俺は今、危機的状況に陥っている。それは――-  
 
「ねー、ねー、キョンくん、そろそろ私とする気になったかな?」  
そう、俺は今妹に迫られている。―――ベットに縛られた上で。しかも―――  
「そ、そうですよ。お、お兄さん、人間諦めがかんじんだとおもいます。」  
ミヨキチにも迫られている。どうすればいいんだ、俺は。助けて長門っち。  
「あー、また女のこと考えているでしょう?だから、きょうこうしゅだんにでたんだよ、キョンくん。」  
わざわざ、難しい言葉使わなくてもいいぞマイシスターよ。て、それはどういうことだ?  
「だって、キョンくん、鈍感なんだもん。だから、キョンくんにも気づいてもらうと思って、みよちゃんとそうだんしたの。」  
ミヨキチと……?て、ミヨキチもなんでこんなことに乗ったんっだ?  
「や、やっぱり気づいてないんですね。お、お兄さんはもう少し女心を理解したほうがいいと思います。」  
それってどういう意味なんだミヨキチ?  
「わ、私も妹ちゃんもおにいさんことがす、好きということです。もちろん、LOVEのほうですよ。」  
な、なんだってー(AA略 でも、妹は妹だし、ミヨキチは年の差があ「そんなの関係ないよ」え?  
「そんなの関係ないって言っているの、キョンくん。好きなものは好きなんだからしょうがないんだよ。」  
そ、そんなことは言われても……  
「と、ところで、お兄さん。」  
なんだミヨキチ?  
「か、体の調子はどうですか?」  
え?体の調子?あれ、そういえばだんだんと意識がなく……  
「大丈夫。私とみよちゃんで気持ちよくしてあげるからね☆」  
「よ、よろしくお願いします。」  
その言葉を聞いて、俺の意識は途絶えた。  
 
ピチャピチャ…  
ん………音がする。何していたんだぁ?俺?記憶を辿っていく。  
ピチャ…ピチャ  
確かミヨキチと妹達に迫られて…今一記憶が混乱している。  
ん…んうん…  
何だ変な呻き声まで、今俺は何をされている?落ち着け俺…体が自由がきかない…  
『ねぇねぇそろそろ頃合いだよ』  
「お兄さん怒らないでしょうか?」  
ん…んピチャッ   
『大丈夫だよ!そんな事で怒るキョン君じゃないよ?」  
 

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