キ「ハルヒどうした、むせたか?」  
ハ「ごめんなさい…、キョンのだと思って我慢しようとしたんだけどやっぱり苦くて……」  
キ「そうか……初めてだからな、ほらこのタオルで拭いとけ」  
ハ「ありがと…ねぇキョン…ホントに呑みこまなきゃ駄目なの…あたしやっぱり……」  
キ「…ハルヒ聞いてくれ、俺はお前を愛してるって何度もいってるよな」  
ハ「うん、あたしもキョンが大好き、キョンは優しいし…」  
キ「それでな男ってのは愛してる女には自分の全てを受け入れて欲しいんだ、そういうのってわかるかな?」  
ハ「そうかも…、あたしもキョンに認めて欲しいっておもうもの」  
キ「それでなさっきお前が苦いって吐き出したのは俺の一部いわば分身みたいなものなんだ」  
ハ「そ、そうなの……」  
キ「だからさっき…大好きなハルヒに俺のコトを全否定されたみたいで凄くショックだったんだ、わかるか?」  
ハ「……ひどいことしちゃって…ごめんなさいキョン」  
キ「うん、わかってくれればいいんだ、きついこといってすまなかったな」  
ハ「あたしが悪かったわ、……こんどから口にだして貰ったらちゃんと呑み込むから、ごっくんってする…だから許して…」  
キ「馬鹿だなぁ俺達の間で許すも許さないもないだろ? それよりハルヒがしてくれるって考えたらまたこんなになっちゃたぞ、責任とってくれよ」  
ハ「キョンは元気ね…」  
キ「馬鹿、ハルヒの所為だぞ、それより丁度いい練習だな今度は呑んでくれるんだよな」  
ハ「…あたし今度こそ頑張る、苦くても我慢する。だからあたしに全部任せてキョンは楽にしてていいから、ほら…体の力を抜いて……」  
 
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