ある日俺がいつものように部室へ行くと、部屋の中からハルヒの声が聞こえてきた  
「ちょ、ちょっと、ユキあなた何してるのよ!あっ、みくるまで、離しなさい!」  
俺はいつもと違うその様子にドアノブに手をかけたまま息を潜めた  
「ひゃっ!ちょっと長門どこに足を!?」  
中で何が行われているのか俺にはさっぱり分らなかった  
しかしまた着替え中にでも入ってしまったら何をされるかわかってもんでない  
そうこう俺が悩んでいると・・・・  
「なにする気、や、やめ、ひやあああああっ!」  
「お、おいどうした!?」  
俺がハルヒの悲鳴にびっくりして急いで部屋に入るとそこには・・・・  
朝比奈さんに両腕をつかまれ、長門に両足をつかまれているハルヒの姿が  
それだけではない、長門の片足はハルヒのスカートの中へと差し込まれ、  
どうやら小刻みに振動をしているようだ  
「やあキョンさん、いいところへ来ました」  
古泉はいつもと変わらない余裕の表情で言った  
「これは一体、何をしているんだ・・・・」  
ハルヒはどうにかその振動から逃れようと必死で身体をくねらせている  
「見て分りませんか、電気あんまです」  
「それは分かる!どうしてこんなことしているかってことだよ」  
「もちろん涼宮さんに喜んでもらうためです」  
「んんあああっ!ひぅっ!や、やめなさい、団長命令よ、あうっ!」  
ハルヒは眉間にシワを寄せ、必死に叫んでいる  
 
「あまり喜んでいるようには見えんがな」  
「いいえ、いま閉鎖空間は発生していません。つまり潜在的には喜んでいるということです  
 まあ何と言っても電気あんまをしているのが長門さんというのもありますがね」  
「なるほど、・・・・だ、そうだハルヒ、存分に楽しめ。・・・・あと顔が近い!」  
「な、なにわけの分からないこと言っているの、いいから助けなさ、はうっ!」  
相変わらず長門は人間業ではない振動をハルヒの股間へと送り続けている  
「あの〜、私はこのままでよろしいのでしょうか?」  
申し訳なさそうにハルヒを押さえつけている朝比奈さんが俺に聞いた  
「そうですねー、日頃の恨みもあるでしょうし、さらに脇をくすぐってあげてください」  
「あ、は、はい」  
朝比奈さんが恐る恐るハルヒの脇の下へとその華奢な指を伸ばしていった  
「やぁっ、待って、お願いみくるちゃ、ひんっ!!」  
制服の薄い生地の上を触れるか触れないかの圧力で十本の指が這い回った  
下半身に加えられる強烈で完璧な振動だけでなく、上半身に優しく稚拙な愛撫が加わった  
これにはさすがのハルヒもすっかり参ってしまったようだ  
「や、やあぁぁぁ助けて、キョン〜、ひいぃぃぃん」  
いつもはわがままで強気なハルヒがすっかり弱音を吐いている  
しかしその苦しそうな顔、荒くついている息、ヒクヒクと跳ねる身体、そこにはどこか悦びを感じ取れた  
だが念のため聞いてみた  
「なあ長門、大丈夫なのか?」  
「涼宮ハルヒの身体を分析して最善の電気あんまをしている、問題ない。  
 その気になればいつでも逝かせられる」  
「ああ、そうですか」  
 
最善の電気あんまか  
俺はそれがどんなものかどうしても見たくなってしまった  
そこでハルヒの股間と長門の足先を隠しているスカートに手をかけた  
「なっ!キョン、やめっぁああっ!イヤ、みないでぇー!」  
チュクチュクチュクチュク  
そこには粘性のある液体により濡れ変色した長門のソックスとハルヒのショーツがあった  
そしてその長門の足は器用に蠢き回りハルヒの急所を的確に捉えていた  
見ているだけで足をつりそうだな、俺はそう思った  
ふと、長門の足が止まった  
「ん、どうした?足がつりそうなのか」  
「・・・・許可を」  
「え?」  
「このパンツを脱がす許可を」  
なんとまだやる気ですか、しかも生で、しかし  
「よし、やってやれ」  
すると長門は素早くその最後の砦を取り払うと再び自分の足をハルヒの股間へとセットした  
「やだ、キョン、見ないでぇっ!」  
「いや、なかなかどうして綺麗だと思うぞ」  
俺がそう言うとハルヒは耳まで真っ赤に染めて、恥ずかしさからか目をギュッと閉じた  
 
