涼宮ハルヒの鬱展開  
   
つきあい始めた俺とハルヒは北高イチのバカップルとしてその名をほしいままにした。  
それにつれてハルヒの不思議な力は徐々になくなりついには完全消滅。機関も解散、古泉は目出度くお役御免となった。  
そして卒業、俺とハルヒは一緒に東京の大学へと進学した。俺達は幸せだった、この幸せがいつまでも続くと考えていた。  
しかし些細な事がきっかけで入学早々に喧嘩別れ、何が原因だったのかは今では思い出せない。  
ハルヒはそのまま大学にも来なくなり音信不通、あいつが今どこで何をしているかはまったくわからない。  
 
一年ぶりに帰省した俺を待っていたのはいつものにやけ顔だった。  
「おひさしぶりです、お元気そうでなによりです」  
そういえばこいつは機関が無くなってもこの態度は変えないんだったな。  
古泉、俺はみての通りだ、それに顔が近いぞ。  
「あなたもかわりませんね…、今日は一緒にいっていただきたいところがありまして、さぁ僕の車にどうそ」  
古泉一体どこに? またいつぞやの閉鎖空間とかそういう話か? 正直ハルヒがらみの話は御免こうむりたかった。  
「いけばわかります、ヨソから耳にされるよりはご自分で確かめられた方がよいでしょうし」  
だから何の話なんだ?  
「百聞は一見に如かずですよ、おっともう直ぐ着きます」  
 
おい、古泉ここは…。  
「えぇいわゆるソープランド、ここはコスプレソープとして有名です。まぁいわば慰労会でしょうか、高校時代お世話になったあなたへの感謝の気持ちです、それに遅かれ早かれここへいらっしゃるでしょうしね」  
だから古泉一体……。  
「あぁそうここの払いは任せてください。それと相手の方は今日はもう最後まで貴方の貸切です。ここの店長には話しが全部通っていますのであとはごゆっくり…」  
いつものにやけ顔に話をかわされ、店長に案内されるまま俺は部屋へと通された。相手の女の子は着替えていてもうすぐ来るという。なるほどコスプレソープというだけあり、風呂に学校の教室もどきな簡単セットが同居しているという不思議な構造だ。  
 
俺はハルヒと別れてから何人かの女子と親しくはなったがどれも長続きしなかった。  
ここしばらくはそういったことは御無沙汰だった俺は胸の乾きを覚えながら落ち着かない気分でやってくるであろう女の子をまった。  
そして…待つことしばし、聞きなれた声がした。  
 
「初めましてハルにゃんです。初めてなのに団長セットをリクエストだなんてお客さんもしかして北高の人?」  
 
声がする方を振り向くとそこには北高の制服に団長腕章をした笑顔のアイツがいた。  
だがその笑顔は教室で当たり前のようにみていた輝かんばかりのものではなく顔に貼り付けたような営業スマイルだった。  
 
嘘だろ……ハルヒ…、おまえ…。  
「えっ……キョン…」  
みるみる貼り付いたスマイルが落ちていく。  
ハルヒ…一体なぜ……。  
「……隠してもしょうがないわ、教えてあげる」  
 
 いわゆる良くある話、ハルヒはタチの悪い男に引っかかり莫大な借金を背負った。  
 新聞や雑誌で読む分には『そういうこともあるんだな』ですむが身近な話になると全く違う。  
 
なぁハルヒ、…ここを辞めて俺と暮らそう、借金だって学校やめて俺が働くし…それにこうなる前になぜ俺にいってくれなかったんだ。  
「そんなの無理よ、アイツが作った借金、利息だけで毎月百万以上だったのよ、今だって毎月何十万も利息だけで払ってるし、アンタが働いたってどうにかなる額じゃないわよ」  
 
