尿道カテーテルがわたしの尿道口に当たる。そして少しずつ差し込まれていく。  
「痛かったら言ってね。一応自分で練習したから大丈夫だと思うけど」  
尿道を進むカテーテルの感触でゾワゾワする。  
彼の尿道を攻めたことがあるが自分では初めての体験。  
「どう? 感じる? 尿道ってクリちゃんの根っこがあるのよ」  
 
涼宮ハルヒとの『遊び』は終始彼女のペースで進められる。  
自分がマゾヒストとは思っていないが、  
彼女が与えてくれる快感への誘惑に抗えず受け身の姿勢になる。  
『観察対象』としての遠慮もあるが、この場合彼女はわたしからの反応も必要としているため  
むしろ仕返しなんかがあったほうが良い結果を生むだろう。  
ただわたしの、情報統合思念体の能力を直接遊びに使用するわけにはいかない。  
彼女とわたしへの身体保護と各種妨害に対する備えにリソースを振り分けた結果、  
受け身になっている側面もある。  
彼との行為では情報操作もやってしまったり、彼を攻めたり逆に攻められたりしている点からも  
涼宮ハルヒとの行為は事情が異なると言える。  
と、色々考察してみるものの結局涼宮ハルヒの能力に逆らいようがなく、  
彼女の『長門有希と遊びたい』という願望が  
わたしの尿道に管を差し込み出し入れするという結果となって、  
快感におしっこが漏れそうになっているわたしという現実となっている。  
 
涼宮ハルヒはそんなわたしの葛藤をよそに微妙なひねりをカテーテルに加え陰核の根に刺激を与える。  
少し奥に挿し込むたびに引きぬかれ麻酔入りローションをカテーテルにまぶし、  
その抜き差しが性的興奮を高めていく。  
そしてズンッ、と体の奥に衝撃を感じ、同時に涼宮ハルヒはニヤリと笑う。  
「もうちょっと我慢してね。感じさせてあげる」  
膀胱手前まで届いたカテーテルをまた引きぬき、大量のローションをかける。  
再び差し込まれるカテーテル。膀胱にトン、トンと先端を当ててくる。  
「あっ」  
思わず声が出た。まずい。予想以上に感じる。  
「いいでしょ、これ。漏らしちゃダメよ」  
トンッ、トンッ、トンッ、トンッ  
リズムを付け何度も膀胱の入口、否、出口をノックする。  
トンッ、トンッ、トンッ、トンッ  
駄目、も、漏れる、お、おしっこ、!  
 
ツプッ  
 
っ!!  
あっ、あっ、  
 
「ふー、間一髪。ダメよ有希、我慢できなかったの?」  
 
尿意とカテーテルの与える振動と快楽によって括約筋が緩んだ瞬間、  
抵抗がなくなった尿道括約筋をタイミングよくカテーテルが進み先端部が膀胱内部に入りこんだ。  
 
「残念、せっかくおしっこできると思ったのにねっ。カテーテルの先が閉まってるから出ないわよ。  
 もうちょっと我慢しなさい」  
放尿を期待していたわたしの膀胱と尿道は失禁が空回りし、混乱している。  
括約筋はとっくに緩んでいるのに尿意が全く消えない。  
尿意とそれから派生した性感が異常を引き起こし下半身が痙攣し始めている。  
異常な快感。尿道も性感帯だと改めて知らされる。  
「ほらほら、イッちゃえ、イッちゃえ!!」  
彼女によって細かくカテーテルを動かされる。  
コリコリとした振動が尿道、膀胱から子宮まで響き渡る。  
女性には前立腺がないはずなのに膀胱括約筋辺りに強烈な快感が生まれる。  
力が抜けて甘い快感が抵抗なしで注ぎ込まれる。  
カテーテル先端が何度も膀胱を出入りし、ひねりが加わった瞬間とうとう絶頂した。  
直後、カテーテルが尿道から引きぬかれる。  
膀胱出口から尿道を少し太めのカテーテル先端部が通り抜ける感触で性的快楽が引き上げられ、  
続いて広がった膀胱出口と尿道を待ちに待った大量の尿が勢い良く流れ出す。  
性器と泌尿器という性感の集中部から尿を射精するような快楽にわたしは失神してしまった。  
 
 
「大丈夫、有希? 痛くない? 気分はどう? 今日はもうやめる?」  
目が覚めると涼宮ハルヒが心配そうにわたしを覗き込んでいた。  
「大丈夫。すごく良かった。あなたも体験すべき」  
彼女に膝枕されていたようだ。ゆっくりと体を上げる。  
「まぁすごくよさそうなのは有希のアソコ見ればわかるんだけどね。  
 あんなに大量の本気汁見たことないわ! そのまんまカップに入れたらヨーグルトと間違える量よ!  
 ……それよりやりたいことがあるんだけど、本当に大丈夫?」  
ナノマシンによってわたしの体は急速に正常値へと調整されていく。  
「大丈夫」  
 
