「お前に聞きたいことがある。」
そう。これだけは確認しておきたかった。
「・・・・なんだ?」
あまりやる気なさそうに藤原は返事をする。
「お前も、やっぱりコスプレ係なのか? ナースとかメイドとか。」
「―――は?」
面食らう藤原。
「ふーん。あまり僕の趣味じゃないけど面白そうだね。」
「なに?」
と佐々木。
「あ、それいいかも。」
「なんだと?」
橘も後に続く。
「―――衣装は 私が用意する――ー」
「えーーー!?」
九曜までが賛成した。
俺のつまらん質問の所為で本当に佐々木の団の朝比奈さんになったか。
しかしこれは未来人の宿命なのかもしれない。
「つーか俺は見たくないぞ。そんなもん。」