それにもう無理、あたしは…普通には戻れないのよ…。  
そんなことないよ、ハルヒ。俺は…。  
……わかったわ、論より証拠。これを見て頂戴。  
ハルヒが備え付けのパネルを操作すると壁に組み込まれたAVセットが起動し、映像が映し出されものものしいテロップが流れる。  
 
『本作は海外某所での撮影のため、作品中の行為はすべて日本国法令の適用を受けません』  
 
そしてタイトルが表示される。  
 
『黒人レイプ−4P乱交。ハルヒ(18才) 三つの穴に同時多発中出し!』  
 
えっ、ハルヒ…これ……。  
 
「キョン、だまって見てお願い」  
 
テロップの通り海外の風景が映し出される、どこかのリゾート地らしい。  
海岸を散歩したり町を散策するハルヒが映し出される。  
恋人同士のプライベートショットといった感じだ、撮影者はハルヒがいうアイツだろう。  
アイツの問いかけに笑顔でこたえるハルヒ、その笑顔は高校時代の輝きには劣るが今の営業スマイルより遥かに輝いていた。  
 
「海外のリゾートに連れてってくれる、豪華なコテージに一週間っていわれてあたし嬉しかった、アイツにも優しいトコがあるんだなって思ったの…でもお金はあたしがほとんど用意したんだけどね」  
 
コテージに入り恋人同士の他愛ない会話が続く、そんな情景に嫉妬を覚えながら俺は画面を見つづけた。  
 
「ビデオも旅行の記念って言われたの、でもやけに立派な機材でなんだかおかしかった、それにアイツ気味が悪いくらいにすごく優しくて…」  
 
そして画面は急展開する、屈強な黒人三人組が部屋に乱入してくる。続いて別な撮影機材を持った撮影スタッフと思しき連中があとに続く。  
三人はタイトル通りハルヒに襲い掛かる。ハルヒはカメラに向かい撮影しているアイツの名を呼び必死に助けを求める。  
しかしカメラは動かずに助けを求めるハルヒを映し続ける。カメラが切り替わり必死に助けを求めるハルヒとその姿を撮影するアイツを映す。  
再びカメラは戻る、全てを悟り絶望するハルヒの表情をカメラは無情にもクローズアップする。  
三人の男達は打ち合わせでもしていたのか、なぶるようにゆっくりとハルヒを追い詰める。二つのカメラは必死に抵抗を続けるハルヒを執拗に追いかける。  
 
「アイツったらあたしが『助けて』っていっても笑いながら見てるだけなの…」  
 
屈強な言葉も通じぬ黒人達に囲まれついに耐え切れなくなったのか勝気だった表情が崩れハルヒは一気に泣き出す、そしてハルヒの体が崩れ落ちる。  
カメラはそんなハルヒの有様をさらに追い続ける。  
 
一人、又一人と男達が順番に真っ黒な分身をハルヒの体に打ち込んでは欲望を放って行く。ハルヒは泣きじゃくりながらうわ言のように『…いや…もうやめて…』などと繰り返すだけだ。  
時々画面が分割され男がハルヒに打ち込む律動とそれに合わせて反応するハルヒの姿が映し出される。順番を待っている男達は待ちきれなくなったのかハルヒの手や胸などで自分の分身を愛撫させようとする。  
既にハルヒに放出しているというのにその猛々しさは衰えていない。始めハルヒの動きは鈍かったが男達から叱咤されると動きが早くなる。  
二台のカメラは結合部分と泣きながら男達に奉仕させられるハルヒの状況をアップでさらに追う。  
 
「ちょっとでも三人に逆らうとぶたれて……アイツはそれを見て『言うこと聞かないともっと酷い目に合わす』って……」  
 
シーンがかわり三人の男達は声を掛け合いながらハルヒの前、そして後ろのアヌスと順番に極太の分身をハルヒに打ち込んでいく。  
二台のカメラは前と後ろそれぞれの結合の様子とそれに反応するハルヒの姿を同時に映しだす。  
中でこすれたのか後ろの結合が完了した瞬間、ハルヒは大きく身をそらした。  
 
