ある日、鶴屋さんが俺に言った。
「おおーい、キョンくんっ!とーっても良いニュースと、めがっさ悪いニュースがあるっさ!!」
どっちから聞くにょろ?と言って、豪快に笑う鶴屋さん。俺は良いニュースから頼んだ。
「みくるが、キョンくんとお付き合いしたいって、さっきあたしに打ち明けたにょろ!!いやー、キョンくん、果報者だねっ!」
ああ、これ以上に嬉しいニュースがあろうか?いや、ないだろう。間違いない。
「……はっ、ところで、悪いニュースってなんです?」
鶴屋さんは溜息をつくと、ポンと俺の肩に手を置いた。
「それを聞いたハルにゃんと有希っ子が、さっきからナイフを持ってキミを探してるにょろ」