「キョン…。まえにお前に聞かれたときはつい否定しちまったが、実は俺……超能力者なんだ!!」
な、なんだってー。おいハルヒちょっとこい!谷口がすごいこと言ってるぞ!
「なによ、もう。え?あんたが超能力者?………本当なの、それ。」
谷口は当たり前だと言わんばかりに胸をそった。
「キョン!!これはすごい発見よ!!一見ただのアホな高校生がエスパーだったなんて!なんで今まで気づかなかったのかしら、もう!」
おいおいハルヒ……そんなわけないだろうと言おうとした時谷口が、
「はっはっはぁーっ引っかかったな!俺がエスパーなわけないだろう!今日はエイプリルフールだから嘘をついてもいいんだ!ついでにアホは余計だ!」
「…なにいってるのアンタ。今日はもう三日よ?………このあたしを騙すなんて…」
どうやら谷口はハルヒの逆鱗に触れてしまったようだ。にげろ!谷口!
「……え?そんなまさか、……あ…wawawa忘れ…」
た に ぐ ち は く だ け ち っ た !
「………面白い人」
いつからいたんだ、長門。