「なぁハルヒいいだろ、今日はお袋も妹も出かけてて誰もいないしさ」
「ちょっ、ちょっとキョン! 一緒に宿題しようっていうから帰りにあんたん家にきたのにどういうこと!」
「いいから、いいから。なっハルヒ」
「待ちなさいよ、あたし今日はそんなつもりじゃ……、ひゃっ!」
「ハルヒは耳が弱いんだよな、……(はむはむ…はむ…と)」
「…キョン……」
「ほらハルヒ、バンザーイして……」
「だ、駄目よ…今日体育で……シャワー…浴びてないし……」
「そうだったな、エロカワだったぞお前の体操着姿、思い出したら興奮してきたよ」
「……今日は着ないわよ体操着。こないだキョンがかけたのって何度洗っても落ちないんだから……、ちょ、ちょっとナニ匂い嗅いでんのよ!」
「汗くさいのもまたいい……、ハルヒの匂いだな(w」
「……ヘンタイ…」
「シャワーは終わってからでいいぞ」
「ち、ちがうのシャワーのことだけじゃなくて……そ、その………」
「その……なんだ?」
「その……今日は……下着が……」
「下着? どれ……」
「め、めくらないでよ!」
「あー、クマさん……、お子様パンツだな」
「し、仕方ないでしょ。今日はこんなことになるなんて思ってなかったし……」
「だが、それがいい。ほらクマさん、脱ぎ脱ぎしましょー」
「ちょっ、ちょっと………キョン! なに頭にかぶってんのよ!」
「クマさんパンツ、むしろ大歓迎! 男子高校生の妄想力と性欲のすごさをみせてやるからな」
「……たしかにすごいわね、……あっという間だなんて、しかもゴムつける暇も無かったなんてね……」
「……その……すまん……」
「今日はダイジョブな日だからゴムしてくれなかったのはまぁいいけど………で、どうするの?」
「どうって……言われてもその………」
「キョン、…あんたに置いてきぼりにされたあたしはどうすればいいと思う?」
「………」
「ハッスルしてもらうわよ。女子高生の底力からをみせてあげるわ! ほらキョン、シャキっとしなさい。今度は自分だけ気持ちよくなっちゃ駄目なんだからね!」
「そ、それがその……出したばかりだから…その……」
「シャワー浴びたらキョンの大好きな体操着きてあげるから、キョンの今日の宿題はあと三回よ!」
「……(結局あれから4回か……疲れて寝ちまったようだな)」
「おきた? キョン」
「ん、あぁハルヒ……ちょっと寝ちゃったか……」
「まぁキョンにしちゃ頑張ったほうよ、でも今日は五打数一安打だからプロ野球なら二軍落ちよ」
「あー、その……面目ない…ってハルヒ?」
「んー、キョンの匂いがするわね、……キョンもあたしのことぎゅっとして……」
「……ハルヒもハルヒの匂いがするぞ」
「二軍落ちの話は嘘、一安打でも逆転満塁サヨナラホームランだったわよ、ありがとキョン」
「俺はお陰でしょっぱくて唇がひりひりしてるよ、蜜っていうけどありゃ嘘だな」
「ちょっとキョン! ……あら…もう固くなってるじゃない随分元気ね」
「えーと……クマさんパンツのお陰かな」
「ちょっと、いい加減とりなさいよ」
「いいからいいから、それにハルヒがくっついてくるからでもあるんだぜ」
「……もう…しかたないわねぇ…キョン、さっき……キョンに沢山ペロペロしてもらったから…あたしもおかえしにお口でしてあげよっか?」
「……いや…その……」
「お願いしますでしょ? キョン」
「……お願いします………(男って悲しい生き物だな…)」
「わかればよろしい、さぁ体を楽にして……」
「只今ー、キョン君いるー、あっ、この靴…ハルにゃん来てるの?」
「やばい、妹が帰ってきたぞ、あいつ直ぐに上がってくるからハルヒも早くおきろ」
「キョンあんたもズボンはきなさいよ」
「お前もだ、早く服を着ろ」
「とりあえず勉強してるフリね」
「只今キョン君、やっぱりハルにゃん来てたんだ」
「あ、あぁお帰り」
「お、お邪魔してるわよ、妹ちゃん」
「……ねぇキョン君、ハルにゃんなんで体操着なの?」
「……(バカ! お前なんて格好してんだよ)」
「あ、熱いからよ。この格好の方が…涼しいの…よ…(しょうがないでしょキョン、近くにこれしかなかったのよ)」
「ふーんそうなんだ、それとキョン君はなんで頭にパンツかぶってるの? それハルにゃんのなの?」
「……(ばかはあんたよキョン、なんで被ったままなのよ)」
「……orz(つーかハルヒお前も気づけよ)」