あ〜〜〜、勉強がめんどくさいな〜。
私は長門有希探偵さ!っじゃなくて
この銀河を統括する情報総合思念体ってのに造られた体有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースってのが私。
なんでここに居るかっていうと涼宮ハルヒっていう人は実は神なのだ〜!
神って表現で合ってるのかな?まぁ、いいかっ!
涼宮ハルヒは自分の願った事とかを環境に及ぼすすんごい力を持ってるんだ〜。
その力が大変だから私は涼宮ハルヒを観察する為にいるんだ。
でもね、今の私の目的はちがうのだっ!
キョン君っていう男の子が居るんだ〜。
優しくてかわいくて… とにかくだーい好き!
でも涼宮ハルヒもキョン君狙ってるし… みくるちゃんも狙ってるし… ホモ野郎も…
でもだいじょぶっ! キョン君は絶対絶対私が貰うんだから!
長かった勉強が終わり愛しのキョン君に会える時になったのだ。待っててね〜、キョン君♪
「〜〜〜〜♪」
少し鼻歌して部室へ。
やっぱりまだ誰も居ないみたい。私はいっつも早いからな〜。
キョン君と一緒にこれから来ようかな?エヘヘ
いつものパイプイスを引き寄せ本を取り出す。
すっっごい厚い本だけどこれって全然難しくないんだよね。
なんたって【ハリー・○ッター】シリーズなのだ!
今は【賢○の○】を読んでるのだっ!キョン君に私は頭いいみたいなアピールをする為にいっつも速くページを捲ってるから
本当は家で読んでるのは内緒なのだ!
コン、コン
うにゅ!?このノックの音は紛れもなくキョン君!速く返事しなきゃ!
「どうぞ〜、キョン君♪」
「失礼します。」
キョン君… いつ見てもカワイイなぁ…
「朝比奈さんと古泉は?」
先にあの二人の事聞くの〜?少しショック… んもぅ、キョン君の鈍感。
「みくるちゃんはお掃除で遅くなるんだって。 古泉君はもう少しで来るんじゃないかな?」
少し首を傾ける。ぁぅぅ… ここから見るキョン君もいいな〜。
「そうか、ありがとな」
それだけ言うとキョン君はパイプイスに座り本を読んでる。
何読んでるのかな?そだっ!二人っきりなんだし隣に座っちゃおうかな♪
早い者勝ちだもんねっ。
私はイスを立ちキョン君の隣のイスに座った。やった〜!
キョン君はどうした?ってな感じの目で見てくる。
「キョン君に隣に座りたかったんだ! いいかな?」
首を少し傾けて精一杯カワイイ顔にしてキョン君の顔を見る。
はにゅぅ… キョン君の顔近いよぅ… 顔が赤くなっていくのが分かるよぅ…
「あ、あぁ」
キョン君も顔が赤くなってる! 意識してくれてるのかな?嬉しい!
私はとっさに抱きついちゃった… キョン君の体暖かい… これがキョン君の匂い… はにゅう…
「え、ぁ、ちょ…」
やっぱり困ってるみたい。でも私は止まらないのさ!
「キョン君暖かいね… アハハ、いきなりごめんね。嫌ならどけるからさ」
どんどん顔が赤くなっていくよう… キスもしたかったけど部室じゃまずいよね。
一回したらいくところまで… はぅぅぅぅ…
キョン君は何も言わないで抱きしめ返してくれる。
やっぱりキョン君は優しいな… はふぅ… 眠くなってきちゃった…
もう寝ちゃおう…
…………
はにゅ?キョン君の胸の中で寝ちゃったのか… エヘヘ
顔を起こして見ると正面には愛しのキョン君の顔が!
あれれ?いつもと顔が違う?なんか青っぽい感じだね。どうしたんだろ?
辺りに首を回すと…
あやっや、涼宮ハルヒがこっち見てるよう!?
ひゃぁぁ!?みくるちゃんも居る!
ホモ野郎までえええ!?
ゴゴゴゴゴゴッって聞こえてくるよ!涼宮ハルヒが完璧に怒ってるよう…
どうしよう!?
【長門有希の修羅場】に続くかも。