E番線特急鶴屋さん 鶴屋xキョンxみくる
「ふ〜〜〜、今日もお疲れっみくる!一緒にかえるべーさっ」
授業終了後私はみくるに声をかけた。
「あ・・・鶴屋さん、お疲れ様ですーー」
私には授業なんてそれはもう一瞬なのさっ。
「いいなぁ鶴屋さんはいつも元気で」
楽しい事を考えてればいいのと、そのままカバンを持ち下駄箱へ私達は向かった。
私は下駄箱に手を伸ばし、靴を手に取ろうと手を伸ばすが、横にいるみくるが固まっているのに気づく。
みくるが下駄箱を開けたところで固まってるっ。一体何度目だろうねえ。
「また貰ってしまいました・・・」
「数え切れないほどだねっ」
愛い奴じゃからのぉと私はみくるの髪を撫でさする。
「いつも断ってるけどさ、他に好きな人はいるのかなーっ?なーんて、ふっふっふ、私には検討がついてるんだけどねっ」
みくるは最近しょっちゅうある男の子の話をする。優しい人なんです、というのも聞いている。
その子の事が気に入ってるんだ?と今まで何度か聞いた事もある。はぐらかされてばかりだけど
その反応は言い出せずにいる悩む乙女にまんま当てはまるのさっ。もーうじうじしちゃってー。
「まっまたその話ですかっ。キョン君とはなんでもないです・・・うう」
いやぁ・・・信じられないねっ。
そうここはもう私が仲を取り持ってあげるしか進展はないと思ったわけなのさ。いい加減そんなみくるは見ていたくないもんね。
ふーむふむ、よしっ私の可愛いみくるのために頑張っちゃうよ!私っ!
私の愛らしい友のために人肌ぬいであげようと堅く決心をする。うん、みくるにはナイショにしておこうね。
うーーーーんっ、奥手なみくるのためにもまずはそう耐性をつけてあげないといけないね。
私はみくると繁華街へ向かうことにした。むっふっふっふ。
「?????」
ニヤニヤする私を見るみくるは何だろう?と考えてるみたい。うひひっ。
そして
私達は喧騒鳴り止まない、お気に入りのDVDショップに入った。
みくるは耳に手を当てながらうるさそーに周りを見渡している。んむっ、そのまま見学してるといいさっ。
私は奥に行きDVD数本を素早く手に取りみくるの所に戻る。
「これと〜〜これと、これと、これとこれっみくる、このカードでぱっと借りてきて欲しいのっ」
みくるは不思議そうにこちらを見たけどすぐそのまま会計の方へ向かっていった。
そのまま、私はまだそこらを見学してるよ。と出口の方で様子を伺った。
「これをお願いしますー」
ピッ ピッ ピッ゚と機械の読み取りが聞こえる。どきどきどき・・・・・・。
おっ!それ、その下のだ。まだかな・・・まだかな・・・。む、みくるの表情が変わったっ!あたふたしてるっ。
何か店員と話してるけど、聞こえにくいなぁと近づく。どうかなー・・・おっ聞こえたー。
「あの、ですからね。こちらの商品は18歳未満にはお貸し出来ないんですよ」
「あ・・・ああぅうううぅうっ」
「うーん・・・解って貰えないかなぁ。この商品の内容はですねえ。教師と女生徒が倉庫で
要するにいけないことをするんです」
「はぁぁううぅぅぅうううううっ」
「男が!・・・フゥ・・・女!と性交渉をする作品なんですよ。うん、これはキミのような子が見ちゃぁいけないモンだ・・・全く
いけないいけない・・・ハァ・・・ハァッ」
「うぅぅぅ知りませんでしたぁあああ許してくださいぃぃぃ!」
店員の目が怪しいなぁ。みくるを上から下に何度も見廻してる。私は助け舟を出す。
「やぁ!そこな店員君!この子私の友達なんだ。だから勘弁してたもれっ」
「っ!あっああ、君の友達だったんだ・・・。いやさ、ちょっと教えてあげてたんだよ。別に興奮してたわけじゃぁないんだ」
「うんうん!この子はさ、友達なんだ。ちょっとこれ借りてくよっ」
私は顔見知りの訴えられそうな店員に手を振り店を出る。みくるはぅぅうぅうぅと未だ唸っている。
ごめんよみくるぅぅぅ、でもみくるのためなんだよねっ。
「ひどいぃぃですよーー」
「人を安易に信じちゃだめってことだね。このまま私の家にいくよっ」
みくるの肩を押しながら我が家へと向かう。
「わっ・・・ももも・・・ももしかして・・・それ見るんですかぁ?」
「見るよー!諦めておくれー、ねっ」
むむ・・・さっきのみくるちんの顔を思い出す。ぴりぴりと電流のような快感が私の体を走ったっ。
