夏休み初日、涼宮ハルヒ率いる我らSOS団は古泉の親戚の別荘に合宿にきていた。しかもこの別荘と言うのが大平洋に浮かぶ孤島にある。  
嫌な予感がするのは俺だけだろうか?古泉が言っていたがクローズドサークルだっけ?そんな逃げ場のない所で何かが起こるのは非常に困る。  
ハルヒのアホが何か変なことを考えないと良いのだが。  
しかし、合宿をするために合宿に行くってなんだよ…意味不明だ。誰か助けてくれ。  
 
そんな夏休み初日の夜、事は起こった。その兆候は海で遊び終え、俺が朝比奈さんの水着姿を瞼の裏に焼き付け別荘に帰る準備をしている頃からすでに見え始めていたらしい。  
「あら、雨が降ってきたわね。明日の天気は大丈夫かしら」  
ハルヒが手のひらを広げ空を見上げている。雨が少しポツポツと降り出してきていた。  
「おそらく通り雨ですよ。すぐにやむでしょう」  
古泉がいつものスマイル100%で答える。  
 
一体何を根拠にそんなことを言っているんだおまえは。  
その隣りで長門がもくもくと荷物を片付けている。  
「まあ、とにかく別荘にもどりましょう。ほらキョン!クズクズしないで荷物を片付けるのよ!」  
 
適度な肉体的疲労を覚えながら別荘に戻り、一風呂浴びて部屋で休んでいたら益々天気の方は悪化していた。そんな時、森さんが我々を食堂に案内してくれた。晩餐の時間である。  
よくよく考えて見るとその時からハルヒの様子はおかしかった様な気がする。  
せわしなく何度も何度も窓の外の様子を伺っているのだ。その時は明日の天気でも気にしているのだろうと思っていたがハルヒの顔が少し青ざめていたのが気になった。  
 
その後、深夜に起きるまで俺の記憶は定かでない。アルコールによってすっかり酩酊してしまったらしい。醜態を演じていないと良いのだが  
窓の外は激しい雨と風、しかも雷まで鳴っている。  
 
どうやら外は嵐らしかった。  
そんな事を考えていると部屋の入り口の方でガチャとドアが開く音が聞こえた。俺は部屋に施錠していない。皆が寝静まってから朝比奈さんが何らかの理由で忍び込んでくるかもしれないからだ。しかしこんな深夜に誰が…?まさか、本当に朝比奈さんじゃないだろうな?  
だが部屋に入ってきた人物の顔はほの暗くてよく確認できない。  
 
「ちょっと…キョン起きてる?」  
 
俺の部屋に入ってきた人物はどうやらハルヒのようだ。こんな夜中に何のようだ?  
「キョン…お願いがあるんだけど…今日だけ一緒に寝ちゃ…ダメ?」  
何を寝ぼけているんだコイツは…  
なぜにおまえと俺が一緒に眠らにゃならんのだ。  
そう言おうとした瞬間窓の外がピカッと光った。それに続いてものすごい轟音。どうやらすぐ近くに雷が落ちたらしい。  
「ヒィッ!?」  
ハルヒが小さく悲鳴を上げたかと思うと俺のベッドの中にいきなり入ってきた。  
おい、いきなりベッドの中に入ってくるな狭いだろうが。  
 
ハルヒが俺にくっついてくる。引き剥がそうとした時俺はそれに気がついた。ハルヒの両肩が小刻みに震えていることに  
「お願い…キョン、もう少しこのままでいさせて」  
 
こんなしおらしいハルヒを見るのは初めてだった。いや、なんっーかこんなハルヒも良いな。女の子らしくて実に可愛い。いつもこの位だとちょうど良いのだが…  
「なんだハルヒ、ひょっとして雷が怖いのか?」  
「し、しょうがないでしょ!子供の頃から苦手なのよ…」  
俺の胸に顔をうずめていたハルヒが上目遣いに俺を見てくる。  
やばい…可愛いすぎる…何か理性のタガが外れそうだ。  
いや、何を考えているんだ俺は!!せっかく俺を頼ってきたコイツにいきなり欲情してどうするよ!?  
でも…この状況は物凄くおいしい状況なんではないでしょうか?ごめん、ハルヒ。俺は我慢できそうにない。だっておまえ可愛いすぎるんだもの…  
「なあ、ハルヒ…していいか?」  
「えっ…何?」  
ハルヒの吐息が胸に当たってこそばゆい。  
「して良いかって聞いたんだ」  
「何を…?」  
ハルヒはまた上目遣いに俺の方を見る。  
 
