古泉「朝倉涼子の襲撃、あなたの暴走事件など、情報生命体関連の事件のフォローに機関が使った代金〜百万円、何なら体で払ってくれてもいいですよ。」
古泉一樹の顔が迫る、と思うといきなり地面に押し倒された、何故、目を向ける、目の前に古泉一樹の顔があった、いつも通りの笑顔を浮かべたまま語りかける。
古泉「元は情報生命体であるあなたには、有機生命体の男女の営みなど全くの興味対象外でしょうが、今のあなたは我々―地球人類の男性にとって、とても魅力的な容姿をしています。」
私には関係のない事。
古泉「あなたがどう思おうと、今のあなたは有機生命体、一人の女性です。情報統合思念体の力が及ばない場所では、小さく、か弱い女の子に過ぎません。関係ないと言い張るのは勝手ですが、だからといって無防備なのはアナタのミスです。」
それでも…あなたが私にその行為を求めるとは思えない。求める意味ががない。
古泉「意味‥メリットですか、それならありますよ。僕はあなたに好意を抱いていますから。」