あの狂想曲のような三年前の七夕、今話してる俺は  
本来ならば、首尾良く朝比奈さんを背負って東中に行き、  
ハルヒの落書きを手伝い、三年寝太郎になるはずだった。  
ところが違う時間平面ではこの直前にとんでもないことをやらかした、  
馬鹿が二人いたそうだ。  
誰かって?俺とハルヒだそうだ。  
忠告しとくがあくまで俺じゃないからな?  
 
「そっちは誰?」  
「俺の姉ちゃんだ。今寝てるとこだ。」  
そう。ここまではあってるんだ。  
なんとここでアイツは近づいてきた。  
「結構ロリ顔で巨乳ね。…しかもあんたと全然顔が似てないわね」  
「よくわかったな。この人はさっき俺がナンパしてきた人なんだ。  
急に眠りだしたから困ってるんだ。」  
…あー…えー…とりあえずこのド低脳は何をほざいてるんだ?俺だが。  
「そう。なら鍵はあるから体育倉庫でイイことしましょうよ」  
またコイツもコイツで何言ってんだ?  
ひとしきり悩んだ末、このド低脳もとい俺は  
犯罪に踏み切った。  
「そうだな。じゃあお前もいっしょにやろうぜ。」  
 
 
長門が見せてくれた映像はそこで終わりだった。  
「これのせいでこの世界は消滅した」  
スマン。落ちが入らんかった  
 

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