・ハルヒの寝言  
 
 
いつもの部室の風景。ハルヒは団長机に突っ伏して居眠りしていた。  
 
「ちょっとぉ・・・・キョンぅ・・・うふふ」  
ハルヒがものすごく幸せそうな顔をして寝言を言っている。  
「おや、一体どんな夢を見てるのでしょうか?」  
黙れ古泉。  
 
「やだぁ・・・もう・・・うふぅ」  
ハルヒが寝言を続けた。  
 
 
 
「いまどきゲームソフトをカセットなんて呼ばないわよぉ」  
俺は機械に疎いオッサンか。  
 
 
 
・古泉のry  
 
 
いつもの部室ry。古泉は机にry  
「ふふふ・・・いけませんよ」  
古泉がいつものスマイルを維持しながら居眠りをしていた。うぜえ。  
「一体どんな夢を見てるのかしら?」  
ハルヒが古泉を眺めながら言った。嫌な予感がする。  
 
「全く、あなたと言う人は・・・」  
古泉が微笑みながら寝言を続けた。  
 
 
 
「ムハンマドはメッカで生まれてメディナに逃げたんですよ。あなたの答えはメッカとメディナが逆になってますよ」  
俺はどんだけバカにされてるんだ。  
 
 
 
 
・長門n(ry  
 
いつもの(ry 。長門が睡眠をとるところなんてはじめて見た。  
「・・・・1、2、3」  
長門の寝顔は無表情のまま目を閉じたような寝顔だった。宇宙人でも寝言は言うのか。  
「長門さん、一体どんな夢を見てるんでしょうか?」  
いい夢だったらいいですけどね。朝比奈さん。  
 
「・・・4、5、6、7・・・ここ」  
一瞬にやけた顔になったように見えたのは俺だけでいい。  
 
 
 
「仕返しマスを踏んだ。あなたに10万ドル請求する」  
長門さんカンベンして下さい  
 
 
 
 
・朝比奈さん(ry  
 
 
い(ry。朝比奈さん(ry  
 
 
「うふふ・・キョンくんったらぁ・・へたっぴですね・・」  
朝比奈さんがものすごい幸せそうな寝顔をしながら寝言をいってる。  
「・・・」  
まずいぞ。ハルヒの顔が険しくなってきた。  
 
「キョンくうん。もう一回やってみてくださぁーい」  
朝比奈さんの寝顔の幸せフェイスがいっそう強くなる。  
「これは・・ちょっと、まずいですね」  
古泉も困惑してきた。どうにかしてやらんとホントにマズイのではないだろうか。  
 
「キョンくぅん。私が動かしていいですかぁ・・うふふ。やったぁ。私頑張りますねぇ」  
朝比奈さんの幸せフェイスの強さがピークに達した。  
「・・・・・・・・」  
あれ。長門さん?目がヤンデレモードになってますよ?  
 
「ほうらキョン君、私凄いでしょう?」  
朝比奈さんの幸せフェイスが「勝ち誇った顔」になったのを俺を含む4人は見逃さなかった。  
 
 
 
 
 
 
「ほら、ゾンビの近くでショットガンを上段攻撃すると頭を吹き飛ばせるんですよ?もう一度見てくださいねぇ・・・・えい!やったぁ  
〜!二体同時ぃ!気持ちいいですぅ〜!」  
 
SOS団内での朝比奈さん株が大暴落  
 

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