さらにだらしなく半開きとなっているハルヒの口に新たな分身がねじ込まれる。  
タイトルの三つの穴、その全てが男達の分身でふさがれる。カメラは上下の結合部分それぞれのアップへ移行する。  
 
「あたし…前をお口も後ろのアヌスだって全部キョンがはじめてで、アイツともなんどもしてた…でも同時にっていうのは始めて…すごく…すごく…つらくて……」  
 
その言葉どおり男達にサンドイッチにされたハルヒはとても苦しげだった。  
気力も失せ果てたのか時々思い出したかのようにみじろぎするだけだった。ハルヒの口を使っている男はそんな状況に業を煮やしたのか又もハルヒを叱咤する。  
思い出したかのように愛撫らしき口の動きをはじめるハルヒだったがその動作は緩慢ですぐ止んでしまう。  
男は何度か叱咤を繰り返したが、諦めたのかハルヒの顔を抱え強引に前後に動かしだす。  
その間もハルヒの前後に打ち込まれた分身は律動を続け、男達はサンドイッチ状態のハルヒの体を愛撫する。  
律動や愛撫に無意識に体が反応するのかハルヒは時々軽く痙攣したような動きを見せる。  
二台のカメラは痙攣の原因とその結果を同時に画面に映し出す。 画面の外から合図が送られると男達はラストスパートの体勢に入る。  
そしてほぼ同時、一斉に男達はハルヒの三つの穴に己の欲望を解き放った。  
 
力なく横たわり男達に放出された汁を三箇所から垂れ流し、涙を流し続けるハルヒの姿、その姿を二つのカメラが様々な角度から映す。  
指図うけると男達は無抵抗のハルヒの両足を掴み大股開きにする、白濁した前後二つの穴をカメラ執拗に写し続ける。  
そして男達に浴びせられた汁と止まらない涙でドロドロになったハルヒの顔のアップでその映像は終わった。  
 
「…キョン、このビデオはここで終わりだけど、このあともあたしはあいつらに一晩中……おまけに撮影のスタッフ達の相手までさせられて……  
 あの晩だけで何十回させられたかわからないわ……、しまいには友達っていう黒人が何人も…何人もやってきて……  
 疲れて果てて気を失っても『気付けだ』って冷たいシャワーを浴びせられて無理矢理何度も起こされて…アイツはそれを見て『沢山だされて汚れたのが綺麗になって丁度いい』っていうの………」  
 
自分のいった言葉に耐え切れなくなったのか、ハルヒは泣きだした…。俺の頭に浮かんだ励ましの言葉や慰めの言葉…それは…あまりに重過ぎる現実の前にたちまち消え去った。  
俺は泣きじゃくるハルヒを抱きしめた。しかしその力はそれほど強くはなかった。  
 
こんなビデオ気にするな、俺だって気にしない、お前も気にするな、今ままのハルヒを全て俺が受け止める。だから、俺と一緒に…。  
 
「ねぇキョン、なぜこのビデオがここにおいてるかわかる?」  
 
ようやく泣き止んだハルヒが話し始める。そういえば確かにそうだ、ハルヒにとって思い出したくもないつらい記憶の筈だ。  
 
「ビデオに出てたっていうと指名料が高くなるからよ、それに……レイプコースのオプションで使うの」  
 
レイプコース……それって…。  
 
「5千円プラスでレイプごっこができるの、お客さんが襲い掛かってきてあたしが抵抗するフリをする、そのときにこれを流すのよ。  
 ビデオのオプションは千円だからほとんどのお客さんが払ってくれるわ。あたしの悲鳴や泣き声を聞きながらするとすごく興奮するってみんないうのよ。  
 中にはね、『ビデオの演技は真に迫ってる、悲鳴や泣き声がまるで本当のレイプみたいだ』って言うお客さんもいるのよ。  
 バカよね、あたし本気で泣いてるのに……」  
 
