テゥルルルルー
ガチャ
「やぁ、涼宮さんかい?」
「あんた、誰よ?」
「あぁゴメンね、名乗るのを忘れてわ。キョンの「親友」でどうかな?」
「!!佐…々木さ…ん??」
「電話番号は…すまない橘君に聞いたの。
どうしても涼宮さんに伝えたい事があってね。」
「何よ…」
(何なのよ!明日はキョンが不思議探索来れないとか言うからイライラしてんのに!!)
「明日キョンと約束があるんだ」
(やっぱり…イライラしてるみたいだね。やっぱりキョンが断るだけでこれか…)
「な!?だ、だから何よっ」
(なっ!!だから探索来れないって…このせいね!!)
「実はね?…是非とも涼宮さんにも来てほしいの」
(そう来ないと意味が無いの)
「…( A)゜゜はぁ???」
(いったい何のつもり?)
「貴女が来ないと決心が…ね」
(そう…決心がね。それに目の前で奪わないと…意味が無いの)
「決心?よくわかんないけど…いいわっ!行く。」
(ホントによく分かんないけど…嫌な予感が…する…)
「じゃあ待ってるわ、
そうね…あなたたちが集合場所にしてる駅前に…13時に」
(待ってるわ、貴女を)
「13時ね分かったわ。それじゃ」
「あぁ、それじゃあしt、待って一つだけ一人で来てね」
「??わかったわ?」
「それじゃ…ね涼宮さん」
さぁ、明日僕は…いや私は伝えに、涼宮さんに、勝ちに行く。二年分の思いと一緒に