翌日、俺が部室に行くと、  
事態はすでに取り返しのつかないところまで進行していた。  
 
「んふぁ……んあっ! もう許してくださいぃ……」  
朝比奈さんが、俺の天使の朝比奈さんが、  
懐かしいバニーの姿で白濁液にまみれていらっしゃった。  
「なにやってんだよ!」  
思わず、声を荒げた俺の横に、いつのまにか小柄な宇宙人がいる。  
「欲求不満は解消すればいい」  
その言葉に、ふと視線を部室の奥に向けると、  
机の上に腰かけ、まくりあげたスカートの下、  
妙に可愛い下着の中に指をつっこんで上下させているハルヒが目に入った。  
「おい!」  
ハルヒに直接掛け合おうとした途端、  
長門に制服の裾をつかまれた。  
「解消しないと、終わらない」  
ハアハアと息を荒くして、  
ハルヒは目の前で陵辱の限りをつくされる朝比奈さんを見ている。  
なるべく穏当な言葉を選んできたが、  
陵辱の限りという言葉でも、もう言い尽くせないだろう。  
朝比奈さんは、肉便器と化していた。  
 
「SOS団主催の第一回みくるちゃん陵辱ショーよ!」  
ハルヒの声が高らかに響く。  
改めて朝比奈さんに目をやった瞬間、  
俺の理性はどっかネジが飛んだと思う。  
それくらい、朝比奈さんの姿はエロかった。  
「キョン、おまえもやるか?」  
掃除の時間にいないと思ったら、  
谷口が剥き出しの勃起したチンコで、  
朝比奈さんの白い頬を嬲っている。  
朝比奈の顔はすでに精液にまみれ、  
唇の端からもザーメンが糸を引いている。  
「俺は、この網タイツに包まれた太股に、  
チンポをこすりつけてみたかったんだよ!」  
マニアックな欲望を口走りながら、  
朝比奈さんの太股に勃起したチンコをすりつけている奴がいる。  
「朝比奈さん、こっち向いて。  
さっき口に出したザーメンまだ飲んじゃダメだからね。  
口から手にザーメン出してみて。それでもっかい舐めて」  
カメラを構え、朝比奈さんの呆けたような顔に向かって  
何度もシャッターを切っている奴がいる。  
「ふぁ……んぅ……あ、もう立てないぃ……」  
床に座り込んでいた朝比奈さんを、古泉が無理矢理に引き起こす。  
一瞬、殴りたくなった。  
「始まったばっかりですよ、朝比奈さん」  
朝比奈さんのバニースーツの胸は下に押し下げられ、  
横から無理矢理ねじ込んだチンコのために下は破れかけ、  
さらにどろどろの精液を塗りたくられて、  
ほとんど服の体をなしていない。  
 
「ほら、ちゃんと皆さんに、ご挨拶しないといけませんよ」  
古泉の言葉に、  
朝比奈さんは弱々しく上目遣いで俺たちを見る。  
「あ、あの……朝比奈みくるです。今日は肉便器です。  
口と、おまんこと、お尻で、ご奉仕します。  
なんでもお申し付け下さい」  
涙に潤んだ目を羞じらいで伏せ、  
朝比奈さんはたどたどしく言う。  
「俺は朝比奈さんの乳首弄りオナニーが見たいな」  
口火を切ったのは谷口だった。  
「俺はその柔らか巨乳でパイズリされてえ」  
「フェラで三分以内に発射させられなかったら、中出し」  
「中出しいいよな。前も後ろもたっぷり中出ししたいよ」  
「肉便器なんだから、中出しさせるよな?」  
「俺は破れかけた網タイツにチンポこすりつけて射精したい」  
「二本同時にくわえてるとこ見たい」  
「つーか、二穴挿しだろ?」  
それぞれが勝手な欲望を吐き出しながら、  
朝比奈さんに近づく。  
俺は、固まって動くことができなかった。  
いや、俺も欲情していた。だから、動けなかった。  
「そんな、全部いっぺんにはできませんよぉ……」  
涙目で言う朝比奈さんを、谷口が膝立ちにさせる。  
「ほら、エロ乳首弄れよ。もう勃ってんじゃないか」  
いつもの情けない谷口からは想像もつかない、S口調。  
俺もあれをマスターせねば。  
長門に「言葉責めはいい」と言われたのはけっこうショックだった。  
いや、それは今はどうでもいい。  
ともかく、朝比奈さんはその白い指先で、  
白い胸の先端にある、ベビーピンクの乳首を摘んで、  
自分でクリクリと弄くりだした。すぐに息が荒くなる。  
胸がでかい人は、乳首が弱いって噂、ホントなんだろうか。  
 