なぁハルヒ辛いんだろ、だったら……そんなの辞めて…。  
 
「たしかに辛いけど、あたしたくさんお金を稼ぎたいの、そして借金を早く返したい。あたしは本気なの、そのためにはなんだってする  
 キョン、ビデオはさっきのだけじゃないの、旅行は一週間っていったでしょ。沢山のビデオを取られたわ、ほら見て」  
 
ハルヒがパネルを操作すると大画面に沢山のタイトルが表示される。  
 
『黒人レイプ 4P乱交 ハルヒ18才 三つの穴に同時多発中出し!』  
『黒人レイプ2 スタッフも中出し ハルヒ18才 でももう日本人のじゃ満足できない』  
『黒人レイプ3 友達の友達も皆中出し ハルヒ18才 やっぱり極太! 大満足!』  
『公衆便女 いつでもどこでも誰とでも ハルヒ18才 美少女肉便器』  
『野外で中出し 林の間で4P輪姦 ハルヒ18才 お外でしてても中に出してね』  
『野外でぶっかけ 草原で、遊歩道、山頂で。そして絶頂 ハルヒ18才 お外でするなら外にかけてね』  
『小便天使(おしっこエンジェル) 放尿浴尿そして飲尿 ハルヒ18才 あたしのおしっこしょっぱいの』  
『おしっこガブガブ スタッフの分までエンドレス飲尿 ハルヒ18才 あたしのお口はみんなの尿瓶』  
『美少女脱糞 イキ顔よりもイキミ顔 ハルヒ18才 可愛い顔して極太うんこ』  
『いちじくむすめ 五本連続同時浣腸 ハルヒ18才 天井に逆糞射』  
『野外でおもらし 海岸で放尿、公園で浣腸そして道の真ん中で公開糞射 ハルヒ18才 お外で出すって気持ちイイ!』  
『逆糞射アナル砲 今度の記録は5メートル ハルヒ18才 危険な排泄兵器』  
『公開自慰(美少女オナニー) 極太バイブ二刀流 ハルヒ18才 あたしのイキ恥じみんな見て!』  
『百合女神 白人黒人3Pレズ ハルヒ18才 女同士でいかされちゃった!』  
『パイパンエンジェル カメラの前で自分でゾリゾリ ハルヒ18才 毛深いあたしもこれでつるつる』   
『緊縛プリンセス 美少女雌犬奴隷完全調教 ハルヒ18才 もう痛いのはいや……』   
 
「これ全部あたしのビデオよ 『いうこと聞かないとビデオをばら撒く』っていわれて、……でも売るためにビデオ撮ってるんだからばら撒くもなにもないわよね。  
でもあたし…そういうのもわからなくなってて……いわれるままにカメラの前で何でもさせられたわ、ほら見てキョン」  
 
20cmほどの間隔で平行にならべられた高さ50cmほどの二台のガラステーブルが画面にうつる、床にはビニールシートがしかれ大きめの洗面器らしきものがテーブルの間に置かれている。そして屈強な黒人達により全裸のハルヒが連れてこられる。その表情は人形のように無表情だ。  
男達に叱咤されるとハルヒは緩慢な動きでテーブルに登り両足をそれぞれの台に載せ腰を落とす、カメラはすかさず足を開いたハルヒの局部をアップでとらえる。  
 
「このときはねアイスコーヒーを何杯もがぶ飲みさせられたの、そうするとおしっこが良くでるんですって」  
 
放尿を促すアイツの言葉にハルヒは力なくかぶりを振る。他の男達も叱咤するがハルヒはかぶりを振り続ける。  
アイツがいう『30分そのままで我慢できればトイレに連れて行く』と、その言葉に一条の光明を見出したのかハルヒは顔を上げる、必死で尿意をこらえるハルヒの姿をカメラは執拗に追う、時々我慢する表情のアップや震える排泄器のアップがカットインする。  
 
