、キョンおじちゃん。もう体あったまったよ。」  
 
 うん?もうあがるのか?  
 
「ううん、体を洗うの手伝って」  
 
 
 21時30分  
 
 危なかった。特に「キョンおじちゃん、胸の所がくすぐったいよ」と言われた時は一線を越えそうになった。  
 今は風呂も上がり、チビ長門とバニラのアイスキャンディーを舐めながらテレビを見ている。  
 
 「おいしいね!」  
 
 ああ、そうだね長門  
 長門は見た目に違わず無邪気に笑う  
 だから、アイスの舐め方とか、口についたバニラがいやらしく見えるのは俺が有邪気だからだろう。  
 
 
 
――と、本当にいろいろなことがあった。  
 よく我慢したな俺、と少し股間を膨らませながら思う  
 
 今俺がいるのは寝室、チビ長門が眠たげに目をこすりだしたのでご就寝ということになった  
 俺とチビ長門はタオルケット一枚のみで同じベッドに寝ている。  
 クーラーが効いているとはいえ、温暖化の進む日本ではこのぐらいがちょうどいい  
 ちなみに俺の寝巻きはジャージのズボンに袖なしのシャツ、長門はフル装備の猫柄パジャマ  
 パジャマをどこから出したかは俺も知らない  
 俺としては溜まりに溜まったものを処理してから眠りたいのだが、右腕にぴったりとくっついたチビ長門がそれを許さない。  
 
 まぁ、それなりに精神を消耗したから眠れないことはなさそうだが  
 
 「…………」  
 
 …明日にはチビ長門ともお別れか  
 
 そんなこと考えているうちに頭の中に靄が広がっていくのを感じた。  
 
 
 ?時??分  
 
 もぞもぞ動く気配を感じて目を覚ました。  
 
 首をわずかに動かして右腕を見た。  
 俺が目覚めたことに気がついていないのか、俺の片腕にとりつた何かは動きを止めない。  
 そこには予想を裏切らず、俺の腕を使って自慰ふけるチビ長門の姿  
 荒い息を吐きつつ、俺の腕を股に挟んで秘部を刺激している  
 俺のむき出しの腕はわずかに湿ったチビ長門のパジャマを感じとっていた。   
 
 これが最終試験というわけか?長門  
   
 ならば考えが甘かったな  
 
 お前は日本の由緒正しき文化というものをまるで考慮に入れていない。  
 
 即ち、「据え膳食わぬは男の恥」という日本最高の文化をだ!  
 
「どうかしたのかユキちゃん?」  
 
 俺はできるだけ優しく聞いてやった、裏にひそむ狼を気づかせないために  
 
「!」  
 
 俺が寝ていると思っていたのだろう、驚いたチビ長門は淫靡な動きを止めた  
 
「どうか、したのか?」  
 
 俺が重ねて聞くとチビ長門はおずおずと話し出した。  
 
「キョンおじちゃん、あのね。おしっこする所が熱いの。ユキ、病気かな?」  
 
 そーか、そーか、熱いのか。  
 それなら大丈夫だ、その病気なら俺が治してあげられるから  
 
「本当?」  
 
 あぁ、俺のぶっとい注射器で長門にお薬を注いであげるからね。  
 だから俺の言うことをきくんだよ  
 
「うん、わかった」  
 
 いいコだ、いいコにはご褒美を上げよう  
 俺は体を起こしてチビ長門に覆いかぶさると、その小さな唇に自分の唇を重ねる。  
 一瞬驚いたようだったがチビ長門はキスが気にいったようで自分からも押し付けてきた。  
 
(上等)  
 
 チビ長門の意外な行動に、俺はレベルを一つ上げることにした  
 
「?」  
 
 自らに触れる俺の舌の意味が分からないのか、唇を硬く閉じるチビ長門  
 いつもなら自分から開いてくれるのだが、それはそれ。  
 これならこれで楽しみようはある。  
 
 俺はチビ長門の小さく張りのある唇をゆっくりと舐めた。  
 舌先から伝わる味は極上、最高級の肉もこれには劣るだろう  
   
 おいおい、前菜でこれかよ。  
 これは最後まで逝ったら死ぬな  
 死を覚悟した俺は、更なる味覚を求めて侵攻を再開した。  
 
 時間をかけて舐めたおかげでわずかに開いた口孔、そこに一気に俺の舌が侵入する!  
 
