『童話(裏編)』  
 
目を覚ますと俺を覗き見る長門が七人いた。  
しかも妙に小さい上(うちの妹と同じくらいか)に  
白雪姫の小人のような衣装をまとっている。  
 
なんかこの前の機関紙発行の際に朝比奈さんが作った童話にこんなのがいたような。。。  
いつも不意に襲いくる人生の不条理について、なれっこだしもうどうでも良いや。  
と投げやりな気分になっていると小人達から説明が入る。  
 
 
「「「「「「「これは仮想空間」」」」」」」  
 
 
おいおい、どうでも良いが7人同時に口開くとかなりコエーよ。  
 
ステレオどころじゃない7chサラウンド放送が脳髄に響く説明によると  
本当は怖いグリム童話を読んだハルヒによる願望で、  
原書が思いのほかエロチックだったためどうしたこうした。  
その性欲解消のためにうんぬん。かくかくしかじか。  
いろいろとご都合主義。万歳。マル。  
 
とりあえずこれから7人の長門でなぜか俺を犯す。  
いや、満足させるらしい。わーい。パライソさ行くだー  
いろいろと突っ込みところ満載だが。  
突っ込みは禁止らしい。まあ、これから色々なとこに突っ込むことになりそうだが。。。  
 
ちなみに、表情や背格好からは7人の区別が出来ないので、  
以下は纏っている衣装の色で説明する。  
 
説明もそぞろにまず黄色の服の長門が俺の唇に吸い付いてくる。  
小さな舌が俺の口を割り歯茎をなめまわす。  
妹と大して変わりないナリしてかなりのテクニンシャンだ。  
このぷにっとした舌と唇の感触に陶然となっていると、  
何時の間にやら青長門と赤長門と紺長門が俺のズボンを引き下げ、  
俺の息子に対してアタックをかけてくる。  
 
青が俺の亀頭をキャンディーを含むようにレロレロといじってくる。  
同時に足の付け根あたりにもしっとりとした感触がくる。  
見ると赤が陰毛をじっとりと濡らすようにキスを落としてくる。  
 
紺の姿が見えないなと思っていると、いとおしいものを抱き締めるかのように  
俺の足を全身で抱え込みふくらはぎに吸い付いている。  
 
さらにはその他(緑、橙、紫)のやつらも俺の乳首やら首筋を啄ばんでくる。  
緑なんかはお世辞にも綺麗といいがたい俺の脇のしたにまで舌を這わす。  
ナメクジが這いずるような感触がキモいやらくすぐったいやら。  
 
 
そんな7人の口技にうっとりとしていると、下半身に電流が走る。  
なんと、足を責めていたはずの紺色が俺のお尻の穴に舌を這わしていた。  
そのままひだひだを一つ一つ伸ばすような、  
しつこさするら有る責めに俺は背筋をのぞけらすことしか出来ない。  
先ほどから口を蹂躙されているのでむーむーと声なき声がでるだけだ。  
 
不意に右手がじとっとした感触に包まれる。  
紫が俺の指をあそこにあてがってオナニーをしだしたようだ。  
指先にやわらかい貝のような感触がする。  
 
先ほどからやられっぱなしで癪なので右手を激しく動かす。  
 
「ツッ」  
 
顔を紅潮させ息を荒げながら俺の胸にもたれかかってくる。  
左から無表情に俺の乳首を責めている緑との表情のアンバランスさが、  
たまらなくエロい。  
こいつも同じ目に合わせてやろうとその緑のマロイ尻に手を這わせたときに、  
俺の下半身の方で更なる変化を見せた。  
 
ここからは見えないが多分赤が俺の玉を口に含みころころと甘噛みしだした。  
また竿を責める青はさらに情熱的にカリをなめ回し鈴口に舌をねじ込んでくる。  
尻を責めているやつは舌を精一杯伸ばしさらに深くまで進入してくる。  
 
絶えがたい射精感に渾身の力を尻の穴にこめて絶えると、  
尻を責めていた紺の舌が押し出される。  
しばらくは入り口をチロチロと嘗め回し何とか入り口を開こうとしていたが、  
埒があかないと思ったのか不意に、  
 
「覚悟」  
 
その言葉が脳に届き理解する前に尻にトンでもない衝撃が走る!  
コイツ、指入れやがった。しかも2本も。もうお婿に行けない。。。  
そして俺はそのダメージであっけなく発射してしまいましたとさ。  
 
 
竿を責めていた青長門の口内に思う存分発射した。  
つつましい口では飲みきれなかったのか顔を離すと、  
収まりきらない分がその小ぶりの鼻やまつげを白く彩る。  
 
それを見ていた紫がミルクを舐める子猫のように  
青の顔に舌を伸ばし舐めとっていく。  
 
 
それを見ていて俺の短い理性の糸は切れた。  
 
「うがーっ!!」  
 
「きゃっ」「ふわっ」  
 
奇声と共に跳ね起きると、小さな悲鳴を口々にチビたちは飛び退るが、  
俺の指で陶然としており一人逃げ遅れた紫の長門を捕まえ、  
勢いに任せ俺のしたに組み敷く。  
 
「ひゃっ」  
 
その怯えた表情も今の俺には加虐心へのスパイスにしかならない。  
さっきいったばかりだというのに俺のはびんびんで、  
ぬれたあそこに思いっきり狙いを定め一息に貫く。  
 
「ひっ、ぐっうぅっ」  
 
苦悶の表情を浮かべる長門に興奮し、  
そのまま力の限りピストンをはじめる。  
 

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