「ここがラブホね、なんだかすごいわね、キョン」
「本当は入っちゃいけないんだぞハルヒ、俺達まだ高校生なんだからさ」
「制服着替えたし堂々としてれば大丈夫よ、それに仕方ないでしょ、妹ちゃんが怒った所為であんたんちおいだされちゃったんだから」
「ハルヒのあの時の声が大きいせいだぞ」
「なにいってんのよ。キョンが妹ちゃんのパンツ間違えて被ろうとしたからでしょ」
「…そ、そんなことどうでもいいだろ、…それより俺はシャワー浴びてくるぞ」
「……男って勝手ね、そうだ!一緒にお風呂入りましょうよ」
「風呂? 一体なんで?」
「あんたんちじゃ一緒に入ったことなかったでしょ」
「仕方ないだろいつ誰が帰ってくるかわからないんだからさ」
「そうよ、だから一緒に入りましょ。初めてよねあたし達」
「初めてねぇ……」
「湯船に浸かりながら……お口でしてあげよっか? 潜望鏡っていうんでしょ」
「…潜望鏡……頼む、いや是非お願いします……(男って悲しいな)」
「喉かわいたろなんか飲むか?」
「何かあるの」
「冷蔵庫に色々入ってんだよ、ここにあるから見にこい」
「…それにしても冷蔵庫にいろんなのおいてるのね」
「そうだな…ビールにコーラ、レトルトのカレーライスに精力剤、大人のおもちゃもろもろ」
「これなにかしら」
「あっ、バカ。そこからだしたら金払わないといけないんだぞ」
「えっそうなの、直ぐに戻さないと…あっ戻らないじゃない」
「こういうトコのは一度取り出すと駄目なんだ、一体何をだしたんだ見せてみろ」
「これだけど………」
「アナル開発セット…ってお前なんてものを出してんだよ!」
「し、知らなかったのよ、仕方ないじゃない」
「大体いくらなんだよ、げっ5千円もしてるじゃないか」
「ご、ごめんなさい……そうだお金足りる?」
「それは大丈夫、なんとかなる」
「ごめんねキョン。今日は沢山サービスするから……」
「いいよ、気にすんな。それよりせっかくだし中を見てみようぜ」
「……アナルクリームにアナル拡張用バイブ……セット利用の手引き…」
「……クリームね……これで五千円か…手引きによるとクリームを指にとってと……」
「ひゃっ! キョ、キョン! なにしてんのよ!」
「なにって折角金払うんだし使わないと損だろ、動くなよハルヒ」
「ちょっ、ちょっと!」
「今日はサービスしてくれるんだろ、お次はこの拡張用バイブか…前だけじゃなく後ろの始めても頂戴しないとな…」
「お、お尻でなんていやよ!」
「大丈夫、痛いのは始めだけだって、ほらハルヒ。力を抜いて…」
「ちょ、ちょと待ちなさいよっ!」
ゴンッ!
「ちょっとキョン、いい加減にしなさいよ、ホントに油断も隙もないわね、……あらこのセットよく見ると男女兼用って書いてあるじゃない」
「……イタタ……えっハルヒさん何を…そこは俺の」
「そうキョンのお尻ね」
「えっ一体……」
「イタイのは始めだけなんでしょ、ほらキョン。力を抜いて」
「アーッ!」