 ぴくんっ  
 
 予想もしていなかったのだろう、パジャマごしにチビ長門の体が震えたのが分かった。  
 だがチビ長門の反応にはかまわず、俺は口内を暴くのに集中する。  
 
 唇を肉とするなら口の中は果物、蕩け堕ちる果肉に包まれ甘き蜜が満ち溢れる最高の果実だ  
 俺は更なる果肉を、蜜を求めて舌を縦横無尽に動かした。  
 
 舌を弄び、歯をなぞり、裏頬を抉り、唾液を奪う  
 
 今まで感じたことの無い刺激に戸惑うチビ長門、俺の舌から逃れようと顔を動かそうとする。  
 しかし、今の俺がそれを許す道理は無い  
 
 両の手を使い、チビ長門の顔を固定して反抗を防ぐ  
 
「―――!」  
 
 今頃になって自分の目の前にいるものの恐ろしさに気がついたのか、体全体で暴れるチビ長門  
 だが悲しいかな所詮は子供の力、体重とわずかな力で動きを封じ込めることができる。  
 俺はやっとの事で大人しくなった肉を、ゆっくりと味わいだした。  
 
 
 
 5分ほどだろうか?我ながら熱中しすぎたようだ。  
 
 チビ長門は抵抗どころか、ピクリともしない。  
 顔を離してみると、真っ赤になったチビ長門が蕩けた目をして荒い息を吐いていた。  
 
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし)  
 
 乱れる幼女を見た感想が「よし」  
 俺は壊れているのかもしれん  
 
 ま、とりあえずは――  
 
 剥くか  
 
 むしろ俺は人間失格らしい  
 
 プチプチとパジャマのボタンをはずし、ご開帳。  
 もちろんシャツもブラもつけていないので僅かに朱に染まった肌が顔を出す  
 依然として抵抗が無いので、下のパジャマもパンツごと一気に脱がす  
 未完成の裸体が俺の前に現れる。  
   
 それは芸術だった  
   
 仄かに桜色に染まった白い肌  
 呼吸のたびに上下する未発達の胸  
 無駄な肉のついていない黄金率の足  
 そして、一切の穢れの幼い恥丘  
 
 そしてその全てのパーツが何の違和感も無く融合した未完にして完璧な芸術だった。  
 俺は数秒間、何があろうと忘れないように脳裏にこの光景を焼き付ける。  
 
 心ゆくまでチビ長門を鑑賞した俺は、芸術を汚す行為を再開する事にした。  
 
 両足をやや強引に開くが、チビ長門は無抵抗  
 若干物足りないものを感じるが、まあいい  
 薄明かりの元で見るチビ長門の股間は少し赤くなっている程度  
 これで俺の肉棒を受けるのは少しばかりきついだろう  
 
 仏心がわずかに顔を出した俺は、チビ長門に救いの手を差し出してやる事にした。  
 
 俺は掴んだ両足を持ち上げ、チビ長門の腰を強制的に俺の顔の位置まで持ってくる  
 ここまですれやる事はひとつ、俺は秘部にゆっくりと舌を這わせた。  
 
 びくん、と今までとは違った反応を示すチビ長門  
 どこかに逝っていた意識が戻ったのか、四肢に力がこもる  
 
「…キョン、おじちゃん?なにを、しているの?」  
 
 今の自分の状況が分かっていないのだろう、不安げな声が俺に質問してくる  
 
「ユキちゃんの病気を治す注射の準備だよ」  
 
 だから、暴れちゃだめだよ  
 
「…うん、…わかった」  
 
 純粋に俺を信じたのか、抵抗が無駄だと気がついたのかは謎だが了解は取った。  
 それじゃあ治療を始めよう  
 
 俺はチビ長門の赤くなったタテスジに再度、舌を這わせた。  
 まずはゆっくりと時間をかけて、唾液を塗りたくるように舌を使う  
 しばらくするとチビ長門の割れ目から、唾液以外の液体が分泌されているのに気がついた。  
 