その上目遣いは反則だ。  
「だから、おまえのことを抱きたいって言ってるんだ」  
「……キョンは…私を…抱きたいの?」  
「ああ」  
 
 
「…うん…い、いいよ…」  
「あっ…でも待って…最後にこれだけ聞かせて…キョンは…私のこと好き?私は…私はキョンのこと大好きだよ…」  
あぁ俺は女の子に何を言わせてるんだ。これは男の俺から言わなくてはいけないことだろうに  
「好きだよ…俺はハルヒのことが好きだ」  
そうだ、いつの頃からか俺はハルヒのことが好きになっていた。それはいつの頃からだったろうか?出会ってすぐの頃からだったような気もするし、つい最近からのような気もする。とにかく俺はハルヒのことを好きになっていた。  
 
それではごめんなさい。俺は今から俺を頼ってきた女の子を犯します。それではさようなら倫理。もう二度とお目にかかることはないでしょう。今までありがとう道徳。本当にお世話になりました。  
 
俺は、ハルヒを、愛します。  
 
まずハルヒの背中に両腕を回しギュッと抱きしめる。ひとまず雷に怯えるハルヒの震えをおさめてやりたかった。  
「あっ…キョン…んっ…」  
次にハルヒの唇をふさぐ。ハルヒの震えがおさまるまで間しばらくこうしておこう。  
「はむっ…うん…はぁっ…んでもない…続けてキョン」  
「そう。ならいいんだけど」  
紅潮した顔を俯けて、俺の視線から逃れようとするハルヒ。そんなハルヒの姿に加虐心と庇護欲を同時にかきたてらる。俺はハルヒを抱き寄せるとハルヒの髪に何度もキスをする。ハルヒの髪は触っているとサラサラとしていてとても気持ちがいい  
 
「うわっ!?何か変な感じ」  
「嫌か?」  
「ううん、大丈夫…どちらかと言うと気持ちいい気がする」  
俺はハルヒの耳元で囁くように言葉を続けた。  
「大好きだよハルヒ…しかしハルヒが雷苦手とは…可愛いところあるな」  
 
「うぅ〜しょうがないじゃない、怖いものは怖いのよ」  
「そうだな」  
ハルヒの胸は俺の手の中で自由に形を変える。メチャクチャ柔らかくてとても気持ちいい。  
「はうっ…んんっ」  
あれ?今気がついたがハルヒはブラジャーしてないのか?  
「当たり前でしょ?眠る時は外すわよ。だって苦しいもの」  
クソー下着を脱がすのを楽しみにしていたのに…そんな事を思いながらパジャマの下に手を入れ直接ハルヒの胸を揉む。ハルヒの肌はしっとりと汗ばんできていた。おそらく興奮して体温が上がって来ているのだろう。  
「きゃっ!?きょ…キョンちょっと強すぎるよ」  
少し手に力が入り過ぎたらしい。  
「あっ、ごめんなハルヒ」  
俺はハルヒのパジャマをたくし上げ胸に吸い付く。  
「ふわっ!?こら、キョン…ダメっ…ん〜っ」  
ハルヒが可愛い嬌声をあげる。ハルヒの胸はハチミツのようにとても甘い。  
 
