今日は妹と二人で映画を観ていたのだが、さすがの妹も怖かったらしい。
終始俺の腕を掴んでいた。そして、その夜―――。
「キョンくん、キョンくん。もう、寝ちゃった?」
ん、妹か?まだ、寝てないぞ。なんか用か?
「あ、あのね、さっきの映画が怖くて寝れなくてね、だからいっしょに寝てほしいの。」
はは、おまえも怖がりだな。しょうがないな、ほらこっちにこい。
「へへ、久しぶりにキョンくんと寝れる♪」
しょうがない奴だな、でも妹の意外な一面を見れて良しとするか。
■月☆日
ふふ、「妹の意外な一面をみせて、妹を認識させる」計画は成功。この調子で、どんどん
計画を進めるよ。そして、他の女の事を考えられないようにしちゃうんだから。