1がつ15にち
きょうはハルヒと いっちゃんと ゆきちゃんと みくるおねーちゃんと ゆきちゃんのいえであそびました
あと おじいちゃんにもらったミカンをみんなでたべました みんなよろこんでくれました おじいちゃんありがとう
(※注 初めは全部ひらがなで書いたのですが、読みづらかったので所々漢字に再変換しました。ご了承下さい)
「次は遊園地をつくってお人形さんゴッコしましょ! 紙に遊園地を書いてお人形さんに遊んでもらうの!」
「ハルちゃんはさすがだね」「わたしもそれでいいよぉ?」「……いい」
「キョンもそれでいいわよね!」
「いいんじゃないの?」
ハルヒはボクがイヤだっていってもどうせ聞いてくれないんだ。ボクはホントはアニメ的特撮的マンガ的な遊びがしたいのに。
「じゃー、みんな好きなの書いて!」
???数分後???
「みんな出来た? ってゆきちゃんなんでお化け屋敷なの? ゆにーくだから?」
「……ううん。シュール」
「しゅ?る?……まあいいかな、うんうん。あ、ジェットコースターがないわね。じゃー、いっちゃんジェットコースター書いて」
「僕が書くの? ……うんいいよ。ハルヒちゃんはさすがだね!」
???PM5:00???
「あ、もう帰る時間だ! ゆきちゃんまた明日ね!」「また明日」「また明日ぁ?」「またね」
「……また明日」
クイクイ(キョンの服をひっぱる長門)
「ん? ゆきちゃんどうしたの?」
「……ミカンありがとう」
「どういたしまして!」
???帰り道???
「ねえキョン。公園でもう少しだけ遊ぼう?」
「えー! だってもう帰る時間だよ? って服ひっぱらないでよ!わかった! 遊ぶから! でも少しだけだよ?」
「えへへ?」
「もう! ハルヒは乱暴なんだから。……じゃあ何して遊ぶ?」
「さっきの遊園地デートごっこ! ちゃんとお人形さんも紙もあるし」
「えー、ボク恥ずかしいよ。っていたたたた! わかった、わかったから、耳たぶひっぱらないで!」
「はじめからそう言えばいいのよ。じゃあキョンこの紙ひろげて!」
「ちぇっ。じゃあはじめはどこに行く?」
「それはキョンが決めなさい! しっかりレディをえすこーとすること」
「なんでボクがそんなことしなくちゃいけないんだよ」
「キョンは女の子の気持ちがわかってないから今から練習しておくの!
じゃないと大きくなっても どんかん のままよ
そうね。このままだと高校2年生の春になっても どんかん のままね! その先はわかんないけど」
「なんでそんなことわかるんだよ」
「うーん。なんとなくかな。……ねえキョン。大きくなったら、ふたりでホントの遊園地に行こう?
それで観覧車にのるの!」
「……うん、いいけど」
「ぜったいだよ! 約束なんだからね! じゃあ小指だして」
「はいよ」
「「ゆ?びき?りげんまん う?そついたら ハリせんぼんの?ます ゆ?びきった♪」」
「じゃあ、大きくなったらちゃんと連れっててよね!約束破ったら しけいだから!」
「わかったよハルヒ。じゃあまた明日ね」
「うん! また明日ね、キョン!」
「「ばいばーい」」
「……できた」
「ん。やっぱり有希は早いわね。どれどれー。……って有希、キョンの没原稿見て作ったわね?
それに、童話は子供に読ませるものであって、子供の書いたものじゃないのよ」
「……うかつ」