俺は身を起こし、ハルヒからパジャマのズボンを脱がす。パジャマの上をたくし上げられショーツ一枚となったハルヒの姿はマジで綺麗だった。  
もうそろそろいいだろうか?俺はハルヒの下半身に手をのばしてショーツの上からそこに触れた。  
「あっ、そ…そこはダメ!?」  
「濡れてるな…」  
ハルヒのそこはすでに湿っていた。中指でショーツの真ん中の部分を往復するとどんどん湿り気が増してくるのがわかる。  
「んっ〜バカァ…」  
準備はもういいだろう。俺はハルヒの片足からショーツを抜き取るとハルヒの大事な部分が露わになった。  
「うぅ〜恥ずかしい…」  
「ハルヒ、とっても綺麗だぞ」  
今のハルヒの顔は明るい所で見たらきっと完熟トマトのように真っ赤になっているだろう。  
「なぁハルヒ…そろそろ入れていいか?」  
もう、俺は我慢できなかった。さっきから下着の中で息子がパンパンに張っていて痛いくらいになってる。  
「いいよ…来て」  
 
俺は急いで服を脱ぐと息子をハルヒの大事な部分にあてがった。  
「じゃあ、ハルヒ本当に行くぞ。痛かったらちゃんと言うんだぞ」  
「う、うん」  
俺はハルヒに覆い被さるとハルヒの腰を手で固定して少しずつ腰を進めていった。おそらくこの正常位が一番ハルヒには負担が少ないだろう。  
「うっ…はぁっ!い、いたっ…」  
小さな突きを繰り返しながらハルヒの中に息子を進めて行くがなかなか思うように中へ進んで行かない。  
「ハルヒ、深呼吸して力抜け」  
「わっ、分かった」  
ハルヒが深呼吸をして力が抜けた瞬間俺はハルヒを一気に貫いた。それと共にハルヒとの結合部分から何かが破れるような感じが息子に伝わってきた。ハルヒの純血がシーツに少しついてしまったがまあいいだろう。  
「うわっ…いっ、いっ…いたいっーーーーっ!」  
「痛い……痛いよ……」  
「あっ、ごめんなハルヒ、すぐ抜くから」  
抜こうとするとハルヒは俺の腰に足を絡めてきた。  
「ダメ…抜いちゃダメ…私は大丈夫だから…少し痛かっただけだから…キョンは気にしないで」  
「でも…本当に大丈夫かハルヒ…」  
「うん、私は大丈夫だよ…痛みよりもキョンと一つになれた事の方が嬉しい…もう少ししたら動いても大丈夫だよ」  
 
ハルヒの中は暖かくてとても気持ち良かった。肉の壁が息子をキツく締め蠢いている。気を抜くとすぐに果ててしまいそうだった。  
 
 
「キョン…そろそろ動いてもいいよ。だいぶ楽になってきたから」  
「ああ、ゆっくり動くな」  
俺はハルヒを愛しむようにゆっくり揺するようにして動いた。  
「うんっ…はぁっ…ふぁっ〜キョンーッ…何か、変な感じに…なって…きた」  
俺は息子を入り口まで引いてはまた奥まで突き入れる。  
ハルヒの声もどんどん甘いものに変わっていく  
「ハルヒの中は暖かくてメチャクチャ気持ちいいぞ」  
「うん、私もキョンの気持ちいい…よ。ハァァァァァ、ウンッ…イヤッ!?そこは…ん〜っ」  
 
 
どれくらい出し入れを繰り返したろう…俺はもう限界が近かった。  
「ハルヒ、俺はもうそろそろ限界だ…抜くぞ?」  
「きょ…キョン、中に出しても…いいよ…今日は大丈夫…だから」  
「分かった」  
 
 
俺はラストスパートに入り腰をより一層激しく動かす。  
「は、ハルヒ!!行くぞ!!」  
「うんっ!」  
ハルヒのアソコがメチャクチャな力で俺の息子を締めつけてくる。ハルヒもイキそうなのだろう。  
「くっ、出る!?」  
「ファァァァァァァァァァッ!何か来る!?」  
ビュッピュピュドクドクドクドク…  
 
こんなに出したのは初めてと言うくらい大量に出した…気持ちよすぎて目を開いていられなかった。  
「はぁはぁ…キョン…いっぱいだしたね…お腹の中が暖かいよ」  
ハルヒはそう呟くと眠るように目を閉じた。  
俺は余韻を楽しむようにハルヒをギュッと抱きしめる。朝までまだだいぶ時間がある。もう少しこのままでいよう。ふっと窓の外に目をやると嵐がやんだのか空が白みはじめていた。  
 
 
     完  

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