俺が大学三年生の頃下宿から自宅へ帰省した。家には妹とミヨキチが出迎えてくれた。
「キョンくーんお帰り!ねえねえお土産は!」
おい、他に言うことないのかね…隣に居たミヨキチは可憐で相変わらず美少女のままだ。
「お兄さんお帰りなさい。」
「ただいま、ミヨキチは美人になったな。正直驚いたぞ」
真っ赤になり顔を背ける。あの二人も高校生になったんだなぁ。
時間の過ぎるのは早いな特にミヨキチのは特盛り!朝比奈さんクラスのでかさになっている。
妹は…まあ発言は控えさせてもらう。
しばらく世間話をしていたら夜遅くなっていったので妹がミヨキチを自宅へ送ってやれと急かされた。
まあ女の子一人にするのは危険だ。増しては美少女のミヨキチだ。
家までは以外に遠い。家を出てから彼女は黙っていて俯きながら歩いていた。
「あ…あの…お兄さん…聞きたい事あるのですが…」
「ん?勉強以外ならOKだ」
「あ、あのですね。今お付き合いしている人いますか?…」
おっとこれは恋の悩みか。ミヨキチみたいな人に惚れられる人間は羨ましく思わず嫉妬してしまうぜ
「あ?俺と付き合っている人など居ないが…それがどうした?」
「わ、わたし。お兄さんがす、好きです。私はまだ誰とも付き合ったこともありません。
不器用かもしれませんが良ければお兄さんとお付き合いしたいです」
今俺は茫然としていた…いきなり告白だからね。本心かどうか確かめてみるか。
「おいミヨキチお前もてるだろう?俺なんかでいいのか?人生はまだまだあるぞ。俺よりいい男なんて星の数ほどいるが、それでもいいのか?」
するとミヨキチいや美代子は目をつぶり爪先をあげてきたので俺は黙って彼女に合わせて口つげをした。
二つの影が一つに重なりお月さんが俺達を祝福しているようだった。
「何よ、これ…あたしが出てこないじゃない!恋愛ものなら、あたしが間違いなくヒロインでしょ!」
「……あなたは、間違っている。私という個体は…ヒロインは私ではないと…面白くないと言っている」
「くっくっ、君らしいなキョン…非常に不快だよ」
なんで、たかが小説如きで攻められなくてはいけないのか説明いただきたいね。
その後書き直しされたのは言うまでもない