「いく」  
長門の短い宣言のあと、電気あんまは再開された  
守るもののなくなった少女のあそこを長門の足が容赦なく襲う  
「ああっ、あっ、あっ、あああああああーーーーーー!」  
それと同時に朝比奈さんのくすぐりも再開され、ハルヒの身体が反り返り部室にかん高い声がこだました  
当然ハルヒはすぐに逝ってしまいそうになるが、長門がそこでうまい具合に力を抜きそれをさせない  
しばらく生き地獄が続いた  
「ひああああわ、私が悪かったわよー、だからもう許してぇーー」  
「ハルヒー、これはお前のため(全人類のためでもあるが)を思ってやっていることなんだぞ  
 わがまま言わず甘んじて受けなさい。それに本当はお前だって気持ちいいんだろ?」  
「そんなわけ、ないでしょ、ふううっあうっそこは、やっ!あはははは」  
ハルヒはとっくの昔に限界を迎えているはずだ  
額には脂汗をみじませ、  
朝比奈さんがくすぐっているところには制服が肌に張り付いているところもあった  
長門の電気あんまも今は手加減をしているのか優しくなでるようなものになっていた  
しかしハルヒの割れ目からは先ほどから止めども無く液体が染み出して来ている  
「なあハルヒ、もうそろそろイキたいんじゃないのか?  
 イカせてくださいってお願いすればイカせてやるぞ」  
「誰がそんなっ!ううっ」  
ハルヒは恨めしそうな目で俺の方を見てきた  
「ふふん、いつまでそんなやせ我慢が続くかな?早く言った方が楽になると思うぜ」  
「んっくあ、あとで、おぼえてなさいよ、あひっ!」  
「そんなに汁を垂らしながら言っても迫力出ないぞ、身体もプルプル震えているし、時間の問題だ」  
「ああ〜っ、あんん、・・・んふ、んんっああああん!」  
 
強情なやつだ、だがさすがにこれ以上は可哀想か  
「長門」  
俺が名前を呼ぶと、長門は小さくコクッと頷いた  
そして再び全力での電気あんまを開始する  
グチュグチュグチュヌチヌチャクチッ  
今までで一番強い振動が送り込まれる  
「ひやああああっっあっああひっ!」  
ピチャピチャと飛沫があがる  
俺はハルヒのイキ顔をしっかり目に焼き付けようと腕組みしながら凝視していた  
「んんあっはぅ!やだ・・・絶対にやだぁっ!」  
中々粘るやつだ  
だがもう数十秒も持たないだろう  
「ああ・・・いやぁ・・・やめ、てぇ・・ぅあああうっ!・・うう・・・」  
まだ粘るか  
この期に及んでもまだ拒否するとは、凄い精神力だ  
もうハルヒの顔には快感と疲れからか悲壮感まで漂っていた  
うつろな目で必死に最後の一線を守ろうとしている  
一体何がそこまでさせるのか、だが  
「・・・・終わり」  
長門が小さくそう言うと  
「あひっ、あっあっああぅっああああっキョン、キョンーーー!」  
こうしてとうとうハルヒは俺の名を呼びながら果てた  
 
気をやっているハルヒを古泉が抱えて部室を出て行った、保健室にでも連れて行ったのだろう  
床に生々しく残る水溜りは朝比奈さんが拭いている  
長門も淡々と濡れたソックスを処理している  
俺が一人手持ち無沙汰でいると長門が話しかけてきた  
「話がある」  
「ん?」  
「涼宮ハルヒはあなたに電気あんまをして欲しいと思ってる」  
「へ?」  
「涼宮さんが最後まで気を許さなかった理由、それはあなた以外の人ではイキたくなかったから」  
いつの間にか帰ってきていた古泉が言葉を継いだ  
「わ、わたしもそう思います」  
朝比奈さんまで何を言い出すんだ  
「現に閉鎖空間の発生も確認されました、これは早急に手を打たなければなりません」  
「あなたに電気あんまの練習をしてもらいたい」  
俺がハルヒに電気あんまをして喜ばせろと?  
「いや、そうは言っても俺には長門以上のテクニックなんて無いぜ  
 それに練習といっても一体どうやって?」  
「電気あんまは奥が深い、訓練して極めれば私以上になれる  
 だから私を使って電気あんまの練習をして欲しい」  
「俺が、お前に電気あんまを?」  
「あの、私も手伝います、その、電気あんまの練習・・・・」  
「朝比奈さん、いいんですか」  
「それなら私も」  
「失せろ」  
 
こうして俺は毎日放課後電気あんまの練習に明け暮れることとなった  
そしてしばらくすると俺の腕(足だが)は格段に上達した  
今では朝比奈さんから禁則事項を聞き出すこともあの長門を失禁させることもできる  
そして・・・・  
 
「なあ、ハルヒ」  
「なによ」  
相変わらずつっけんどんなやつだ、だがそう来なくては  
「実は俺、電気あんまフェチだったんだ」  
「えっ!ちょっ、あっ・・・」  
 
完  
 

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