「ホントにバカよね抵抗しても見てるやつらを喜ばせるだけだったっていうのに……」  
 
25分経過というテロップが表示され画面が飛ぶ、男達が『頑張れあと五分』と野次を飛ばす中ハルヒは必死に尿意をこらえている、五分という野次が聞こえたのかハルヒの表情が一瞬引き締まる。  
しかし沢山のまされたというアイスコーヒー、それが効いてきたのか、尿意が更に高まった事を示すかのようにハルヒの顔が激しくゆがむ。そして数秒後、観念したかのようにハルヒの表情が緩みついに堤防が決壊する。  
カメラは排泄の模様とハルヒの絶望と羞恥の表情を容赦なく映し出す。今までの我慢の激しさを示すかのように勢いよく出続けるハルヒの尿、それは狙いをつけたかのように下に置かれた洗面器に激しい音を立てて吸い込まれる。  
男達は『臭い』、『汚い』、『凄い音』などと口々に放尿シーンの感想をハルヒに向かい投げかける。ハルヒに野次が聞こえているのかどうかはわからない、一度決壊した堤防は流れをを止めずさらに流れ続ける。  
 
「この時はホントに長かったのよ、一分が一時間くらいに思えて……。でもあたし必死で我慢して…バカみたいよね、あれだけ苦しかったのが無駄だったんだもの。こんなことなら最初から言われたとおりにしてればよかったわ」  
 
画面は風呂場に切り替わる、豪華なコテージというだけあって中は広い。そこへ男達に抱きかかえられハルヒが風呂場に連れてこられる、洗い場におろされたハルヒは放心状態で泣き続ける。  
アイツがハルヒの顔を上に向かせる、ハルヒの顔が映され目尻に光る涙がクローズアップされる。  
洗面器がハルヒの目の前に突き出される、ハルヒは自分の排泄物が入った洗面器にうつろな視線を向ける、恐らくはそれがナンなのかすらわからないのだろう。  
無反応のハルヒに洗面器の中味がすこし浴びせかけられ、男達が野次を飛ばす。自分の顔を伝う生ぬるい液体に意識を取り戻したハルヒは浴びせられた液体の正体に気付き表情をゆがめる。  
もう一度目の前に洗面器が突き出されハルヒは顔をそむける、しかし男達に叱咤され洗面器の中味を正視させられる。  
アイツは洗面器の中味についての感想をハルヒに言わせようとする、すこしでもハルヒが言いよどむと男達の叱咤が跳ぶ。  
中味の正体や匂いや色などについて『あたしのおしっこ』、『臭い』、『黄色い』、『沢山出た』、『汚い』、『みんなに見られて恥かしかった』などとハルヒは搾り出すようにアイツの問いに答えて行く、まわりにいる男達はそれに対し野次を飛ばす。  
アイツは『涙を洗い流してやる』といいながら洗面器を持ち上げて泣きじゃくるハルヒの頭からその中味を浴びせかける。  
またもや『自分が出したおしっこをかけられた』、『もう冷たくなってた』などの言葉がハルヒから搾りだされる。  
 
そして残った中味をハルヒの口元へと近づけるとアイツはハルヒにそれを呑むように命令した。  
画面が一瞬暗くなるがすぐ元に戻り盃よろしく洗面器を抱えて口に運ぶハルヒの姿が映しだされる、すこし赤く腫れた頬をしずくが伝う、しかしそのしずくが止まらない涙なのか先ほど浴びせられた自分の排泄物なのかはもはや判別できない。  
 
「呑めっていわれて逆らったら沢山ぶたれて……始めから素直に呑めばよかった。ホントに痛い思いしただけ損よね」  
 
画面のハルヒはむせながら懸命に自分の排泄物を飲み干して行く、男達はその有様を一斉に囃し立てる。  
飲み終えたハルヒは『自分のおしっこを飲んだ』、『しょっぱい味だった』、『匂いは感じなかった』などという科白を搾りだされていく。  
引きつった笑顔で空になった洗面器を掲げながらもう一度『あたし自分のしょっぱいおしっこのんじゃいました』というハルヒの姿で映像は終わった。  
 