「あ……んぅ……ん……」  
小さな声をあげる朝比奈さんの頬を、  
谷口はチンコでぺしぺしと叩く。  
「あ……やぁ……おちんちんで顔嬲るのやめてぇ……ん!」  
言葉とは裏腹に、朝比奈さんは明らかに興奮している。  
顔をチンコで嬲られて興奮している。  
なんてことだ、朝比奈さんは変態だったのだ。  
じゃあ、俺も遠慮することはない。というか、遠慮する方が失礼だ。  
「キョンくん……」  
朝比奈さんの声に、  
俺も制服のズボンのジッパーを降ろそうとする。  
「ダメ」  
長門に止められた。  
「今日のあなたは、彼女専用」  
言われて見ると、ハルヒは大きく股を開き、  
邪魔な下着をずり下げて、  
ぐちゅぐちゅと音を立てながら、  
自分のまんこを激しくかき回している。  
「すごい。こんないっぱいに犯されてるみくるちゃんを、  
バカキョンは助けないんだ」  
どういう妄想をしているんだ。  
今、おまえの頭の中で進行しているシチュエーションを俺に教えてくれ。  
「今はまだ、だめ」  
言い寄ろうとした俺を、長門が止める。  
「ふぁあっ! ひゃくっん!」  
朝比奈さんの声がいきなり高くなったと思ったら、  
後ろに回った男が朝比奈さんの腰を掴んで  
無造作に硬くなったチンコをアナルに押し込もうとしている。  
「いきなりは無理だろ!」  
思わず言った言葉に、古泉が首を横に振る。  
「今日の朝比奈さんは肉便器なんですよ。  
無理など、とんでもありません」  
見る見るうちに、  
朝比奈さんの小さな尻穴がチンコで拡げられ、  
めりめりと犯されていく。  
「やあああっ! 中! 中がめくれちゃう! 拡がっちゃう!」  
「スゲエなあ、朝比奈さん。アナルのが反応いいぜ」  
下卑た声に、朝比奈さんは、ゆるゆると首を横に振る。  
 
「待てよ、今、前にも挿れるから」  
前に回っていた谷口とアナルを犯している奴が、  
朝比奈さんの体を一緒に持ち上げる。  
駅弁だっけ? そんな名前の体位に近い。  
あれ、現実で出来るとは思わなかった。  
「朝比奈さん、今、どこになにが挿っていて、  
今からどこになにが挿りますか?」  
「い、今、みくるの尻穴におちんちんが入っていてっ!」  
答える朝比奈さんの顔は苦痛と快感に、蕩けていた。  
「これから、みくるのおまんこに、おちんちんが入ってきますっ!」  
大きく喘ぎながら、それでも朝比奈さんはちゃんと答える。  
「そうすると、朝比奈さんはどうなるの?」  
谷口はさらに問いつめ、  
膣穴の入り口に押し当てたチンコをじらすようにこすりつける。  
「あっ! あ……! 挿れて!  
挿れてください。おちんちんがまんこに欲しいのっ!」  
「それじゃダメだよ。チンコ挿れたら、どうなるの?」  
谷口は、執拗に問いつめる。  
「みくる、両方の穴にいっぺんに挿れられたら、  
頭真っ白になって、イキまくって、  
それでも止まらなくて……やっ!   
あぅ……イク! イッちゃう! お尻でイッちゃう!」  
しびれを切らした背後の男が、  
何度も荒く朝比奈さんの体を突き上げる。  
「しょうがないなあ。  
こっち、もうおもらしみたいで、  
穴ふさがないと床どろどろになっちゃうよ」  
薄ら笑いを浮かべながら、  
谷口はようやく朝比奈さんの中へと、  
いきり立ったチンコを挿入した。  
 
「ひゃああっん! きもちいいっ! きもちいいいよおっ!」  
呆けた言葉を口にしながら、  
朝比奈さんはむちゃくちゃに腰を振る。  
「とまんないっ! 腰、とまんないのぉ!  
イキっぱなしなのにっ!」  
「これじゃあ、くわえるの無理だなあ。  
食いちぎられちゃいそう」  
フェラを希望していた奴が、  
仕方なさそうに朝比奈さんの胸をひしゃげるほど握る。  
「ほらほら、イッちゃえよ。  
何回イクか数えててやるから」  
乳首を乱暴な仕草でいじりながら、そいつが言う。  
「イク時はちゃんとイクって言えよ?」  
谷口は挿入してからも声が冷静だ。見習わねば。。  
「イキます! みくる、イキます! イキっぱなしなの!」  
ぐちゅぬちゅと粘液のたてる音と、  
朝比奈さんの悲鳴のような喘ぎ声が教室に響く。  
「うわ、イキ過ぎて締め付けてくる!」  
急にアナルに挿入していた男が、荒く息をつく。  
「じゃあ、そろそろフィニッシュしますか」  
谷口も息が荒い。  
「ああんっ! 中はダメです!  
中は! 妊娠しちゃいます!」  
「肉便器はそんなこと言う権利はありませんよ」  
 古泉がにこやかに言う。  
ああ、そうだ。この朝比奈さんは、まさに肉便器だ。  
中出しを拒否する権利なんてない。  
「ふあ……んんんっ!」  
背後の男の表情が一瞬険しくなり、  
すぐにだらしなく弛緩する。射精したんだ。  
朝比奈さんのアナルにたっぷりと。  
「こっちも出る!」  
谷口が思いきり朝比奈さんを突き上げる。  
「やああっ! 妊娠しちゃう!  
ああ……ふぁ……んんんっ!」  
中出しされた精液の勢いに、  
またイキながら、朝比奈さんが高い声をあげる。  
「ひゃあん!」  
ひときわ高い声があがったと思うと、  
谷口のズボンを黄色い液体が一気に染め上げる。  
「ああー、お漏らししちゃいましたね」  
「しょうがねえなあ、肉便器は」  
申し訳なさそうな古泉に、  
谷口は対して嫌でもなさそうに軽く手を振る。  
「お仕置きしたいけど、今日はもう使い物になんねえなあ」  
床にへたりこんで放心状態の朝比奈さんを見下ろし、  
谷口は言う。  
朝比奈さんの周囲に急速に水たまりが広がっていく。  
「あ、あ……ふぁ……」  
なにか言おうとして言葉にならず、  
朝比奈さんはまだ湯気を立てている水たまりの中に突っ伏した。  
 

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