ツプッ  
 
再びカテーテルが挿入される。  
膀胱に侵入し、わたしの意思と関係なく尿が排出される。  
「ちょっと待ってね」  
涼宮ハルヒは自らカテーテルを挿入しようとしている。  
「わたしにさせて」  
「今日はダメ。まあ待ちなさい」  
実は涼宮ハルヒの性器を観察し、いじるのが好きなのだが意外とその機会がない。  
一方的にわたしが攻められるパターンが多いのは彼女もわたしの性器を触るのが好きなのだろうか?  
彼もわたしの性器を触るのも好きなようだがこちらはわたしも自由に性器を触らさせてもらえる。  
「んっ」  
欲情した声と表情から涼宮ハルヒの膀胱にカテーテルがとどいたのがわかる。  
 
 
管同士が連結されと床に互いにM字開脚で座り込む。  
「もうわかったでしょ? 有希、力抜いて……」  
言われるとおり力を抜く。涼宮ハルヒも力を抜き、  
「ん」  
「どう!? おしっこ入ってきた!?」  
カテーテルを通じて涼宮ハルヒの尿がわたしの膀胱へと注入される。  
「入ってきた。いい。溜まってくる」  
急速に尿意が高まる。  
途中でふたりの膀胱のバランスの釣り合いが取れ、尿の移動も止まった。  
直後、彼女は下腹部に力を込めわたしの膀胱に力一杯放尿する。  
「んん!」  
どんどん尿がしたくなる。普段ならトイレに行く量を超えまだ尿が増える。  
しかも放尿時のように力を抜いているのに尿意が増える感触がたまらない!  
おしっこしているつもりなのに漏れそう! まだ増える!  
彼女はかなりの量を我慢していたようだ。  
そしてその尿意の増加が止まった。ようやく出し切ったらしい。  
「有希、あたしが力抜いたら有希がおしっこするのよ」  
「わかった」  
 
涼宮ハルヒの膀胱が空になり、対照的にわたしの膀胱が一杯になっている。  
出したくても出ずに尿意だけが高まっていたところで抵抗がなくなりわたしからの放尿が始まる。  
「あ、おしっこ入ってきた、、凄い! ヤバいヤバい、これ!! 」  
「どう?」  
「気持ちいい! 漏らしながら我慢してるみたい! く、凄い量ね、まだ終わらないの!?」  
「もう少し」  
もともと涼宮ハルヒの膀胱に入っていた分に加え、わたしと彼女の腎臓はこの間も尿を生成し続けている。  
いつも行為を始める前や最中でもスポーツ飲料を摂取しているため尿の溜りが早い。  
「これはキクわね。じゃあ有希、力抜いて」  
再び尿が入ってくる。尿意が無くなったところですぐにまた失禁寸前までおしっこがしたくなる。  
「やっぱ有希の方がよく濡れるわね」  
気づくと涼宮ハルヒの股間の下の床に白濁した愛液の水溜りが出来ている。  
自分の方を見ると同じく水溜りが広がっている。  
「一杯感じてくれて嬉しいわ」  
漏れそうになる尿意が性感に変換され、さらに愛液が分泌される。  
?  
涼宮ハルヒが力を抜かない。  
「わたしの番。そろそろ力を抜いて」  
「だめー」  
いきなり陰核を摘まれる!  
「ずるい、駄目!」  
先程と同じく放尿しているのに、括約筋を緩めているのに尿意が全く無くならない感触。  
それでも力いっぱいいきむと涼宮ハルヒの膀胱に『放尿』することに成功する。  
「ダメよ有希! ずるい!」  
のけぞりながら彼女が叫ぶ。  
「ずるいのはあなた」  
「限界よっ! 抜くから!」  
勢い良く引き抜かれるカテーテル、尿道とそれを取り囲むクリトリスの根に止めの快楽が与えられ、  
「「あああ!!!!!」」  
お互いの顔にお互いのブレンドされた小便を引っ掛けながらわたしと涼宮ハルヒは同時に絶頂に達した。  
熱い彼女の尿がクリトリスを直撃し更に連続してイッてしまう。  
彼とも同じ事をやってみたい。彼の尿を膀胱に貯めて尿意を感じたい!  
おしっこを互いの陰核と亀頭にかけ合いたい!  
想像した途端、子宮が跳ね愛液が膣口から搾り出されるのを感じながらまた失神してしまった。  
 

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