暑い…なんて暑さなんだ…こんなときはプールにでも行ってナンパでもしよう。  
でもなぁ一人で行くのもあれだしキョンや国木田でも誘ってみるか?  
「もしもしキョンか?俺だ谷口だけど今暇か?暇ならナンパしようぜ!」  
「悪い谷口今日は団活でお前とは遊べない。」  
おやおや既にキョンもとうとう涼宮下撲に成り下がってしまったな…  
「そうか、まぁ頑張ってくれ朝比奈さんに宜しくな。」  
ガチャン…次は国木田だな…  
「もしもし国木田か?俺だけど暇か?」  
「ごめん谷口、今日は塾何だ今度また誘ってくれじゃあ」  
ガチャン…プープープー  
畜生、あいつ等付き合い悪いな!しゃーねーな人で行って来るか  
プールで声をかけたが全て空振りのナンパの結果としては惨敗だ…何?やっぱりだと!彼女が居ない夏淋しいと思わないのか?  
誰に言ってんだろうな。その後プールから町へ行きブラブラして懲りずにも可愛い子に声をかけて全て失敗wawawa…  
たくっ最近ろくな女が居ねえ…またキョンや国木田に馬鹿にされる。  
はぁ失意のうちに足が重いしばらく歩いていたので喉が渇いた。  
それなら喫茶店にでも入り、冷たい物でも頂くかな。  
「いらっしゃいませ。」  
なんとそこには俺的ランクAAの生徒会の華!喜緑絵美里さんがいた。  
「チィース喜緑先輩!俺、キョンの親友!谷口ッす。ご存じありませんか?」  
すると一瞬俺にウザそうな目をして『人間如気が…』と言った様な気がする。  
いやあんな美人がそんな事言う訳ない気の性だろう  
気が付くと喜緑さんは既に一番奥で注文を受けていた。  
あれ?なぜあそこにキョンが居るんだ?それと朝比奈さんまでー!  
それも楽しそうに話をしている。あの野郎!涼宮という彼女が居るくせになんて奴だ!うわぁぁぁぁん世の中不公平だ  
俺は泣きながら店を出て気を取り直して再びナンパに赴く。  
前を見ると中学生位かな?可愛くて少し大人っぽい女の子がいた。AA-クラスだな俺にナンパされる価値あり!  
「ねぇそこのお嬢さん俺と少し話をしませんか?」  
顔を真っ赤にして俯いている。  
「あ…あ…あのこ困ります」  
ふふふ脈有りだな。やっぱり俺は勝ち組だぜ。気が付かなかったが横に居た女の子は見た事ある。  
「あ〜谷口なにやってんの〜?」  
そこにはキョンの妹が俺に睨みを効かせている。  
「この子をお茶に誘うとしていたんだよ悪いがお子様は向こうに行った行った。」  
睨みを一層強くして俺に臆する事無く衝撃的な事をいい放つ  
「小学生にナンパするなんて最低だよ。後でキョン君やハルにゃんにとっちめてもらうんだから、行こうよミヨちゃん。」  
「う、うん…」  
二人は映画館の方に急ぎ足で走っていった。  
へぇー今の小学生は発育が良いんだなぁと関心するぜ…  
あれ?ちょっと待てキョンはともかく涼宮には言わないでくれ。  
だが非情にももう遅かったみたいだ。明日は学校休もうかなぁ  
 
次の日  
谷ロリとあだ名が付いたのは言う迄もない。  
wawawawww  
 

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