「あなたも任務でこの時代に来ているのでしたら、もっとこう、彼との付き合い方をですね」
「あ、大丈夫ですよ古泉くん。キョンくんとは上辺だけの付き合いですから」
「…………」
「あなたも任務でこの星に来ているのでしたら、もっとこう、彼との付き合い方をですね」
「くそったれ」
「……えっ?」
「彼が言っていた。くそったれと伝えろ、と」
「…………」
「ストレートに聞きます。涼宮さんは彼の事をどう思っているんですか?」
「奴隷だね」
「…………」
「って受け返しの答えが今読んでるマンガにね……ってあれ、古泉くん? どこ行ったのかしら?」
どうした古泉、そんな部屋のすみで枝なんか折りまくって。
「別に何も。僕なりのあなたへの皮肉ですよ」
……?