北高校。そこにも不良とかヤンキーとか呼ばれる連中がいた。  
「5組の朝倉とヤリてーなー。おい何か良い方法ないか?」  
「番長。俺のクラスメートのマジメ君(渾名)の筆跡偽造ラブレターで呼び出すというのはどうですか?」  
「マジメ君なら、OKするにしても断るにしても朝倉はやって来るなー多分」  
「任したぞ」  
「来たらみんなでマワそうぜ―」  
 
 
そして、朝倉涼子は体育館裏に呼び出された。  
「きゃあ何するのよ」  
「俺達と良い事しようぜ」  
「もしかして、これ、レイプって奴?」  
「姦らなくて後悔するより姦って後悔する方が良いと言うからな」  
「へーそんな言葉あったんだ」  
「どうせ一度は経験することだ、怖がること無いだろ」  
「でもどうせならかっこよい男の子が良いな。せめてマジメ君とかキョン君くらい」  
「思う存分抵抗してみろよな。無駄だろうけど」  
「あなた達こそ、止めるなら今だわ」  
「それ、無理。だって俺達は朝倉と本気でヤリたいからな。実は俺自身は女とヤルのが初めてだから、じっくり教えて欲しいな」  
(全く失礼な連中ね)  
「怖かったら叫ぶんだよ。その方が興奮できるしな」  
(そういや、ビデオにあったわね)  
「好きなだけよがって良いんだぜ」  
「そろそろ本気出そうかな」  
「こんな状態で強がるとは、ますます好みだ。そろそろ剥いてしまおおぜ」  
 
 
 
朝倉を剥こうとした瞬間、不良二人の手が体から離れた。朝倉の手には大きなナイフが  
「あれ?」  
「私と良い事しましょうよ」  
朝倉は左手一本で不良一人を軽々と投げ飛ばす  
「どういうことなんだ?」  
「殺らなくて後悔するより殺って後悔した方が良いのでしょ?あなた達がさっき言った言葉でしょ?」  
さらに不良三人を次々に投げ飛ばす。マネキン人形のように扱われる不良達  
「こいつ化け物か?逃げろ」  
「そんなに怖いの?でもどうせ、いづれは経験することでしょ。怖がることは無いわよ」  
逃げる不良達だが……  
「出口が消えたぞ。どういうことだ?」  
「思う存分抵抗してみたら?無駄だろうけど」  
「勘弁してくれ」  
朝倉は不良一人の足を切り取る  
「それ、無理。だって私はあなた達に本気で死んで欲しいから。私は有機生命体の死の概念がまだ理解できないから。だから教えて欲しいわね」  
「止めてくれ」  
一人の脇腹にナイフを突き刺し、グリグリする  
「怖かったら叫ぶのよ。その方が興奮できるから」  
不良達は既に抵抗する気力も無い  
「神様助けて」  
「好きなだけよがって良いのよ。じゃ死んで」ニコッ  
(終わり)  
 

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