「おじちゃん、…そこ、…くすぐったいよ」  
 
 そして熱いんだろう長門、大丈夫、わかっているよ  
 俺に任せておけばみんな幸せになれる、最初は痛いかもしれないが  
 だけど最後は、必ず極楽へ逝くことができるよ。  
 百戦錬磨の俺が言うのだから間違いない  
 
「うん、ユキがんばる」  
 
 OK、俺もがんばる  
 とりあえずいい加減疲れたので、両足を掴んでいた手を離してチビ長門の腰を支える。  
 結果、見た目パイルドライバーをかけられているようなチビ長門ができあがる。  
 
「おじちゃん、これ何?」  
 
 チビ長門が目の前にある俺の息子に戸惑いの声を上げる  
 
「風呂場でも言っただろう?ユキちゃんを喜ばせるために神様から授かったものだよって。」  
 
 俺は優しく答えた。  
 
「でも、…おっきくなってるよ」  
 
 それはね、おっきければおっきいほど女を喜ばすことができるんだ。  
 
「ふーん」  
 
 どうやら質問タイムは終わったようだ。  
 俺は別にチビ長門にフェラを期待してはいない、間違って歯でもたてられたら事だ。  
 もししてもらうなら、もっと元気が無くて従順になった時がいいだろう。  
 そんなことを思いながら俺は自由になった指を使って割れ目を広げた。  
 
 俺の手によって開かれたそこは、わずかに愛液を滴らせて肉色の孔をさらけ出した  
 口の中に涎が溜まるを感じた。  
 俺は今までよりもさらに顔を近づけ、舌を挿し入れた。  
   
 くちゅ  
 
「――あっ」  
 
 外側を舐められる行為とは違う、内側を侵される感覚にチビ長門は敏感に反応した。  
 その反応に気を良くした俺は、先程のディープキス以上に舌を動かした。  
 
 …ぴちゃ……くちゅ…ぬちゅ  
 
「―――うぁ!…はぁっ、んっ、だめぇ!」  
 
 淫猥な音と未熟な嬌声が部屋を満たす  
 
 柔らかいくせに硬い幼肉は俺の舌を受け入れるように動いたと思えば、次の瞬間には弾き返そうと俺の舌を楽しませる。  
 小さな蜜壺は僅かな愛液で満たされ、何者も触れたことが無い場所を犯す行為は俺を昂ぶらせた。  
 俺はいったん口を離すと、自由になっている指の先をチビ長門の秘裂に潜り込ませた。  
 
 最初「え?」と軟体な舌とは違う、硬質な指の感触に戸惑うチビ長門  
 だがチビ長門が戸惑っている間も、俺の指は止まる事は無い。  
 
 第二間接が隠れるまで小さな淫裂にゆっくりと指を埋め込む  
 それから、中指を折り曲げたり、伸ばしたり、角度を変えることで孔を掻き回、媚肉の感触を楽しむ  
 先程の舌の時にも感じた、この初々しくも淫らな感触にしばし酔いしれる。  
 チビ長門の方と言えば、先程よりもさらに深くを抉られる不快感に目を閉じて堪えている。  
 
 ならばと俺は中指をぴんっと伸ばすと、さらに深く指を埋める。  
 
 ずぷっ  
 
「――ああ、あ」  
 
 体内に侵入した異物に惚けたよう口を開け、涎をたらすチビ長門  
 と、中指が肉壺の中で壁のようなものに行きあたった。  
 体が小さくなっているので期待はしていたが、本当に処女膜がありやがる。  
 
