「うらやましい?あんたもやってあげようか?」
あぁそりゃもううらやま…
「でしたら僕とおしくら…とうぅるるるるるる!!」
「うおっ!どうした古泉!」
「すいません。どうやら電話のようです。」
「どっ(ぴお)……」
「でも上の人達は頭がかたいの。でも現場じゃ待ってくれない。
そうなったらもう現場の独断で動いても問題ないよね?」
一体全体何の話だ?俺を無視して笑顔のまんま朝倉は喋り続ける。
「だからね、」
そう言って朝倉は一呼吸置き、
「事件は現場で起きてるの!統合思念体の母体で起こってるんじゃないの!」
で、ドアが壁になったりイスが投げても有り得ない方向にしか飛ばなかったり、
動けなくなったりした後、天井がいきなり崩れて、長門が落ちてきた。
ナイスな角度でパンツ見えねぇな…とかアホみたいな事を考えてると少し困った顔で、
朝倉がいきなり叫んだ。
「1年5組封鎖できません!」
3秒ほど沈黙の妖精が飛び回ったところで、長門達はは思い出したかのように闘い始め、
朝倉は砂になった。
そして長門が手を耳元に持ってきてぽつりと言った。
「和久さん…仲間が撃たれた…」
いや、やったのはお前だろ。