キョン「……長門、ちょっと話があるんだ」
長門「何?」
キョン「……いや、その、勘違いだったら、ものすごく申し訳ないんだが……、
なんて言うか、俺は一昨日の8時半時頃、たまたま駅前のラブホの前を通ったんだ」
長門「……そう」
キョン「……あ、あれはなんかの見間違えだよな?ハハハび、びっくりしちまったよ。
あまりにもあり得ない光景だったもんでな。
まさか、あんなおっさんみたいな奴とラブホの前でお金のやり取りなんかする訳ないよな。
いや、勘違いだと思うんだが、たしか先週もそんな光景を見た気がしてさ……」
長門「……それは見間違えや勘違いではない」
キョン「!!! そ、そうか。……いや、それが自由意志に基づくんなら別にいいんだ。
俺に人様の恋路にケチをつける資格なんて無いからな。
けど、なんて言うか、ほら、お前らってちょっとこう……純粋すぎる所があるだろ?
だから、まさかとは思うけど、なんかこう、
騙されてたりしたらとか考えちまって、ちょっとだけ心配になってさ……」
長門「……騙されるという概念には該当しない。あれは情報統合思念体の指令に基づいた
ヒューマノイドインターフェイスと人間の交配実験によるもの」
キョン「!!!!! 実験だと!?ふざけんな!!!
悔しくないのか!?思念体が何様だが知らんが、お前らは人間だろ!?
それが……何だって、あんなヤツが……」
長門「相手が誰Kaは、もn題ではなi。情報統合死ね ん体の命令は絶対敵な拘束りょくを持つ」
キョン「長門!!無理すんなよ!!そういう時は泣いていいんだ!!」
長門「…………私は泣いてなどいない。これは涙腺と呼ばれる眼球保護のシステムにバグが発生しただけ。
私は正常わたしはせいじょうわtaしは……」
キョン「長門!悔しいんだろ!?言っちまえよ!
お前が望むなら、俺はハルヒを炊きつけてお前の親玉にケンカを売ってやる!!
喜緑さんと会長がラブホの前で自分が会計をするって言い張りながら痴話喧嘩をしてたんだぞ!?
お前は、腹黒ワカメだけには、絶対に先を越されたくないって言ってたじゃないか!!」