 たまらなくなった俺は、指を一気に引き抜き「ひぅっ」口を大きく開け唇を完全にチビ長門の股間に口づける  
 そして一気に愛液をすすり上げた。  
 
 ずずずっと重い水音が響き渡る  
 
「――ふあああああああああぁぁぁぁ!」  
 
 チビ長門は中心から蜜と言わず媚肉までをも吸い上げられそうな力に、軽く達してしまったようだ  
 せっかく戻りかけていた意識が、またどこか遠くに逝ってしまった。  
 俺としては今からすることにあまり騒がれても興醒めなので、丁度良いといえば丁度良かった。  
 
 チビ長門を固定していた腰を離し、仰向けに寝かせる。  
 まず俺は発射寸前の弓のように自らの腰を曲げ、力をためる。  
 それから両手を使い、チビ長門の左右の太ももを強めに掴んだ  
 そして力の篭っていない両の足を無理やり開き、チビ長門を引っ張ることで幼い秘裂に俺の肉棒をそえる。  
 チビ長門は「ぴくん」と反応したが、それだけだった。  
 
 もちろん俺は心優しいので息子に唾をつけておくのを忘れない。  
 
 さて、準備完了だ  
 後はどうやって挿入するかだが、チビ長門のサイズじゃ俺のはあまりにも大きすぎるだろう  
 別に大きさを自慢するわけじゃない、中指一本できつかった現実を元に演算しているだけだ。  
 いくら人体の神秘を考慮に入れようともかなりの激痛を伴うのは明白だ、そこで俺は……  
 
 一気に、貫くことにした。  
 
 やめるという選択肢は最初から皆無だった  
   
 ずぶっっっっ!  
 
 一瞬だ、一秒にも満たない一瞬で俺の剛直はチビ長門の処女膜を破り、膣の最奥まで侵入を果たした。  
 俺の息子は、肉を断つような感覚の他にも処女膜を破る感覚もしっかりと俺に伝えた。  
 俺は無垢の雪を汚すような達成感にしばしの間、酔いしれた。  
 
「…?………っ!…あ…あ…あぁ……いっ、いたぃ」  
 
 最初、茫洋な感覚では何が起こったのか分からなかったのだろう、頭に疑問符をつけていたが  
 意識がはっきりとすると同時に痛覚もはっきりしてきたのか、弱弱しい声で痛みを訴える  
 
「いぅ…おじちゃん?なにしてるの?」  
 
 呼吸するだけでも痛みが走るらしく、浅い呼吸の中で穢れの無い瞳が俺に問うた  
 
「今、ユキちゃんに注射をしたんだよ。注射は痛いものって決まっているだろう?」  
 
 俺は、あくまでも優しく答えた。  
 チビ長門がわずかに頷く  
 
「ユキちゃんはいいコだから我慢できるだろう?」  
 
 もう一度頷く  
 
 俺はチビ長門の頭をよしよしと撫でると一息に腰を引こうとした。  
 しかし、子供特有の直感でそれに気がついたのか、チビ長門が制止の声を上げる  
 
「まって、いま、痛いの。うごくのやめっ!あ、あぐぅぅぅぅっ」  
 
 が、止まれと言われて止まる馬鹿はいない、俺は勢いよく雁首の所まで引き抜いた。  
 真っ赤に染まった肉棒が、何よりも醜悪に見えた。  
 
 チビ長門が体の一部に空洞ができたような感覚と痛覚を刺激されて悶えている  
 目を見開き、限界まで開いた口からは小さな舌が突き出ている  
 体は弓のようにしなり、背骨が折れるんじゃないかと心配になるほどだ  
 
 ある程度落ち着いた所で、また限界まで刺し貫く!  
 
