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弱々しげな頬がますます赤くなっていく。  
本心を言うと、そんな長門は、ちょっと――いや、かなり可愛かった。  
俺は、無意識に長門の頬に触れていた。「ひっ…」と長門が身を竦める。  
「すっ…すまん長門、なんというか無意識の内に触ってた…すまん悪気はなかったんだ」長門が叫ばなかったのが幸いである。  
「いい…少し驚いただけだから…」  
ふぅー…良かった、長門は俺に怒ってはないみたいだ。  
「あなたは…あの…」長門が頬をますます赤く染めて聞いてくる  
「あなたは、私の事どう思っている?」  
えっ…俺の中で時計が止まった。長門はいま何といった?私の事どう思っている?えーとそれはつまり…  
「好き?嫌い?」  
 

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