半袖では少し肌寒いぐらいの気温だった。俺はいつもの様にSOS団の部室へ足を運んでいた。ドアノブに手を掛けて手前に引きかける。おっと危ない危ない。ノックするのを忘れてたぜ。このままじゃ、あのお方の更衣を見てしまうところだった。まぁ見たい気持ちも少しあったが。  
しかしながらノックをしても返事はない。「おかしいな…」ドアを開けると中にはニヤケ顔のハンサム野郎も麗しの先輩メイドさんも、珍しいことに本好き宇宙人の姿も無かった。  
 
「珍しいな…」と言いながら鞄を机に置く。ハルヒか?あいつはいつも遅れてくるので勘定には入れなくていいのさ。俺が遅れて来たときは怒るくせにな。  
しかしなんだな。普段うるさい奴がいるだけにこう静かだとなんだかもの寂しい気分になるな。  
そんな気分を味わったのもつかの間「やっぽ〜!ハルにゃんはいるかなっ!っとあれれ?キョン君一人かいっ珍しいねっ!」豪快な音と共に入ってきたのは鶴屋さんその人である。  
 
ハルヒはまだですよ。  
まぁ茶でも入れますんで待ってて下さい。朝比奈印の茶には数倍劣りますが。  
「ところでハルヒになんの用ですか?」  
「ふふ〜んキョン君には内緒の話さっ」  
何だろう…気になる。  
そう思いながら茶をすする。う〜んやっぱ朝比奈さんの方がいいね。お世辞にもうまくはないな。「そういえば朝比奈さんはどこだか分かりますか?」鶴屋さんがいるならば朝比奈さんも教室では無いはずだが。  
「みくるかいっ?何か用事があるから今日は来れないって言ってたっさ!」  
 
なんだろうか。よもや未来に帰るとかじゃあるまいな…そんな俺の暗雲立ち込める考えを叩き割る鶴屋さんの一言。  
「ハルにゃんとはどこまでいったんだいっ?まだチューぐらいかなっ?」思わず茶を吹き掛けたね。鶴屋さんあなたは何をおっしゃるんですか?  
「あれ?おっかしいな〜間違ってたかなっ?」  
俺とハルヒはまだそんな仲ではありません。  
「まだって事はそうなる予定な訳だっ!でも早めにしといた方がいいにょろよ。」  
正直きついお言葉だ。  
 
「チューの先をどうするかぐらいは考えておいた方がいいと思うっさっ」…その先とは?  
「いやだなぁキョン君っレディにそれを言わせるつもり?」  
いえ言わなくて結構です。大体予想はつきます。というかなんだこの展開は。エイプリルフールはもう過ぎたはずだが。  
「その反応を見るとキョン君はまだみたいだねっ………あたしで練習してみるかいっ?」  
今度こそ正真正銘茶を吹いたね。え〜と鶴屋さん?何かおかしな事になってませんか?  
「あたしは全然平気っさ!キョン君の事嫌いじゃないし次期鶴屋家当主としていろんな事は早めに経験しておきたいしっ」  
 
ちょっと待て待て。誰かがいつ来るとも分からないこの状況でそういう事を迫られたときの正しい反応はなんだ?誰か教えてくれ。やりたくない訳じゃない。むしろ率先してやりたいぐらいだ。健全な高1男子なんだからな。しかしいくら何でも唐突過ぎだ。  
「キョン君はあたしの事嫌いかいっ?」  
「そ…そんな事はないですが…」  
「じゃあ迷わなくてもいいじゃないかっ!練習なんだからさっ」  
まずい状況になってきたぞ。どうするべきだこれは。とか思ってる間に鶴屋さんはスカートに手を掛け始めた  
 
すとん。とスカートが地に落ちる。鶴屋さんのすらっとした脚が目に映える。白のパンツ……そうじゃないそうじゃなくて!  
うわっまて反応するな俺の分身!  
「ふふ〜ん。キョン君のも反応してるねっあたしのでそんなに反応してくれるのは悪い気分じゃないねっじゃあご褒美あげちゃおっかなっ」  
鶴屋さんが俺の前に屈み込んで俺のズボンを下ろす。体が動かん。痺れたみたいだ。そうしてる内に鶴屋さんにパンツまで脱がされた。俺のモノがひんやりした外気に触れる。  
「ふふっものすっごいかちんかちんだよっ」  
鶴屋さんの唇が先端に触れた  
 
俺のモノは激しく白濁色の液を撒き散らし、液は鶴屋さんの顔にかかった。半端無く気持ち良かった。鶴屋さんが顔を拭き、これからって時になって遠くから足音が聞こえた。急いで服をきて何ごとも無かったかのようにしていると古泉が入ってきた。  
「おや?お二人だけですか。珍しいですね。」  
とそこで鶴屋さんが「あたしはもう帰るっさ!キョン君まったねぇ〜ん」と意味深な目配せと共に帰っていった。まぁなんだ。学校にくる楽しみが一つ増えたってとこかな  
 

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