「ぎぃっ!」  
 
 腰と腰が打ち合った瞬間、あまりの勢いに微量の愛液と共に破瓜の血が宙を舞った。  
 俺とチビ長門、双方に赤い斑ができる。  
 その紅さに思わず目を奪われた俺は、もっともっとと腰を打ちつけ媚肉を削る。  
 
「―――がっ、うっ、んっ、ぎっ、いっ、いやぁっ」  
 
 体の中心に走る異物感に目を回すチビ長門  
 しかし、その動きからは抵抗というよりも、少しでも痛みを減らそうとする悲しい女の本能が感じられた。  
 次第に悲鳴が小さくなっていくのがその証拠だ  
 
 だが、それでは俺がつまらない  
 
 俺は少女の努力を嘲笑うかのように縦の動きに横の動きを加える、同時に肉を裂く感触がいっそう強くなる  
 完全なランダム、縦の動きならばリズムを覚えれば何とかなるが、それに横の動きが加わるなら話は別だ。  
 
「――っ!!!うああっ!がぁっ!あぶっ!はぁっ!!」  
 
 あるいは元の長門にはどうにか対処できたかもしれない、…が今のチビ長門に性交の経験は無い。  
 結果、俺の腰の動きに合わせて悲鳴を上げる哀れな人形が出来上がる。  
 
「――あっ、うっ、あっ、らぁっ、いふっ」  
 
 俺の腰の動きに合わせて声らしきものを上げるチビ長門  
 顔を見れば瞳は何の光も写さず、ただ涙を垂れ流していた  
 だが驚いたことに、口のほうは唇の端を僅かに吊り上げて心なしか笑っているように見えた。  
 
 信じていたものに裏切られ、絶え間なく続く激痛が少女の大切な部分を壊してしまったのかもしれない。  
 
「うっ」  
 
 しかし、俺のほうも限界が近い  
 性交によって得られる快楽よりも、幼女を犯す背徳感のほうが俺を昂ぶらせていたようだ  
 肉棒の根元に今日一日、溜まりに溜まった熱く、ドロドロとしたモノが集まるのを感じた。  
 
 俺は限界を感じたその瞬間  
 抜けるか抜けないかのギリギリのとこまで引き抜き、そして一気に限界までチビ長門を貫いた。  
 
 ドクン!  
 
「――――くっ」  
 
 チビ長門の子宮の一番奥に出すべく掴んだ腰を、痛くなるほど自らに押し付ける。  
 精液が放つたびに真っ白になっていく頭の中、それでもチビ長門を掴む手が緩むことは無かった。  
 
 数十秒ほど出し続け、俺は射精の痙攣が収まったのを確認してからチビ長門を掴んでいた手を離した。  
 手を離してもくっきりと残る俺の手の痕、どうやら少し力を込めすぎたらしい。  
 
「ユキちゃん?お薬をたくさん出しておいたよ。」  
 
「………」  
 
 俺は殊更優しい声で、チビ長門に声をかけた  
 対するチビ長門は無反応  
 いや反応しているかもしれないがあまりにも微細な動きなので、俺に認識することができないのだろう。  
 それならば、と俺はいい事を思いついた。  
 
「ユキちゃん、病気は治ったかな?」  
 
 やはり、チビ長門は反応しない  
 
「まだおしっこする所が熱い?お薬は効いていないかな?」  
 
 そう優しく聞くと同時に、俺は腰を一振りした  
 いまだに繋がっているチビ長門は俺の動きに合わせて揺れる、当然首のすわってない頭も縦に揺れる。  
 
 そうまるで、頷くかのようにチビ長門の首が揺れた。  
 
「そうか、まだか。」  
 
 もし、今俺の前に鏡があれば、嗜虐的に笑う男の顔が見れたことだろう。  
 俺の考えが、残酷な考えが分かったのか、急速に意思の光を取り戻すチビ長門の瞳  
 しかし遅い、俺は絶望的な宣告を高らかに謡った。  
 
