「キョン君、アレやろうよ。ねえってばぁ…」  
またか?もういいかげんにしなさい。俺は疲れているんだ  
「ええ!いやだ、いやだよ〜やるったらやるの〜っ」  
やれやれ、まったく仕方がないな…少しだけだぞ 俺は宿題やらなきゃならないからな  
「やったぁ〜!キョン君だ〜好き!てへっ☆」  
結局夜中までやるはめになった。宿題も後回しになったぜ…また先生に怒られるな…はぁ  
そして朝学校に行き疲れた体を授業中に睡眠で休めていた。  
眠気で授業等集中なんか出来るわけ無い  
ハルヒは何か言いたそうにしていたが、珍しく何も言ってはこなかった。  
放課後になり古泉とサッカーゲームをしている。まあ、いつもの事だ  
長門は本を読み、朝比奈さんはメイド服姿で俺達にお茶を入れてくれている。  
ハルヒはPCで何をしているか分からないが…まあ気にすることあるまい。  
「おや?いつもと違って貴男の攻撃には冴えがありませんねえ。」  
生憎寝不足でな…なあ古泉昨日妹に夜中まで付き合わされてな…お陰様で眠いんだよ。  
「そうですか…何をしたのですか?気になりますので、出来たら教えてくれませんか?」  
去年の夏休みお前達、俺の家来た時やった事あるだろ?アレだよ。俺と二人で遊んだろ?  
「アレですか?僕は好きですねえ。多分ですが長門さんも貴男としていた時楽しそうでしたよ。」  
するとハルヒはこっちを見てニヤニヤしながら話し掛けてきた。  
「ねえキョンアンタって、本当に馬鹿よねえ…妹ちゃんに甘過ぎるんじゃないの?」  
まったく大きなお世話だ…お前にはあの楽しさが分からないだろうな…  
しかし関係ないのに…お前はそう一々突っ掛かて来るのはどういう用件だよ…  
「べ、別に…アンタには興味無いし、それよりアレってなによ。さぁ、言いなさい!聞いてあげるわ」  
分かったよ。今から教えるからな耳をかっぽじって聞け!  
セクロスだよ。思わず声をあげてしまったよ。まったくお前には呆れてしまうぜ。  
ん?おい何だ?変な顔して、俺変な事言ったか?   
「キョン!今自分で何を言ったか理解している?していないなら、理解できるまで殴ってあげるわ!」  
待て待て、お前こそおかしいぞ。セクロスしたくらいで目くじらたてるのやめろ!  
確かに妹と夜中していたのは悪いが…疾しい事はしていない。なあ長門、朝比奈さん?  
「…………涼宮ハルヒ…………貴女もしたほうがいい。彼とのプレイは楽しい、私は心地いい…」  
「そ、そうですよ涼宮さん、キョン君上手なんですよ?頼れるっていうか安心できます。」  
ハルヒの怒りが頂点に近づいていくのが分かるが…セクロスやった事無いのか?  
ピロリロリーン!古泉の携帯が鳴る。また例の空間が発生しているのか。神様を不機嫌にさせてしまったようだな。  
「すみません。バイトが入りましたので。先に帰ります」  
古泉はゲームを片付けて部室を出ていった。俺もさっさと帰りたいぜ。  
おい頼むから機嫌を直してくれ。それともお前知らないのか?  
「あ、あ、当たり前でしょ!あ、あたし処女だし!キスも未体験だし…でもアンタには見損なったわ…」  
俺はお前の性体験なんか聞いていないが?涙目になってるし…  
「ヒック…キョン…何で…ヒック…うえ―ん馬鹿!このエロキョン!  
ロリキョン!アンタなんかだーい嫌いなんだから…」  
ホワ〜イ?話がおかしい。エロとかロリとかさっぱり分からん。ファミコン如きで言われたくなものだね。  
「………それにエロゲーでもない。あなたは勘違いしている…」  
「もしかして!あ、ご御免なさい。誰でも勘違いしますね」  
 
ファミコンゲームで怒るなよ。と考えていたらハルヒはワナワナ震えていた。  
体調が悪いのかとハルヒに近づいたら、おもいっきり顔面に蹴をくらった。 
お前パンツ丸見えだぞ…  
 
 

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