今日は涼宮さんに聞かなきゃならない事があるのね。  
一人でいる時を見計らって…ってそんな事滅多に無いから苦労したのね。  
「ねえ涼宮さん。SOS団って可愛い女の子多いけど、団員同士で付き合ってたりとかは無いの?」  
「へっ?ああ、そんな関係が皆無なのは私が保証してもいいわ!何せ団員の事は何でもまるっとお見通しで知らない事無しの団長、それが私だから!ついでにその女の子達はこの私が選び抜いた団員なのよ!由希もみくるちゃんもすっごい可愛いでしょ!」  
 
すごい頼もしいのね。やっぱり涼宮さんに聞くのが一番だったみたい。  
あと可愛い女の子ってのには涼宮さんも入ってんだけど…まあいいのね。  
「それなら単刀直入に聞いちゃうのね。SOS団の小泉君って付き合ってる人いるのかしら?」  
「小泉君?さぁどうだろ?彼バイトしてるし、バイト先とかで何してるかは知らないわね。」  
 
えっと…知らない事あるのね…  
「でも何で?まさか阪中さん(ニヤ」  
「あっ、違うのね。友達に頼まれちゃって///」  
「ふ〜ん。ま、直接小泉君に聞いてもらうしか無いわね。いくらSOS団の仲間だからってそんなプライバシーにまで干渉するつもりは無いの。悪いけど。」  
 
そっか。意外と割り切った部活(?)だったんだ。なんかSOS団ってかっこいいのね。  
「いやいやいいのね。じゃあキョン君についても聞くのも止めとくのね。」  
「ちょっとそれ誰に頼まれたの阪中!言っとくけど恋愛は団則で禁止されてるの。ちなみに違反者は死刑よ!だいたいキョンに彼女なんている訳ないのは疑いようも無い確定事項だわ!  
でもその女にこの事を知られる訳にはいかないわよ阪中!じゃないと特命捜査官兼最高裁判事兼死刑執行人のこの私がサーチアンドデストロイで惨劇の歴史を後世に残すことになってしまうわ!」  
 
じょ、冗談なのね…  
 

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