こ・・・この気持ちは一体っ。何だろう。もうちょっとみくるをいじってみよう。解りそうだもんねっ。
私は加速したっ。
家の前で渋るみくるをいいからいいからとなんとか家に入れ、ぐいぐいと二階の私の部屋まで連れて行く。
部屋の明かりをパチっとつけ早速見るよっ。とDVDデッキにえっちなDVDをいれる。
「どっきどきだねっみくるぅぅ、それじゃ再生開始っぽちっとなっ」
始まった始まったー。はぐれ教師変態調教とな・・・!ふむ?なんかシヴィねっ。
実際わたしも見たことないので興味心身だよー。ふんふんっ。
みくるちんは相変わらずどうにか逃げようと考えてるなぁ。往生際悪いぞー。
「みくるぅぅぅ、ちゃんと見ないとだめっ!見ないと出来なくなるかもよーー」
恥ずかしそうに俯いたままのみくるに、ほれほれと見るように後ろから胸を持ち上げ見るように促す。
「できないってどういう・・・!?こ・・・んひゃ!?ん・・・あ・・・んや・・・やめて・・・鶴屋さん今日おかし・・・ぁ」
見ないとやめないー。ふにゃふにゃにょろーー。みくるは力が弱いな〜。ちゃんとお肉食べてるかいっ。
「んっ・・・ぁぁあ・・・ひゃっぁあ・・・ああぁ・・・あん・・・うぁぅ・・・ん」
うーーんこれはおっきすぎるね〜〜ありゃりゃ何かひっかかってきてるってばー・・・。
「・・・っみくる〜胸のポッチがだんだん・・・堅くなってきたにょろ。エロイ、エロイね?きみぃーー」
手に胸のしこりがよく感じられるようになっている。
「ぅぅ、解ったから・・・ぁん!・・・もうやめてっ見るから」
とみくるは、仕方なくその画面を見つめ始める。両手で顔を隠しながらもちゃんと見ている、よしよし。
「これで私もやっと集中できるねっ」
画面を見る。男と女が股を激しくぶつけあっていた!こ・・・これは!いきなりすぎるよっ。
もっとこうえっちの前にはもっと・・・。ああ・・・いうむむ。
「みくるー。いきなりこんな・・・わ!エロいねっ」
うひゃ・・・えろいよっ!あ・・・あれっ?・・・何かおかしいよみくるっ。こ、こういうものってさ。
もっともっと。隠してあるんじゃないのっ。ねえみくるぅ・・・ほらっほらっ。あ・・・あんなカタチしてるんだ・・・ね。グロいねっ!
「・・・・・・・はわ・・・わわ!わわ・・・わ」
あ・・・何か激しくなってきたよ!女の人、あほみたいな顔してる・・・っ。ぃ痛くないのかな・・・あれ・・・。
「わーーーー!わーーー!!ううううーーあああ!」
うるさいにょろっ!額につい手刀を入れてしまった。
「むむむむむ・・・なにか口開けてるよ・・・口っ!・・・ワオ!何か・・・出た!しかも、・・・の飲んでる?っぽい」
あっという間だったね・・・みくるちん。こいつはいい勉強になったっ!ねえそう思うよね!みくるちんっ。
「おもわないですよぉぉ!」
まだ甘ったるい事言ってるんだねー。そんなこと言ってられるかなっ。
みくるちゃんも経験すればあんなふうに実際にはアホみたいな顔しちゃうかもっ。
「ウウウウウァアアアアアア!」
ちょ・・・ちょっとやり過ぎたかもっ。目が渦巻いてるよー!ごめんよーー!ごめんよっ!!でも仕方ないんだっ。
みくるが素直にならないから----。
鑑賞終了した私は、ふむりと考える。うーん。いやぁあんな風にするもんなんだね。びっくりしたさっ。
ん、面白かった。いやみくるを見る方が楽しかったんだけどねっ。
ウブなみくるに知識もつけたところで早速キョン君を呼ぼうっ。
「みくるぅぅぅちょっと、静かにしててね」
手帳を開きながら私はキョン君のおうちに電話をかける。
トゥルルルルルル トゥルルルルル ガチャ
「鶴屋と申しまーすっ、キョン君いらっしゃいますかっ。お願いします。」
「・・・あ、野球のときのおねーちゃん!キョン君なら部屋にいるよぉー」
ふむふむ、あのちっこいかわいい妹ちゃんだねっ。
「あの時は楽しかったねっ。又遊ぼうねっ妹ちゃん!でね、キョン君よんでくり」
受話器からは妹ちゃんが兄を呼ぶ声がする。
「キョン君〜〜〜〜。野球の時のおねえちゃん、鶴屋さんだよ。早くしないとだめだよ〜〜」
と間延びした声だ。早く出るのだー。みくるが不審に何・・・?何?と私の手を揺さぶってるっ。黙ってるにょろーー。
「・・・?いたっ」
デコピンを軽くお見舞いした。
