キョン、僕はね…きみが好きなんだ…恥ずかしいが昔なら絶対言わないよ。
「そうなのか?確かに俺も好きだよ…やっぱり生だよな佐々木。」
えっ生だって?だけど…キョン。初めてはやっぱり恐いし…君が望なら僕は…
「おい佐々木?生が嫌いなのか?まぁ確かに恐いときもあるからな…最近はそんな事件もないし大丈夫だよ。」
わ、分かったよ。なら僕は何も言わない…君に全てを任せるよ。今からシャワー浴びてくるから、よければ一緒に浴びるかい?
くっくっく
「ん?俺は用意しておくからさっさと浴びてこいよ。」
う、うんそれじゃお風呂借りるよ…とうとうキョンと一つになれる。
涼宮さんではなく僕と…体が熱い…夢にまで考えていたことが現実に
髪を洗いボディソープで全身をまめに洗わなければ…よし
歯磨きとアソコも綺麗にして…やだ…少し濡れてきたよ。深呼吸してスーハースーハー
これでいいかな?肌の匂いは…クンクン……ヨシ!大丈夫だ
香水は6番を使ってみようそれが一番無難だね。それにしても、うーむ髪は短いなぁ?
もう少し待ったほうが…いや駄目だ。
いつまで待っても鈍チンキョンは朴念人だし、まさかゴムが嫌いで生派だとは思わなかった。
髪型は一応ポニーにまとめてみたもののいかんせん短い。行為になったら邪魔になるから気にしなくていいかな?
下着は紫にするかな?大人っぽい方がいいよね?僕は、タオル一枚だけ巻いてキョンの部屋へ
そして階段に足を掛け進んでいく。
(これが大人の階段登る君はまだシンデレラさ)
というフレーズが今はよく似合う…ああ僕は幸せを噛み締めている。
コンコン
キョン入っていいかい?僕は準備出来ている。
「ああこっちもOKだ…いつでもいいぞ。」
僕は部屋に入ると…信じられなかった…自分の目を疑ったのだ。
テーブルに生卵が二つそしてご飯と海苔…味噌汁
「黄身が好きなんて佐々木正直驚いたぞ。でお前なんて格好してんだ?」
「しかし食中毒は大丈夫だ賞味期限はあと二日もつ…」