「笑いながらいえって、お陰で何度も撮りなおし……、あたしの顔おかしいでしょ、涙は止まらないのにちゃんと笑ってるの……全部嘘っぱちよ。でもキョン……おしっこがしょっぱいってのは本当よ、あとで呑んでみる? あたしのおしっこ」  
 
俺は無我夢中でハルヒを抱きしめ、こんなのもういい。なぁハルヒ東京で俺と一緒に暮らそう。小便くらいがなんだ俺は気にしない、とハルヒに語りかけていた。  
 
「……キョンありがと、でも…おしっこだけじゃないのよ。ほら見て」  
 
またガラステーブルにまたがったハルヒが映し出される。ハルヒが顔をゆがめる、すると画面は下半身に切り替わりさらにアヌスがアップで映し出される。俺は脱糞という文字列がさっき表示された一覧にあったことを思い出した。  
ハルヒのイキミに合わせてアヌスがひくつく、二台のカメラはハルヒのイキミとアヌスのひくつきを同時にとらえる。  
徐々にアヌスが開いていき黒々とした物体が頭を覗かせはじめる。  
 
「もうこの時は逆らってもしょうがないって諦めてたから、言われるままだったわ、そしたらアイツは『少しは抵抗する素振りをみせろ』って怒るのホントに勝手よね……」  
 
ハルヒが載ったテーブルは高さがあるため黒々とした排泄物は千切れることなくハルヒのアヌスからぶら下がっている。  
またもや男達は『臭い』、『鼻が曲がりそう』、『ブットイ』、『汚い尻尾を生やすな』などと囃し立てる。  
ハルヒがイキムたびに少しづつ排泄物がアヌスから押し出されて来る、二つのカメラはまたもやハルヒのイキミとそれに伴う排泄の状況を同時進行で映し出す。  
ハルヒがひときわ大きくイキムとは下においてあった洗面器に大きな音を立てて便が一気に落ちる。解放されたアヌスとハルヒの状況をカメラは写しさらに洗面器の中へとカメラはパンし微妙に湯気を立てているそれを映し出す。  
便意が尽きたのかハルヒはイキムのをやめている。アイツは洗面器をハルヒの目の前に突き出しハルヒに見せ付ける。  
ハルヒはアイツの質問に対し『あたしが今だしたウンコ』、『湯気がでてる』、『太くて長い、ちょっと黒い』、『やっぱり臭い』、『もう見られるのはなれた』などと笑顔で答えて行く。その笑顔は前回程に引きつったものではないがその目はわらってはいない。  
アイツに促されハルヒは洗面器の中味を手で掬い上げ、カメラに向かい手のひらを差し出す。  
アイツの指示に従いハルヒは手のひらを顔に近づけマジマジとブツを観察する。  
『人肌?』、『ちょっとぬるっとしてる』、『案外普通』、『やっぱり匂う』などと問われもしないのにまたも笑顔で答えて行く。  
そして自分の排泄物を手のひらに載せカメラに見せながら『あたしが出したブットイうんこ!』というハルヒの笑顔で映像は終わった。  
 
「キョンまだあるわよ、もっと見る?」  
 
俺はあまりの衝撃に…もうやめてくれ……とうわごとのように繰り返していた。  
 
「キョンわかったでしょ、いまのあたしを全て受け止めるなんてあんたには無理なのよ、あたしはもう普通には戻れないっていったでしょ? あんたみたいな普通で平凡な人間にはあたしみたいな汚れきった女は似合わないのよわかる? だからもうそんな話はしないで」  
 
俺はハルヒにしがみ付き『そんなことはない……』とうわごとのように繰り返していた。  
 
− つづく  
 

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