「ならしょうがない。おじちゃんは辛いけどまだ治療を続ける必要があるみたいだね。  
 ちょっと痛いかもしれないけど大丈夫、ユキちゃんはいいコだから我慢できるよ。」  
 
 俺はチビ長門の口から否定と拒絶の言葉が発せられる前に、腰の動きを再開した。  
 
「それでは、治療を再開します。」  
 
 童女の悲鳴が闇夜に響いた。  
 
 9時50分  
 
 あぁ、太陽が緑色だ。  
   
 俺はぐったりと大の字に寝たまま太陽の日差しで目を覚ました。  
 あの後、壊れチビ長門の上下左右、その全てを犯している時にある問題が発生した。  
 
 それは………チビ長門の体力と、快楽への貪欲さが俺の予想はるかに上回っていたのだ。  
 
 ある程度俺の肉棒になれ、少しづつ快楽を感じるようになってから奴は豹変した。  
 自ら腰を振り、新たなる刺激を求めて試行錯誤する  
 しかも、体力に底が無いかのように激しく動くのだ  
 もしかしたら体が縮小された分、余ったエネルギーが体力にまわされたのかもしれない  
 おかげでいつもの長門だったら、終始俺が主導権を握ることができるのだが  
 昨夜は後半の方は、押されっぱなしだった。  
 
 現に、昨日の最後の記憶は俺にまたがり狂喜乱舞するチビ長門の姿である。  
 
 こんな化け物の相手にしていたら三日で枯れてしまう。  
 俺はもはや感覚の無い股間を押さえて身震いした。  
 
 と、そこで俺の顔に影がさした。  
 つまり俺と太陽の間を何者かが遮ぎったということだ。  
 
 逆光で表情は分からなかったが、誰かは分かった。  
 
 いつもの長門、つまり高校一年生文学少女タイプの長門だ。  
 長門は何も着てはいなかった、と言うか体中精液まみれで動くたびに固まった白濁液がはがれている。  
 やはりチビ長門は、いつもの長門が小さくなった姿のようだ  
 
 俺が氷解した謎に満足したその時、ノーマル長門が重々しく口を開いた。  
 
「結果発表」  
 
 どうやら昨日言っていたテストの結果が出たらしい。  
 俺としては何を今更といった感じだ、昨日チビ長門に手を出した時点で覚悟はできている。  
 
「涼宮ハルヒ発案の、キョン・シスコン説」  
 
 俺はすがすがしい気持ちで判決を待った  
 
「証拠不十分により疑惑の域を出ず、よって無罪」  
 
 なにっ!と俺は無様にも驚いていた。  
 あそこまでして無罪と言うならば、何をすれば有罪になるというのだ!  
 俺は挑むように長門を見た。  
   
 そこで俺は、長門の結果発表が終わっていない事に気がついた。  
 
「――が、同涼宮ハルヒ発案のキョン・ロリコン説、私の現状をもって証拠十分とする」  
 
 ハルヒの奴、そんなことまで言っていやがったのか。  
 俺は心の中で今度ハルヒに会ったら問答無用、公衆の面前でぶち込んでやろうと神に誓った。  
 
「よって、有罪」  
 
 まぁ、当たり前だ文句は無い  
 が、どんな刑が下るのかには興味があった。怖いもの見たさの精神で、だが  
 
「涼宮ハルヒによると、ロリコンに処置なしとの事、よって不能の刑に処す」  
 
 長門の言葉が終わったその時、俺の視界を太陽の日差しが満たした。  
 だがおかしい、陽光は長門がさえぎっていた  
 長門は一歩も動いていないのになぜ太陽が顔を出す?  
   
 やっとのことで目がなれた俺は、光の中に絶望的な影を見た。  
 
「おじちゃん、お医者さんごっこしよう?」  
 
 つまりは、枯れ果てろ言うことか長門  
 
 俺は「いくぞー」の掛け声の下、俺に跨るチビ長門を視界に捉え  
 
 気を失った。  
   
 
END  
 

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