それは、ある晴れた日の夕方だった。
いつもの如く坂道を下って帰っていたら、朝比奈さんが近寄ってきた。
いつみてもかわいいね。
すると、朝比奈さんは「ちょっと来てくれませんか。」と言うので異論なし、
即答で「いいですよ。」と言った。
「じゃあ、こっちに来て下さい。」と言われ、ついていった先は路地裏も
路地裏。
ここで何があるんですか?と質問する前に布で口をふさがれ、意識を
失った。
どれくらい時間が経ったのだろう。気が付いたら、ベッドの上だった。そ
れもかなりゴージャスな。
周りを見回してみると、何と朝比奈さんがいるではないか!すると俺が起
きたのに気付いたのか、近寄ってきた。
そしてこう言ったのだ。
「ごめんなさい。」
おれはもうビックリしてしまい、何故朝比奈さんが謝ってるんだと自分に
問うてみたがわからないので朝比奈さんに訊いてみた。すると、泣きな
がら答えてくれた。
「実は…ひっく、…こんなものが郵便受けに入ってて…ぐすっ」
と見せてくれたのはどこにでもありそうな封筒だった。中には1枚紙が入って
いた。そこには「今夜俺とヤれ」ということと強制コードが書いてあった。
なるほど。……って俺と!!??どういうことだ?
「それは……禁則事項です」ようやく泣き止んだ朝比奈さんが言う。
ところで、一つ訊くのを忘れていた。ここはどこなんですか?
「ここは……ラブホテルです。」
やは。これは別に脱字でもなんでもない。本当に俺が発した言葉だからだ。
あまりに唐突だった。
朝比奈さんは身体ごとぶつかってくると、その勢いのまま俺をベッドに押し倒し、唇を重ねてきたのだ。
「…………!」
柔らかい唇の感触と芳香で頭がくらくらする。この時ほど死んでもいいと思った瞬間はない。
俺は拒絶することも優しく抱き寄せることも出来ず、 ただただ呆然と朝比奈さんのキスを
受け入れることしか出来なかった。
やがて唇が離れると、朝比奈さんは服を脱ぎ始めた。
至福の瞬間とでも言い表そうか。いや、やはり言葉では表現できん。
目の前には朝比奈さんのグラマーな裸体がある。
いいのか!?これでいいのか!?と俺は自分に問うた。正直、俺はハルヒとしたかった。
しかし、目の前の体を見て息子がギンギンの状態でそんなことを言っても説得力ゼロだ。
そもそもこれは朝比奈さんの任務なのだ。
くッ…仕方ない…辛いのはお互い様なんだ…ならヤろう、徹底的にヤッてやろう。
そう決めた途端、下半身に快楽がくる。朝比奈さんが自分の息子を必死にいじりだしたのだ。
うッ…ヤバい。テクニックがプロい。
「朝比奈さん、でるっっ!!」
その言葉が言い終わるか終わらないかの内に精液を朝比奈さんの
喉奥に解き放つ。
ドピュ!、ピュッ!、ドピュ!、ビュッ!
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
放たれた大量の精液、それを全て飲み干そうと必死な朝比奈さん。
ビュッドピュ、ビュッ
勢いが弱まりつつも射精は続く。
ビュッ、・・・ビュ
ようやく、止まった。