まだかなまだかな。うーーーーーーーーーーーーーーーん。む、声が聞こえるなぁ。
「何だ妹よ!俺は今な!どうしてもはずせない用事がある!!」
「キョン君怒っちゃやだよーーー!鶴屋さんから電話!」
「あぁあああ・・・・すまん。泣くな妹よ。で、電話か・・・っ鶴屋さん!?」
受話器を受け渡すノイズを聞く。ん、来たねっ。
「もっもしもし・・・?鶴屋さんですか?珍しいですね」
不審に思ってるにょろ。ふふん。うーんまずはその用事を片付けて貰わないといけないっ。
「うんっ。突然でごめんよっ。そのはずせない用事ってなにかなーーっ君を誘おうと思っていたのだよ」
「いつまでも・・・修正パッチを出さない会社がありましてね。その・・・ゴニョゴニョ・・・」
「何を言ってるか解らないにょろ〜〜」
「掲示板を荒らしちゃぁ悪いですかねやっぱ」
???何言ってるのかなっ。
「そんなことよりさっ用件は私の家でこれから映画見るところでキミも一緒にどうかなぁーーってね!そーゆう事なのさっ」
「映画ですか。あれはいいもんです。最近はハルヒのおかげで見る暇も作れないんですよ」
相変わらず敬語なりねーー。ハルにゃんかぁー。
「あっはっはっは、ハルにゃんも相変わらずだねぇ。愛されてるねえ・・・」
ハルにゃんごめんよーー、キョン君はみくるとくっついちゃうのだっ。
「今、みくるもいるよっ!きっと満足して貰えると思う映画さっ。うんうんっ!にひひ」
キミもみくるのことは気になってるのはバレバレなのさっ。これは食いついてくるはずっ。
「ええ、是非!」
んっふっふ・・・ちょろいよっ。
「何の映画かな〜〜。あれかな、最近凄い勢いで売れてるアニメの・・・あれは見たいなあ。何を見るのかそのへんkwsk」
アニオタにょろね、ちょっと幻滅っ。
「来たら解るよっ。きっと気に入る映画だと思う。早く来て欲しいなっ。ダッシュでお願いするよ!」
まどろっこしいのは嫌いにょろ。
「じゃ・・・じゃあ、今から向かいますね。いやあ楽しみだなあ。俺も何かオススメのアニメでもそっちにもってい」
すぐに洗脳しようとしてくるっ。こーなったらもーーー。
「うううぁああ!ううぁあ・・・早く来ないとみくるが・・・・みくるがぁ!・・・っおもらし!・・・しちゃううううううぅ・・・」
「え・・・ええええええ!?ほ・・・ホントですかっ!?わ、解りました・・・ハァ・・・ハァッ」
これで加速器のついたキョン君は一瞬にして現れるにょろ。んむっ。第一段階は終了だねっ!とりあえず。
「万歳ーーーーっ!」
と私は手を上げて喜んだ。む、何を見てるかなっみくるぅぅぅ。そんなにビクビクしちゃってぇ・・・。これは君のためなのだよぉーー。
ピンポーーン!
ピンポン・・・?うーーん、いくらなんでも早すぎる。これは違うはずだよねっ。
みくるはここにいるんだよっ!鍵閉めとくからね〜〜むっふっふ無駄なのだよ〜〜。
背後でガチャガチャとノブを回す音を聞きつつも私はだだだっと階段を駆け降りる!
そしてドアを蹴飛ばして相手を確認。誰かな?
「来ましたよ。ついモノを厳選するのに時間がかかってしまいましたがお待たせ」
むあっ!は・・・はやいよっキョン君っ!ありえない!持って来過ぎっリュックからはみ出てるよーっ。
「昨日スタ○トレックを見てたんですよ。あの転送装置は便利なモノです」
うんうんっ私もあれ欲しいなっ。こんなこと♪いーいなっ♪でーきたらいーいなっ♪
「あんなゆめ♪ こんなゆめ♪ いっぱーーいあ〜るけど〜〜〜♪」
キョン君も歌いだした〜〜。これはチャンスだよっ!!
「みんなみんなみんな♪ かなえてくれる・・・・・・ゥグァッ!?♪」
-----キョンはつられて歌いながらも気絶した
-----一瞬にして鶴屋さんは残像を残しながらも背後に回り手刀を「ていっ」と首筋に落としたのだ
むふふふ。さて、、縄縄っと!むむ!?ないからガムテープで巻いちゃえーーっ。ごめんよーっ!
うーん男の子ってがっしりとしていて、みくるとは全然違うよっ。逞しい!それによく見ると結構男前かもっ。
「・・・とっぉ・・・ても・・だ・・・ぃ・・・すき・・・」
「うるさいなっキョン君はもー!」
っともう一発手刀を当てグルグルにキョン君を巻いて階段で削るように引きずり引っ張っていく。
む!まだみくるちんはガチャガチャ無駄な抵抗を〜〜〜〜無駄にょろ。
ふんふんっ♪
エロへつづく